志場喜徳郎の発言 (大蔵委員会税制に関する小委員会)
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○志場説明員 なかなかむずかしい問題でございまして、私は現在程度の青色申告の取り消し件数に、引き続きそうなるであろうというふうには必ずしも思っておりません。考え方といたしまいしては、今回の改正の機会ありまして、税法本来のと申しますか、青色申告を育成するということの考え方として、あるいは税法上の問題として、することができるようになるだろうということを申し上げたのでありまして、その結果がどうなりますか、これはまたその解釈なり考え方とは別個の問題であろう、こう思ったのであります。ただ私どもの方は、中小法人について帳簿記帳が、専門的な立場から見て必ずしも十分に行われるということは期待できないという事情ももちろん承知しておるわけであります。さような意味におきまして、一々取り消しにすぐ結びつけるということは毛頭考えておりません。できるだけその誤まりを是正していかせるということで済むことは当然でありまするが、ただしかし、実質的に悪意を持ちまして、相当程度の金額なり割合に達するような脱漏をはかっておるというものにつきましては、私は、今後は負担の面ということを考えないで、これはいかにも不公平じゃないか、ほっておけないという程度の判断のものについて、厳正な取り消しが行われ得る基盤ができた、こういうふうに申し上げておる次第であります。