井川伊平の発言 (法務委員会)

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○井川伊平君 ただいまのお答えで大体その点については要領を得たわけでありますが、しかし裁判官何名をもって定数とするかという事柄については、ふやせばいいのだというだけではなしに、先進の諸外国では非常に敏速に行なわれているのが、日本においては非常に遅延をする、その原因は担当する一人当たりの事件数が非常に多いのであるとするならば、これはもう改善の余地はない、人をふやすほかに道がないことである。担当事件数が多いのではないけれども、実際に仕事をする仕事のやり方あるいは環境、そういうもののためにおくれるのであるとするならば、大いに反省し改良を加えなければならぬということであって、数をふやすということだけではないようでありますから、この点は十二分に御研究を賜わりたいと存じます。
 次にお伺いいたしますことは、ただいまもお話のありましたように、裁判官の供給源と申しますか、裁判官を採用するのには弁護士とそれから司法修習生とからでありますが、そのいずれからの志望者も満足するに足る数に達することができない。この現状は今回の報酬、俸給を増額するということによって、判事になりたいという志望者の数がふえるというような見通しがあるかないか、見通しがないとするならば、現在の定数を満たすことのできない現状をどうしても満たさねばならぬと思うが、その満たす具体的な考え方はどういう点にあるのか、この点を二点、簡単にお伺い申し上げておきます。

発言情報

speech_id: 103915206X00419611017_005

発言者: 井川伊平

speaker_id: 24056

日付: 1961-10-17

院: 参議院

会議名: 法務委員会