小滝彬の発言 (内閣委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(小滝彬君) 私から答弁をしろということでございまするから、私の知っておることを申し上げます。
 元来、こういう処分はすべて長官が責任を持ってやるべき制度にはなっておりません。事件によりまして、階級に応じてそれぞれその処分をいたし得ることになっておりまするけれども、これだけ世間をお騒がせしたし、重大視されていることでありまするから、この処分は私として責任を持ってやったというふうに御了解願いたいと思います。ただしこの処分に当りましては、陸上幕僚長の方からも、陸上の幹部の方の意見をまとめてまず出してもらって、局内であと参事官を集めまして、庁議を数回にわたりまして開いて、そしてこれを決定したのであります。その際陸上幕僚幹部内において、あるいはかっての軍人であった人とか、そしてそうでない人との間にあるいは意見の違った点があったかもしれません、併しながらこれは、ただかつ軍人だったからというようなこととか、あるいはかつて文官出身であったからということではなくして、見る角度から、重点の置きどころのいかんによって違うことがあり得るものであります。違うところがあればこそ会議をして、最も公正なところに持っていくというのが、責任ある者の当然とるべき措置であろうと思いまするので、私の受けました印象からいたしまするならば、特にこれは制服だから軽くしろとか、あるいは文官であるから重くしようとしたというような感じは、やり方は全然なかったものと了解いたしまするし、私がまたそういう制服の人、あるいは文官の人を集めまして、私の部屋で協議いたしましたときにも、そういう出身の違いによっての見解の相違などというものは絶対になくして、いろいろな角度から皆が真剣に検討してくれましたので、私はその結果につきましては、私自身が責任を持つつもりでありまするが、その経過においては今御指摘のような事実はなかったことを申し上げておきたいと存じます。

発言情報

speech_id: 102614889X00919570315_009

発言者: 小滝彬

speaker_id: 2519

日付: 1957-03-15

院: 参議院

会議名: 内閣委員会