石原周夫の発言 (大蔵委員会)
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○石原説明員 お話しのように、日本産業全体として自己資本比率が低いという点は、日本産業の一つの弱点と申しまするか問題点であろうかと思うのであります。ただ私が先ほど申し上げましたのは、その低い自己資本比率をもってしても一般産業におきましては二一%である、それに対して二二%であるということを申し上げたわけでありまして、その全体として低い、非常に問題のありまする日本の産業の中でも、非常に自己資本比率の低いところである。したがいまして、もし海運業の内容が非常によくなるということだけを考えますれば、船はあまりつくらないほうがいいということに相なるかと思うのであります。しかし、船をつくるということが一つ国策としてきまっておるわけであります。その点は、あるいは運輸省側からお答えをいただいたほうがいいかと思うのでありまするが、その前提で考えますると、やはりある程度の助成をいたしながら、しかも船は相当の量をつくってまいる。
なお、これも運輸省からお答えをいただいたほうがいいと思うのでありますが、利子補給あるいは財政資金を融資するということをいたしておりまするのは、外国との競争関係もございまして、御承知のように海運業というものは最も国際競争にさらされているものでございまするから、たとえばイギリスが二割船価補助をしておる、フランス、イタリアあたりも一割から一割二分の船価補助をいたしておる、こういうことがあるのでございまして、そこら辺の各国におきまする助成の関係、それらをにらみ合わせてまいらなければならぬという点があるかと思います。