柴谷要の発言 (大蔵委員会)
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○柴谷要君 私がこういう質問をしたのは、実は、塩が専売制になっておる、公社の塩に対する熱意というか、国民に実情をよく知らしめない、そこに問題があるのではないか。というのは、六百グラムでもって二十円の袋は、確かに衛生的でいい。それから、かます販売で小売店が目方をはかって売るという方法は、確かに目方どおりに売れないのです。なぜ売れないかというと、先ほどお話がありましたように、にがりとなってかなり目減りがするものですから、ですから、一キロといっても、九百グラムなら九百グラム大体はかっているので、そして損のないように売っておったのが現実だと思う。ですから、正しい売り方をすれば目が切れてしまうということで、かます販売の問題については、これは改善をする必要があると思っておったのですが、しかし当時の白塩の価格は一キロ二十円です。二十円でお売りになる。ところが、今回六百グラムでもって二十円というのは、これは一キロにすると三十三円ばかりに該当するのです。今まで二十円で一キロ買えて、つけものをつけておったのが、急に三十三円の塩を買うということになると、これは十三円も高く押しつけられたという消費者側の観念が浮いてくるわけです。しかし、こういう経緯をもって専売公社としては販売するんだということを国民に十分知らしめて、そうして使っていただけば、このほうがよりよい効果が出るんですということを十分知らした上でこれを進めたほうが効果があったと思う。皆さん方の努力も報いられたと思う。ところが、ただ小売店を通じてこういうふうに変わってきたんだということで、この塩以外にありません、こういう断わったものですから、やはり消費者側ではここで文句が出た、こう思う。ですから、塩の専売が行なわれている限りにおいては、やはり公社の責任をのがれるわけに参りませんので、どうか、そのほうがよい結果をもたらす、こういうことであるならば、自信をもって国民に知らしめる、そうして消費をしてもらう、こういう心がまえが必要じゃないか。塩に対して熱意をもう少し傾けて国民に接してもらいたい。これを実は要望したいためにこの質問を申し上げたわけです。
確かに小売店等においては、かます売りはごめんだという声を圧倒的に聞いております。ですから、これを袋入りにして、しかも衛生的で、販売にはそう手数がかからない、こういうことになればけっこうなことだと思う。ただ、それだって、十分国民に知らしめていかなければならぬ。また時期的に、そういうものが急に変わったんだから、ないんだというような小売店の販売法にも問題点があると思いますが、これはあなた方専売公社の指導よろしきを得なかったと、こういう結論になると思うので、今後も起き得ることでありますから、十分御注意願いたいと、こう思うわけです。
それでは、最後の質問になりますが、小名浜工場、これは国会の議決をもって承認を得られますというと、処置をしなければならぬと思う。その処置の方法について今公社でお考えになっておる点を、ひとつお聞かせをいただきたい。