阿部助哉の発言 (大蔵委員会)

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○阿部(助)委員 自己資本比率が低い、国際競争力が弱い、だからなおかつこれからも手厚い保護政策をやる、こういう趣旨の答弁だと思いますが、今日までこの船会社に対しましてはさんざん援助をしてきたわけですね。また、いろいろ問題も起きてきた。造船汚職であるとか、これは佐藤さんによく聞いたほうがいいのかもわかりませんが、その援助のおかげで、いま申し上げたようにベストテンの中に六社が全部入っておる。そうして一位から四位まで日本の企業が占めるようになった。ただ自己資本比率が低い、これを何とかせにゃいかぬ、体質を改善せにゃいかぬというが、これは総裁どうなんですか。あまり過保護なものだから肥満児になってしまって、自己資本比率をふやす努力をするよりも、安直に開銀から低利の金を借りたほうがいい、利子補給をしてもらったほうがいいということで、自己資本の比率を直そうなんという考えは、過保護の中では初めからないのではないか。努力のあとというものは一つも見えないじゃないか。それをあなたのほうで、自己資本比率が低いなんということを理由にされるとすれば、これはおかしいのじゃないか。日本の会社は大体においてみんな自己資本比率が低い。もう数年前からそのことは言われつつ、なおかつ自己資本比率は、最近ますます設備投資の旺盛、それによる金融、そういうものから日本の企業の自己資本比率は、最近皆さんの努力、政府当局はいつでも言っておるその努力にかかわらず、ますます低下しているというのが現状じゃないですか。その中で船会社については特にその面が強いのであって、あなたがいま自己資本比率が低いなどと言うことは、みずからそれを助成しておってそれを云々してみたところでしようがないのじゃないかという感じがするのですが、いかがですか。

発言情報

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発言者: 阿部助哉

speaker_id: 8442

日付: 1970-03-27

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会