加藤泰浩
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 御質問いただき、ありがとうございます。 最初にまず、レアメタル、レアアースの違いですが、レアメタルというのは、経産省が元々、日本の産業にとって重要な三十一の元素種というのを指定したんですね。それは別にレアアースだけじゃ、コバルトとかニッケルとかいろんなものを含めてまず指定をしました。その中の一つがレアアースというくくりでくくられていて、三十一の元素種の一つがレアアース。そのうち、ただし、一つにくくっていますが
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国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 御質問いただき、ありがとうございます。 最初にまず、レアメタル、レアアースの違いですが、レアメタルというのは、経産省が元々、日本の産業にとって重要な三十一の元素種というのを指定したんですね。それは別にレアアースだけじゃ、コバルトとかニッケルとかいろんなものを含めてまず指定をしました。その中の一つがレアアースというくくりでくくられていて、三十一の元素種の一つがレアアース。そのうち、ただし、一つにくくっていますが
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) どうもありがとうございます。 もうおっしゃるように、そのまま手をこまねいていたら、必ず先に中国に開発されることはもう目に見えております。そういう中でどうすればいいかというと、先ほど高良先生からあったように、法整備的なところは、まず日本の中で海底鉱物資源の開発というのを今までやったことがないわけですよね。だから、まだ法整備が十分に整っていない部分があるので、これは一刻も早く法整備を整える。それは経産省、資源エネ
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 御質問いただき、ありがとうございます。 何よりも、やはりレアアース泥に関しては揚泥技術開発が肝になることはもう間違いなくて、泥を取ることさえできれば、全てのフローは流すことができる。マーケットサプライチェーン全部日本につくることができます。だから、その技術開発を一刻も早くやるべきというところで、それは、深海の石油の開発技術を持っている海外の力を借りたりとかいろんなことを踏まえて、そこで泥を引き揚げるというとこ
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) どうもありがとうございます。 非常に重要なポイントだと思っておりまして、私はあと十年ぐらいで操業というか、十年ぐらいで採掘とかそういうところに到達できないと、必ず私は先に中国がやることになると思います。 それは、基本的には、中国は陸上のレアアースの資源で非常につらい目を見ていることは確かなんですね。自国の環境ということに負荷を掛けているので、そこを、海に進出したいということと、海の資源で一番良さそうなもの
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 御質問いただき、ありがとうございます。 代替という言葉がよく使われて、例えばレアアースを使わない、代替材料でとよく言われるんですが、そもそもレアアースの機能というのが何で出てくるかというと、それは原子の周りの電子配置で決まるんですね、全部、その機能というのは。機能発現が出てくるのは電子の配置で決まるので、レアアースのある元素をほかの元素で代替するということは、原則的には、基本的には、原理的にはできません、もう
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 質問いただき、ありがとうございます。 基本的には、やはり当初考えていたことがうまくいかないということがいろいろあるわけですけど、なかなか、私、主体的にこれに関わっているわけではなくて、助言会議というところで助言を与えている立場でしかないものですから、なかなかちょっと、うまくいかないところについては、ちょっとこの場でそれを言うこともという部分も多少ありまして。 やっぱりもうちょっと、事業者というか、基本的に
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 御質問いただきまして、ありがとうございます。 おっしゃるように、今、日本は、探査とかそういう技術に関して、私たちがやっている探査は非常にシンプルなもので、ある程度のことはできる。ただし、開発する技術となってくると、実はこういう海底の資源開発というのは、やっぱり海底の、深海の石油の開発をやってきたヨーロッパの国、アメリカ、そういった国々がやっぱり非常に進んでおります。なかなかそこに日本が到達するというのは実際に
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 御質問いただき、ありがとうございます。 まず、資料をちょっと飛ばし過ぎてしまって申し訳なかったので、十六ページ目、御覧ください。 実は、中国はマンガンノジュールの鉱区というのを南鳥島の南側に取っているんですが、マンガンノジュールとは言っていますが、実際に私たちが科学的な知見に基づくと、この黄色いエリアにはマンガンノジュールは恐らく全くないだろうと、ほとんどないだろうというふうに考えていて、中国は今のところ
国際経済・外交に関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 御紹介いただきました東京大学工学系研究科の加藤泰浩でございます。 本日は、国際経済・外交に関する調査会、こういう貴重な場においてお話をさせていただく機会を与えていただきまして、心より感謝申し上げます。 私からは、海洋環境の保全及び海洋資源の持続可能な利用への貢献の在り方ということで、特に私たちが今、南鳥島の排他的経済水域で開発を目指しているレアアース泥という資源について中心にお話をさせていただきたいと思い
国際経済・外交に関する調査会
○会長(鶴保庸介君) 国際経済・外交に関する調査を議題といたします。 本日は、「海を通じて世界とともに生きる日本」のうち、「海洋環境の保全及び海洋資源の持続可能な利用への貢献の在り方」について三名の参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。 御出席いただいております参考人は、埼玉県環境科学国際センター総長・東京大学名誉教授の植松光夫君、公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所主任研究員の小林正典君及び東京大学大学院工学系研究
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 御質問いただき、ありがとうございます。 まず、探査について、千平方キロメートルであれば三十二キロ掛ける三十二キロで、ピストンコアラーというのは、実は長さ的には十五メーターぐらいなんですね。十五メートルの金属管を自由落下させて、泥の試料を私たち取っております。実はそれが非常に簡便にできる探査の方法で、一日二本取れるんですね。だから、移動を含めてやろうと思えば三日ぐらいで四本であれば取れると。ただし、それはまず概
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) どうもありがとうございます。 中国で取っているレアアースの資源というのは、我々が見付けているものと全く違うタイプのもので、陸上の別のプロセスでできているので、トリウムが多い、ウランが多いという非常に複雑なことがあるんですね。 それと、日本に、じゃ、そういうものが見付けられるかというと、実は日本の、我々も陸上でということももちろん考えているんですが、僅かながらあることはあります。ただし、それは日本の産業にと
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) どうもありがとうございます。 先生のおっしゃるとおりです。まずは実証試験をやって揚げられることの見通しを立てること、それからそのフローを全部流せるということを確認してから、なおかつFSをしっかりやって事業化ということにその後で持っていくという、そういうことになります。 以上です。
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) どうもありがとうございます。 そのポイントは、何というんですかね、実証試験については、我々が考えているのは、「ちきゅう」の六インチのドリルパイプを使って一日千トンぐらいを揚げようと、それを五日間、連続的に揚げるということをまず目標にしております。それ自体は、じゃ、それを揚げた泥について、私たちはそれフローに流して実際に製品化までやるつもりではもちろんいます。ただ、それで売って何とかということを考えているわけで
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) 今のところは、国際海底機構にレアアース泥についての枠組みというのはないんですよ、まだ、それは見付かったばかりなので。 ただ、これからできる、もちろんそれはできることに多分なると思いますので、特に中国は、そうなった瞬間に南鳥島の南側の公海上でレアアース泥の鉱区を獲得するように多分申請をするんじゃないかと思っています。今の時点ではそういう申請する制度はありません、レアアース泥に関しては。
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) どうもありがとうございます。手短に答えたいと思います。 まず、南鳥島の南側千キロに中国が、これは元々、レアアース泥ではなくて、コバルトリッチクラストという別のタイプの資源の鉱区を申請をして獲得したものです。日本の獲得鉱区、これもコバルトリッチクラストの鉱区を獲得しています。南鳥島の東側にあるところはそういうコバルトリッチクラストの鉱区、これは元々、韓国も含めて三か国が国際海底機構に申請を出していました。そのう
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) ありがとうございます。 まず、リサイクルについてお話をすると、実はレアアースというのは需要がどんどん爆発的に伸びると。つまり、一〇〇%リサイクルしてもとても賄い切れないと。今、レアアースの特徴はほんのちょっとだけ入れているんですね。だから、それを回収するのに非常にコストが掛かるということもある。今、レアアースの価格が下がっていることがあって、逆にそれで全くリサイクルする気すら起きないというような状況になってい
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) どうもありがとうございます。 まさに、その点に関しても、まず船をどう整備するかと。実は、このレアアース泥を揚泥するところに関わる企業というのは、今現在、深海の石油とかガスの開発をやっている三井海洋開発を中心とした、そういったグループでやることになっております。今、深海の石油、ガスというのは大体三千メートルまで行っていて、それを更に高度化して六千メートル級まで延ばすことが必要になってくるわけですが、そういう会社
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) ありがとうございます。 まさにおっしゃるとおりで、実は鉱物の資源としてのそういう品質というか良さというのがどのくらいかってすごく重要でして、実は私たちが見付けた泥に関して言うと、これは鉱山会社の方の言葉を借りると、もしこの資源が陸上にあったら中国を含めた全てのレアアースの鉱山は潰れるだろう、対抗はできないだろうと。だから、品質的には極めていいものである。それはちょっと資料の中でも強調しておりますが、重レアアー
資源エネルギーに関する調査会
○参考人(加藤泰浩君) どうもありがとうございます。 まず、この資源に関して、我々としてもオールジャパンで取組ができると一番いいなと思っているんですが、技術的な部分でいうと、例えば泥を引き揚げる技術に関してはフランスのテクニップ社とか、そういった非常に優れた技術を持っている企業がございます。だから、場合によってはそういった技術を借りるということも考えた方がいいかなと私自身は少し悩んでいる部分もあります。もちろんこれは、国産の資源とし