野村一彦の発言 (大蔵委員会)
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○野村説明員 ただいま先生の御指摘のように、わが国海運業の量的な面から申し上げますと、確かに世界の首位十位の中に中核六社みな入っております。そういう面におきましては、非常に企業は量的に大きくなったということでございます。しかしながら、今後、世界貿易の伸び、またその中におきまするわが国の貿易の伸びということを見通してまいりますと、私どもが過去に計画いたしました建造量は常に実績を下回っておりまして、今後の予想を見ましても、たとえばわが国の船で積む積み取り比率でございますが、全貿易量の中で、わが国の船で運んでおります比率を申し上げますと、大体輸出が全体の三七%程度、輸入は四七、八%でございまして、つまりわが国の輸出入物資の半分以上は外国船によって運ばれている、こういう状況でございます。したがいまして、輸入の面から申し上げますと、鉄鉱石とかあるいは石油という、わが国の重要な原材料を低価格で安定的に輸送をするというためには、今後ともわが国として海運の外航船舶を数多く建造するということは、国民経済的な観点からも必要と思いますので、私どもはその方向で今後ともやっていきたいと思います。