高田なほ子の発言 (法務委員会)
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○高田なほ子君 そういう趣旨で運用されるということは当然なことで、御答弁を待つまでもないわけでありますが、この資料を拝見しますと、司法試験考査委員一覧表の中には、昭和二十七年から三十三年にかけて特定な大学、たとえば防衛大学ですね、これはやはり一つの特定な方式を持つ私どもは大学のように考えられているわけなんですね。そういう方々が継続して、人文科学の面に大きな比重をもって、二十七年以降三十三年までこれを継続していられるということは、やはり一つの偏向性を持つのではないかという危惧を持たざるを得ない。従って、私は前段のような質問を申し上げておるわけです。この方が不適任だというのじゃないのですよ。そういう意味で申し上げているのではない。しかし、あまりにも偏しているのではないかということが一つ。もう一つは、司法修習生の研修所の講師の問題になるのですが、これは相当配慮されているんだろうと思いますが、巷間聞くところによると、官学と私学のやはり差別待遇というのは、何も法曹界だけにあるのじゃなくて、やはり一般の社会の中にも、官学尊重ということは今日なおもってあるわけなんです。また、官学が尊重される理由もまたあるかもわかりませんが、やはり司法研修所の教官の方々の出身学校を拝見いたしますと、がぜん東大が多いわけです。言うなれば、東大閥でなければ出世の道はないということになれば、やはり試験の方法を幾ら変えたって、こういうような底に横たわる風習というものも逐次是正するということにならなければ、進歩を求めることはできないのじゃないかというような気もするのです。実状については、私は全くしろうとでわかりません。ただ資料を拝見してそういうことを思うことと、また現場の方から、官学と私学との問題について、たびたび私どもしろうとの耳にも入れられる機会も実はあるので、こういう質問をしているわけなんですがね。