守田直の発言 (法務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○最高裁判所長官代理者(守田直君) ただいま裁判官の欠員の点をお尋ねでございますが、裁判官は全体として足りないことは先ほどから申し述べたとおりでございます。ただいまお尋ねの点は、足りないところはいつまでも足りないのじゃないかという点、たとえば東北の仙台高裁管内、あるいは北海道の札幌高等裁判所管内といったような勤務条件が他と著しく違っているようなところ、そういったところは欠員が非常に多く、しかもその欠員が恒常状態になっているのではないかというお尋ねと思いますので、その点について御説明を申し上げますが、大体北海道を中心といたしますならば、各地方裁判所、家庭裁判所の本庁の定員は大体充足しております。それから支部も甲号支部以上はほとんど充足しております。たとえば札幌地裁管内の岩内支部とか、あるいは函館地裁管内の江差支部とか、寿都支部、旭川管内の紋別、留萌、釧路地裁管内の根室支部、こういったところはもともと一人の判事をそこに配置いたしましても、事件が非常に少ないので、もったいない、それよりは、ほかの足りないところに充足する方がより合理的だという点がございますので、これは本庁からそれぞれ填補することにいたしまして、ここには事件の様子を見ながら定員を置かないでいるという状況でございます。すなわち判事の定員を置いておりません。それはそれぞれ本庁から填補して、そこでいわば巡回裁判みたいなことをやっているという状況でございます。この点を御指摘になったのならば、実は今のような事情でございますので、裁判官を充員しないところが恒久的になっているというのは、こういう点のことではないか、それは今のような事情でございます。それからなお簡易裁判所は非常なへんぴなところではやはり欠員になっておりますが、それも実際上そこへ裁判官を派遣することはなかなか困難でありまして、したがいまして、現在のところでは七カ所ほど札幌高裁管内の判事は填補でまかなっているという状況でございますが、このうち三カ所は来年の四月には充員する予定になっております。以上でございます。

発言情報

speech_id: 103915206X00419611017_013

発言者: 守田直

speaker_id: 22080

日付: 1961-10-17

院: 参議院

会議名: 法務委員会