柴谷要の発言 (決算委員会)
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○柴谷要君 私ども常識的に考えまして、選挙を何回かやってきたものとして考えてみまするのに、大体、出先で違反が起きた、これを検察当局が調査を始めるというと、必ず最高責任者のところへ飛んでくるわけなんです。ところが、専売公社の今回の違反事件を見まするというと、支局長並びに出張所長という中堅のところが逮捕され、起訴されている。しかも、これらの人たちは学士の人なんかほとんど少ない。非常に営々として専売公社に永年勤続されて、模範職員で支局長の資格をとられ、あるいは出張所長という要職につかれて、専売公社にとっては全く宝といってもいいほどの中堅的な模範職員が私はなっておると思う、大かたの方が。これらの人たちが、総研理事という方が今回参議院選挙に立候補する、だから御恩を返す意味において大いにやらなければいかぬということで張り切られたと思う。しかし、その張り切られる前には、前提には、必ずその上に位する部長なりあるいは他の理事から相当の話があって、これらの人たちが真剣な活動をされたと、こう思う。ところが、これは新聞の伝えるところでありますけれども、専売の部長クラスは非常に結束がかたくて何もしゃべらぬ、だから、支局長なり出張所長のところを、中堅のところを徹底的に調べていくことによって問題の解決ができるだろうという検察庁の方針でやっておるというようなことがちょっと新聞に出ておる。そうなりますと、何か命令は出して十分働かしておきながら、最後の締めくくりはこれらの諸君にやらせようという疑いが出てくるわけです。しかも、この職員たちが専売公社の今日の隆盛をつくったときの人たちなんです。まじめな人たちなんです。永年勤続者なんです。まさに数年を出ずして公社をやめていこうという人たちなんです。この人が事件にひっかかって、かりに有罪ということになったら、一体どうなるんです。総裁、この問題をどうお考えになっておられるか。親身になってこれらの諸君のことをお考えになっておられるかどうか、ひとつこの点を明確にお聞かせをいただきたいと思う。