国会議事録検索

井手英策」の検索結果 37件

期間: 2015-01-01 以降 / 1ページ 20件 / 1 ページ目 / 全体 2ページ

2022-02-04 衆議院

根本匠

予算委員会

○根本委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 三案審査のため、本日の午後、国民生活・経済等について御出席いただいている参考人は、亜細亜大学経済学部教授権丈英子君、慶應義塾大学教授/一般財団法人創発プラットフォーム理事松井孝治君、放送大学・千葉大学名誉教授宮本みち子君、慶應義塾大学経済学部教授井手英策君、以上四名の方々であります。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席いただき

2019-03-20 衆議院

大島敦

内閣委員会

○大島(敦)委員 そうすると、その給付と負担の議論はこの後ということになるわけですよ、給付と負担の議論はこの後だと。今回は給付の議論だから、本来であれば、給付の負担の議論をしっかりして、我が国として十年、二十年もつ制度をどうやって設計するかというのをしっかり議論した上で法案を提出するのが本来の姿だと思っています。だから、ここだけ出しているから、どうしても理解が進まないわけですよ。 今言っていたのはさまざまな項目であって、一番嫌なこと

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) もう数年前になるんですけれども、突然電話が掛かってきましてスウェーデン大使館に呼ばれたことがありまして、元大蔵大臣の方と急遽面会することになったことがありました。その方が悲しそうな目をして私におっしゃったのが、日本の皆さん、大変ですねと。つまり、アジアの国々の人たちが作れるような、つまり経済的に言うと若干遅れた国の人たちが作れるようなものを自分たちも作って競争をなさるんですねと。私たちスウェーデン国民は、スウェー

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 地方と都市部の格差、格差といってもいろいろございますけれども、それは確かに極めて重要な点だと思っております。 その中で、一つ目に、人々のニーズがもう余りにも多様化していっているこの状況の中で、行政が全てにきめ細やかに対応していくということが本当にできるかということがまず問われているように思います。 その意味で申し上げたいのは、私があらゆる人々に普遍的にサービスを給付していこうと申し上げるときには、行政の役

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) ゴールということでございますけれども、私は、多くの人々の将来不安を払拭するということがゴールではないかと思います。そして、もし、指標という御質問ございましたので、それにお答えするならば、内閣府の調査で、ちょっと古いデータになりますが、二〇一一年だったと思いますが、老後は不安ですかという質問に対して国民の八五%が不安だと答えているというデータがあったように記憶しております。したがいまして、こういったデータが改善して

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 低所得層向けとして住宅を提供してしまうと、一種のレッテル貼りになってしまうと思います。そこに住んでいる人たちが貧しいということが分かってしまう。したがって、現物給付でやるのであれば、中間層まで含めて大胆にやらなければいけない。しかし、これは大転換ですので、当面は家賃補助をやっていくというような形で、誰がどこに住んでいると分かりにくいような形にしていくような工夫が必要かもしれません。

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 今議論が進行中でございますので、小田原市の方が、だから、その中身を何かぺらぺらしゃべっていいものかどうかは分かりませんが、現時点でオープンになっている情報を基礎に申し上げれば、一つはまず、保護のしおりという、生活保護をお考えの方がお役所に来られたときに、とにかくあのしおりを読む限りは、もう一体、生活保護の仕組みがいかなるものなのか何なのかさっぱり分からない、難しい言葉がだあっと並んでいるわけです。したがって、ちゃ

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 今の議論の前提としまして、困っている人を助けるということがまず大事だという発想があるように伺いました。そこは私はちょっと距離があります。 どういうことかといいますと、一つは、セーフティーネットをたくさんつくっていきましょうということがございます。それは一つの方向性です。私はこう考えます。世の中にたくさん落とし穴があって、そのたくさんある落とし穴に人々がはまって落ちていくときにネットがなければならないという議論

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 私も今の稲葉公述人と基本的に同じ発想を持っておりますが、社会保障という言葉にこだわる必要はないというふうに思っております。それはどういうことかと申しますと、例えばお金をあげる、あるいはサービスをあげるということだけでは私たちの生活が本当の意味では守られないのではないのかという気持ちがするからです。 例えば、アルコール障害があって生活保護をもらっている人がいたとしたときに、その人に、生活保護であれ何であれ、現金

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 一つ目に、小泉政権期に日本企業の海外進出が大分進んだ結果、円安、輸出増、経済成長という経路が基本的に機能しなくなっていると思います。したがいまして、今もし急激な円安が起きたとしても、それがそのまま私たちが思っているような経済成長に結び付くかどうかは分からないということがまずあろうかと思います。 〔理事二之湯智君退席、委員長着席〕 二つ目に、成長するとき、潜在成長率を考えるときには幾つかの要因がございま

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) まず、格差が小さくなれば経済が成長するということについては、ちょっと誤解があるように思います。それは二つ目の質問とも関係をしております。 私の基本的な発想は、人々の、これは人々です、貧しい人だけではなくあらゆる人々の生活を保障していきましょうということです。そうしますと、結果的に格差が小さくなるというだけであります。これは格差を小さくするためにやっているのではありません。 二つ目に、その格差がもし小さくな

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 大きく二つの方向性があるように思います。 一つは、まずは今日も論点になっておりますけれども、あらゆる人々、あらゆる子供たちがきちんと教育を受けられるようなチャンスを保障していくということだと思います。そうすることによって、イニシャルインカム、当初所得の段階での格差を小さくしていこうという戦略であります。つまり、貧しいということによって教育を受けられない、そして質の高い労働者になれないというような問題を回避して

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) まず、そもそもの話としまして、市場化をすれば経済が成長するのか、人々の所得が増えるのかということを考えなければいけないと思います。私の知る限り、一九六〇年代、七〇年代、八〇年代というように、先進国ではなく世界全体の経済成長率を見てまいりますと、実は、新自由主義化が進む七〇年、八〇年、九〇年、二〇〇〇年、年を追えば追うほどに平均的な成長率は下がっております。したがいまして、まず、そもそもの問題として、自由化、市場化

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 今、高齢者向けの給付の割合が大きいということを、私も申し上げましたし今御指摘いただいたわけでありますけれども、重要なポイントが一つあります。それは、高齢化率が先進国の中で極めて高いという事実であります。したがいまして、統計的に見ると当然高齢者向けの給付の割合が大きくなってしまいます。これは仕方のないことです。したがって、今日冒頭申し上げたほどに高齢者がたくさんもらっているということではないと思います。 ただ、

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 二つのレベルがあるように思うんですね。 一つは、まず国税でやるのか地方税でやるのかという問題があるように思います。今日申し上げているような現物給付、サービス給付に関しましては、その供給者が基本的には地方自治体であるというふうに私は認識しております。したがいまして、あらゆる人々が負担者になっていくと私が申し上げるときには、基本的には地方税でやっていくというのが筋ではないのかというふうに考えております。 二つ

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 一つは、基本的な認識の問題だと思うんですが、例えば地方の現場で見られるような乳幼児の医療費助成なんかを見ていますと、非常に物すごいスピードで今広がっていっているように思うんです。そうすると、一方では、確かに昔ながらの社会構造、家族関係の中で、いや、子供を育てるのは親の責任だろうという発想があるのは分かるんですが、他方で、子供の命に関わるものや子供にとって大切なものをみんなで何とかしていこうという動きも起きていると

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 今御指摘の点でいいますと、例えば日本の場合は生活保護の受給権があるにもかかわらず、実際にそれを受給される方が二割を切っているというような現実があります。これは、例えばスウェーデンなんかでは八割以上の人がちゃんと受給されるわけですね。あるいは、障害者の発生率も日本は先進国の中で異常に低いんですね。これ、おかしいんです。それはなぜならば、自分が障害を持っていることを親も含めてみんなが隠してしまうという問題があるように

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 生活保護の小田原の問題が今ございましたけれども、一方では、無駄をなくすべきだ、不正受給を徹底的に取り締まるべきだという納税者の論理があろうかと思います。他方では、そうではなくて、受給者の人権、権利をきちんと守らなければいけないという視点があろうかと思います。この中で、その双方がうまくかみ合っていないことが問題のように私は感じております。 といいますのは、ほとんどの受給者は全く不正受給とは縁のない真面目な受給者

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) これ、財政学の原則がございまして、ノン・アフェクタシオンの原則といいますが、特定の支出と特定の税目を結び付けてはならないという原則がございます。それは、何となれば、この国会、民主主義というのは何のためにお金を使うかを話し合う場なのであって、もし支出と収入をリンクさせてしまうと、この税を何のために使うかという民主主義の本質が骨抜きにされてしまうという懸念がございます。 したがいまして、先ほどパッケージというふう

2017-03-09 参議院

井手英策

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 私が今日申し上げましたように、現物給付、つまりサービスを提供することが重要であると考えております。それは、今の御提案のような現金、お金を配るということとは明確に違うということを申し上げておきたいと思います。 その上で、定額給付金からもし学ぶことがあるとするならば、所得制限を付けなかったことによって極めて効率的に、つまり行政の現場の人たちの負担のない中でお金を給付することが効率的にできたと。したがいまして、所得