五十嵐武士 に関する国会発言
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○参考人(五十嵐武士君) 沖縄の駐留米軍については、アメリカの経済が上向きになっていますから、条件が多少違っていますけれども、恐らく米軍のアジアにおけるプレゼンスというのは減っていくだろうというふうに考えられるんじゃないかと思うんです。 それで、完全に撤退するということがあり得るかということになりますが、これはアジアでの安全保障がどういうふうになるかによってかなり影響されるわけです。ただ、選択肢でぎりぎりのところで、恐らく海軍の巡回
○参考人(五十嵐武士君) じゃ、簡潔にお話しします。 非核、非同盟の問題で、NPTはこういう問題があるんですね。現在は御存じのように拡散の傾向がありまして、拡散の担い手になるような国というのは発展途上国ですね。それで、恐らく非核ができるかどうかの問題というのは核の管理をどれだけきちんとできるかという問題で、私は今のロシアに対する支援も強化すべきだと思っていますけれども、それはロシア自身が核管理をきちんとできなくなってきているんですね
○参考人(五十嵐武士君) 人材の養成は、日本の人材の養成の仕方とアメリカの人材の養成の仕方は全然違うんですね。 日本の人材の養成の仕方というのは、終身雇用とも結びつきますけれども、少数精鋭主義なんですね。ですから、入り口を狭くしておいてその時点で質のいい人を獲得しようという方法をとるわけです。 アメリカの方はどういうことかというと、アメリカは英語で言いますとウエストフルリソーセスと言いまして資源浪費型なんですね。それはどういうリ
○参考人(五十嵐武士君) 安全保障理事会の常任理事国になるのがいいかどうかというのは非常に大きな問題だろうと思います。 私は、なった方が日本が国際社会に対して責任を負う、そうした責任感が出るだろうという意見には賛成します。しかし、安全保障理事会の常任理事国になって軍事的な責任、役割を担わないということが果たしてできるかというのには非常に疑問を持ちます。 というのは、二十世紀は大戦の世紀だと言われまして、二十一世紀は恐らく大戦の世
○参考人(五十嵐武士君) 二十一世紀がどうなるかというのは、私は二十世紀とは非常に違った世紀になると思うんです。それはそんなに楽観できるかというと余り楽観はできないのじゃないかと思うんですけれども、一つの重要な条件は、人口構成がどうなるかという問題がありまして、現在の人口が、人類が五十三億ぐらいだろうと言われておりますが、統計の推計では二〇五〇年ないし二〇六〇年で大体百億を超えるだろうと言われているんです。ですから、半世紀で人口が倍にな
○参考人(五十嵐武士君) 国内経済の方は吉田先生にお答えしていただいた方がいいと思いますけれども、細かい政策の効率性だとかそういうことは別にいたしまして、日本の貿易を考えますと、成長率は輸入と結びつき方が非常に弱いんですね。ですから、内需を拡大させても輸入がふえないというような問題が一つあります。 それからもう一つは、アメリカ側もかなり指摘しておりますし私もそうだと思うんですけれども、例えばこういうことがあります。貿易黒字の収益とい
○参考人(五十嵐武士君) 経済が専門じゃないものですからどれだけ的確なお答えができるかどうかわからないんですが、一つは短期的な問題として日本よりもアジアを重視しているということは間違いないと思うんです。それは、非常に日本で気をつけなければいけないのは、それだから日本に対する圧力がなくなるというのではなくて、むしろ日本とは余りつき合いたくないという可能性が出てくる。それはスーパー二〇一がどうかはわからないにしても、そういう傾向が出る可能性
○参考人(五十嵐武士君) 二十一世紀に向けての日本の責務という非常に大きなテーマで、私事にわたって恐縮なんですけれども、私は昭和二十一年の戦後生まれでして、来年がちょうど敗戦といいますか終戦五十周年ということで半世紀を迎えます。私も五十が近くなりまして、大学の方の同窓会を毎年やっておりますけれども、その同窓会のパンフレットに何か書いてほしいということで、去年の十月ぐらいに書きまして、十一月の初めの緑会大会という大会がございますけれども、
○会長(沢田一精君) 国際問題に関する調査を議題といたします。 本日は、二十一世紀に向けた日本の責務につきまして参考人の方々の御出席をいなだきまして、御意見をお伺いし、質疑を行います。 本日は、参考人として、東京大学教授五十嵐武士君、京都大学教授吉田和男君に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々にごあいさつを申し上げます。 五十嵐参考人、吉田参考人におかれましては、お忙しい日程にもかかわりませず本調査会に御出
○五十嵐委員 実はつい先日、四月十八日に、私どもの土井委員長が中心で、日本の対ソ政策はいかにあるべきかというようなことのシンポジウム、勉強会をやったわけであります。いろいろその面での専門家、権威者の方々もおそろいになられた。その中で二、三、私は非常に印象深くお聞きしたことがあるのです。一つは、元駐ソ大使の中川融さんであります。こうおっしゃっておられます。ソ連は変わるときには変わるが、変わらないときが長い、だから変わったときに思い切って対
○参考人(五十嵐武士君) それはアメリカ側との関係と、それからソビエトとの関係の問題があると思うのですね。アメリカ側が常に言っていることは、寄港はまだしも、通過はソビエトがしょっちゅうやっているじゃないかということなわけですね。それで、アメリカに対してだけ通過を認めないというのは片手落ちじゃないかという意見もあります。ですから、その点は先ほど言いましたソ連との関係にも非常にかかわることなわけです。それで、私はソビエトの核先制不使用どこの
○参考人(五十嵐武士君) 現在、廃棄した方がソ連に対する脅威その他を減らすだろうということはあり得るわけですけれども、ソ連の方も増強していることは事実なものですから、これで均衡ということは必ずしも言う必要はありませんけれども、日本の場合にやはり非常に大きな問題は、外交的にソ連と直接対話するだけの態勢ができていないということなんですね。来年のソ連外相の訪日によってどういう局面が開かれるかわかりませんけれども、そうした外交努力によって開拓で
○参考人(五十嵐武士君) 国立大学は去年から初めて外国人教師の方を教授に採用することが可能になりまして、我田引水で恐縮なんですが、東京大学の法学部にも中国人の、台湾人の方ですけれども一人入られました。それから、アメリカの大学、あるいは海外の大学で学位を取られてきた方が日本の大学に就職しにくいというのは事実だと思うのです。この点についてはいろいろの可能性があって、これは今後努力していかなければいけないということは事実なんですが、それでも十
○参考人(五十嵐武士君) 本質的に言えば二つあると思うのですが、一つは、日本の企業は組織がオーナーといいますか、個人企業的な性格が弱いものですから、もし寄附をするということになればいろいろな機関で討議しなければいけないという問題、あるいは長期的な企業経営の方が優先されるという面が一つあると思うのです。 もう一つは、もっと本質的なのは、やはり慈善の考え方がない、そして、どの程度が公正な利益で、それ以上の利益を社会還元するかというような
○参考人(五十嵐武士君) 五十嵐です。 本委員会にお招きいただきまして非常に光栄に思っております。 ただ、今までのお三方の参考人の方がいずれも国連における経験をお持ちの方だったわけですが、私の場合には国連における実務経験が全くございませんものですから、国連平和年と日本外交というタイトルでお話しするわけですけれども、むしろ国連の実務というものではなくて、国連平和年にちなんで日本外交を考えるというような観点からお話しさしていただけれ
○小委員長(大木浩君) 休憩前に引き続き、国際平和年と日本外交について参考人から意見を聴取いたします。 参考人として前国際連合日本代表部特命全権大使西堀正弘君及び東京大学教授五十嵐武士君に御出席いただきます。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ、本小委員会に御出席いただきましてまことにありがとうございます。本日は、国際平和年と日本外交につきまして忌憚のない御意見を拝聴し、今後の調査