高田なほ子の発言 (法務委員会)

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○高田なほ子君 考査委員会の運用についてもう一つ尋ねておきたいのですが、今度の試験法の改正によると、かなり基礎的な教養の方面というものも重視されておるようですし、御承知のように、社会科学の分野もここに入ってくると思う。社会政策の試験なんか本あるようですが、どうも最近の——これは一般の事件の問題にも関連することでありまするが、この考査委員の考え方によって、非常にイデオロギー的に左右されるような傾向なきにしもあらず。聞くところによると、今日までの考査委員会の中には、かなり進歩的な学者なんかが排除されてきたようにも私は聞いている。これでは、本来の意味の進歩的な裁判官を養成するという考え方とはマッチしてこないので、やはり裁判官の感覚も、時代的に新しい感覚を持つたものでなければ、私はよい裁判官とは言えないのじゃないかと思います。カビのはえたような、旧態依然とした、旧道徳に縛られながらものを見るというのではなくて、やはり新しい社会の進歩に伴う進歩した考査委員というものも中に入れられて、新しい意味の裁判官の養成ということに力を注がれることがいいのではないかというように考えられますが、もちろん、そういうふうに御考慮になっているとは思いまするけれども、今後ともそういう点について努力されるというお考えはお持ちでございましょうか。

発言情報

speech_id: 103115206X00319581218_024

発言者: 高田なほ子

speaker_id: 5350

日付: 1958-12-18

院: 参議院

会議名: 法務委員会