内藤頼博の発言 (法務委員会)
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○最高裁判所長官代理者(内藤頼博君) 裁判所の庁舎、官舎につきまして、大へん具体的な御意見、御指摘をいただきましたことは恐縮に存ずる次第でございますけれども、裁判所の庁舎、官舎がただいまお話しのように整備されておらないという実情にございますことは、私どもまことに遺憾とするところでございます。御承知のように、裁判所は全国に非常に多くの庁舎を持ち、官舎を持っているわけでございますが、その整備につきましては、年々私どもとしては努力をいたしておるつもりでおります。全国各地にただいま御指摘のような、それほどはなはだしくはなくても、ある程度のはなはだしさを持つと申しますか、現在もうすでに庁舎としてどうかと思われるような個所が相当数あるのでございます。もちろん、この改築ということにつきましては一日もゆるがせにできない問題ではございます。したがいまして、私どもといたしましては、毎年相当額の予算要求をしているわけでございます。しかし、実際の問題といたしますと、やはりこれは財政上の制約その他そういう条件がいろいろ加わりますので、なかなか私どもが思うとおりの予算が得られない結果になるわけでございます。まあ、私どもが年々予算の増額に努力いたしまして、御承知のように国会のほうの方々の御尽力もございまして、年々増額はいたして参っているわけでございます。ただ、しかしながら先ほど申し上げましたように、いかにも手当てをしなければならない庁舎の数が多いものでございますから、十分にまだ行き届くまでに至らないわけでございまして、現在私どもが実際に改築を必要とする場所、それにつきましてだんだんに改築をしていくということにならざるを得ない現状でございます。大体現在の予算のテンポで参りまして、何年かのうちには必ずやそれは整備することになるわけでございますが、これを一日も早くそういった個所をなくすように、私どもとしては努力したいと存じているわけでございます。