石井光次郎の発言 (法務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○石井国務大臣 南漢宸氏並びにその御一行二十数名が日本の原水協の会に列席するために出てくるということでの話は、日本側の世話人から申し入れがございました。昨年は十五名ほどの人を許しておった。あるいはそのくらいの人を許したらどうかという意見もあり、いろいろな考え方があったわけでございますが、ずっとその人たちの経歴等を調べまして、特にこの際この人はいま日本に来ては好ましくないという人を取り上げて指名する必要はないようである。それならばこの際人数や期間で値切ってみたって同じことだから、きれいに許そうじゃないか。そのかわりに、その人たちにはひとつ注文を出しておいたらよかろう。日本においでになって、そうして日本の公安を害するような、日本の平和を乱すような言動があってはならぬことはもちろんでありますが、友好国との関係を悪くするような言動は十分慎んでいただきたいということをよく話しておいて、それを了承して来ていただくように言ったらよかろう。これは事務的に取り扱おうというので、これは私が私の配下で扱うただ入国管理の問題として、入国管理局長から、それぞれの関係部署にそれだけの注意をして入国を許したわけであります。ところが、奇異なことに、この間の南漢宸氏の歓迎会においての発言は、あまり好ましい発言とは私も思っておりませんが、発言があったわけです。この間の入国の際の約束とは少し離れておる。で、当該局長から日本の世話役の人に、これは入国の際、君らを通して御本人たちにも伝えてあるはずだが、少しくそれておると思うのだがということ、決してそれをそのまま認めておる心持ちではないということをはっきりと伝えておいたほうがよかろうということを、私は当該入国管理局長に話をいたしまして、入国管理局長から事実を確かめて世話役の人に伝えたか、伝えることにしておるわけであります。それはまだ伝えてないかもわかりません。外務省とどういうふうな関係になっておりますか、私は外務大臣とは打ち合わせも別にやっておりません。内政干渉になるとかならぬとか、そういうふうな打ち合わせも別にいたしておりませんが、これはおのずから別問題でありまして、法務省としての扱いといたしましては、そういう関係のみで、非常に事務的に、冷静に扱って冷静な態度でやる。私がコレアン・ロビーとかフォルモサ・ロビーとか言われる。言われたって一つも何とも思いませんが、それがためにこういうことを右左するようなちっぽけな考えは持っておりません。