木村禧八郎の発言 (大蔵委員会)
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○木村禧八郎君 まあいろいろ対策について伺いましたけれども、とても、まあ今の伺ったような対策では、実際問題としては需給関係はなかなか調整できない。大蔵省の資料によりましても、昭和三十七年の需要は四千八百万立方メートルですか、四十年後の昭和七十年ごろは少なくとも七千八百万立方メートルになる。これでは、とてもなかなか供給の方も追いつかない。まあ実際問題としてはちょっと今のところお手あげのような——お手あげって、ほんとうにこれでは需給調整ができないというような状態です。
それで、実際問題としてどうなんですかね、今労働組合あたりでも非常に心配しているのですよ。王子の問題も起こりましたですがね、やはり。ああいうやはりパルプ関係の労働組合でも、今後一体アメリカのさっきお話ししたレオニア社のパルプなんか入ってきたら、それはもうとても対抗できないのですよね。そういう状態にあるので、はたして政府は、これは通産省の意向も聞く必要があると思うのですが、どの程度のテンポでこのパルプの自由化を考えていくのか。それまでに国内の方ではどういう手当をして、どういう対策をして、外国からの安いパルプに対抗し得るような措置を講じて、日本のパルプ業界、あるいはそれらの労働者の方に非常にしわ寄せされる危険が大きいわけですから、具体的に今当面している自由化と関連して、そのパルプの輸入の問題、それと関連する当面の木材需給についてですね、ことに最近では針葉樹を闊葉樹に切りかえて、安い木林資源を使って生産コストを下げようと努力しておる。そういう面についても、政府はやはり今後の造林についてもはっきりする必要があるでしょうな。コストの安い、針葉樹から闊葉樹の方にですな。そういう点、どうもはっきりわからないのですがね。通産省の方では、もうあとの措置をお打ち合わせになっているでしょう、当面の緊急の問題ですから。今どういう様子でしょうか段取りを考えておられますか。