小滝彬の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(小滝彬君) 実は、私も就任早々でありましたが、この一ヵ月間にいろいろと各地の部隊の様子も聞いておるのでありますが、これまでのところ競争の形でやったのは第三管区だけのようであります。基本的な指示に従いまして、そうしてそういう形式等はまあ部隊で考えるというようになっておりまする、競争の場合はどうしなければならぬという相当詳細な訓令も出しております。が、少くともこういう非常に長い距離のものをあのような格好で競争させるということは、どうも私のまことに乏しい知識でありまするが、いろいろ調べたところでは弊害を生ずるんじゃないかと思います。ことにこの前の行進については規律とかあるいは速力とか、いろいろ採点の方法もありまするけれども、かりにこういう競争をまあこれは距離についても考慮すべきところがあるでしょうが、かりにやるということになれば、もっと規律というところに重点を置くべきであって、規律も一点、速力も一点ということになれば、あるいは速力を非常に重要視するとか、落伍者の数が多いのは減点になるとすれば、無理をしてでも落伍させないようにするという弊害も生じて参りますので、今御指摘の点は、まさしく私の頭の中で考えておる問題でございまするので、田畑さんの趣旨も大体私もわかるのでありまして、これはもう少し方法を変えなければならぬというので、せっかくその方向に考慮を進めております。