横山利秋の発言 (法務委員会)

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○横山委員 さすがに、失礼ですが大物大臣といわれますが、歴代の法務大臣に比べますと、率直に所信を披瀝されたことを感謝します。ただ私の理解からいいますと、吉田書簡は、大臣が言われるほど形式論の問題ではないように私は理解しておるのであります。といいますのは、吉田書簡が出されるときには、総理もこれについて了解を与えられたという節が当時あるのであります。今日それは政府の知らぬことだ。いま大臣のおっしゃるような単なる、と言っては失礼ですが、形式論としてその当時から取り扱えばいいのでありますが、一たん政府が拘束されるということを議会で言ったのであります。それがいま拘束されないという答弁に変わったのであります。その点はきわめて私は重視せざるを得ないのであります。いま大臣がおっしゃるように、貿易ならどんどんやってくれ、そして輸銀を利用するかせぬかは輸銀で自主的に判断すればいい、こういうふうにそれだけおっしゃるならば、私も翻然として了解いたすのでありますが、あなた個人としては輸銀を使うことに反対だ、こういうふうにおっしゃるし、それから歴史的なそういう拘束される、されないという経緯がありますだけに、三木さんの発言というものが政治的に角度を変えたんだという私の主張は国民がそう思っておるんだ。
 それでは、あらためて二点お伺いいたします。輸銀を使用するかしないかについては、これは政府の関知したことではない、輸銀の自主的な判断にまかせると理解してよろしいかということ。
 もう一つは、ほかの例を引きますけれども、貿易であるならばどうぞ御自由に、共産圏といえども入国を認めるにやぶさかでないということは、北朝鮮の貿易問題についても同様に言い得られるものであるかどうか。その二点をお伺いいたします。

発言情報

speech_id: 104905206X00219650806_019

発言者: 横山利秋

speaker_id: 18642

日付: 1965-08-06

院: 衆議院

会議名: 法務委員会