渡部恒雄
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) であれば、アメリカのいいところは、イラク戦争は大変失敗したという問題意識を持って向こうで検証していますから。アメリカはしていますよね、ナイン・イレブンに対しても。 日本も、それも参考にしながら、そういうものを幅広く検証しながら次の参考にしていくということはありだと思います。
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我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) であれば、アメリカのいいところは、イラク戦争は大変失敗したという問題意識を持って向こうで検証していますから。アメリカはしていますよね、ナイン・イレブンに対しても。 日本も、それも参考にしながら、そういうものを幅広く検証しながら次の参考にしていくということはありだと思います。
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) イラク戦争の検証というのは、アメリカのイラク戦争の検証を日本でということでいいんでしょうか。それとも、イラク戦争での日本の対応の検証を日本でということでしょうか。
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) 今の広渡公述人の話と同じ部分があって、だからこそしたたかにと言ったわけで、日本はアメリカと同盟を組まないで日本を守れますかという現実的なところが必要であると同時に、だからこそ同盟国が国際法を違反するようなことをしないようなことを不断に働きかける。 逆に言えば、過去にこういうものがあったから駄目というような、そんなことを言ったら、日本だって過去にいっぱいありますので、どことも組んでもらえません。現時点でどういう
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) 基本的にはこの答弁のとおりだと思いますが、国際社会というのは世界政府みたいなのがないのでなかなか難しいので、そこは、自分のところの国益も冷静に考えるという結構したたかなところが要求されると思います。
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) 国会以外での極端なというのは、まあ社会ですし、民主主義の国だからいろんな意見があるのはこれは仕方がないし、言論弾圧はできませんので。ただ、国会内での議論はできるだけある程度の枠内に抑えていただきたいと思っておりまして、もちろん、行け行けどんどん的な、タカ派と言いましょう、私は、タカ派と定義するようなものというのもやはり気を付けなくてはいけないと思っておりますし。 基本的には、ずっとこれまでの伊藤公述人の話を聞
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) ありがとうございます。 まず、内容の理解が深まらない理由の一つに、日本の今の憲法九条と、それから九条とのギャップのある部分をずっと今まで歴史的にいろんな形で埋めてきて現実に合わせてきたと。このような歴史の中で、あと、国会の答弁の積み重ねで複雑化していると。これを知っているかどうかというのは結構重要で、まあ普通の人は分かりませんよね。それから、私が最初に公述したような国際的な環境がどうなっているか、それから日米
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) ありがとうございます。 これは、なかなか難しい質問だと思いますが、非常に重要な質問だと思います。 私は、アメリカのケースで見ていると、やはりベトナム戦争という失敗を経験したアメリカは、アメリカの場合、軍隊を動かす権限は大統領にあるわけですけれども、宣戦布告というのは議会にあって、それで、議会がどの程度きちんとコントロールすべきかということをずっと悩み続けていて、だから、質問にもあったとおり適切な、つまり、
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) 安全保障のジレンマに関して言えば、やはり常にどんな場合でも、軍備を拡張するケース、あるいは今回のように法的なものを多少改正して機能するようになったケース、その影響というのは常に気を付ける必要があって、それはどうしたらいいかというと、まず疑念を、心配を持つような国々とのコミュニケーションをきちんとするということですね。 そういう意味では、日韓中の首脳会談が今開かれるというニュースがありますが、そういう外交努力と
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) 地域の同盟国にアメリカが期待しているのは、その地域における安定ですね。 実は、日本とアメリカ、この共同の作戦、日々の行動によってやはり東アジア地域が安定していると、これは伊藤公述人が話されたとおりです。そういうものをより強固なものにしていく。 それからさらに、日米だけじゃなくて、先ほどの中で私も申し上げましたが、韓国あるいはオーストラリアというアメリカのほかの同盟国、あるいは東南アジアの国、最終的にはやは
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) ありがとうございます。 新要件については、とかくその歯止めということだけを一方的に見る、私もそう説明しちゃったんですが、大事なことは何かというと、同時に、適切に防衛の行動もしなくちゃならない、だから難しいんですよね。 つまり、過剰にやり過ぎてはいけない、しかしながら、きちんとした防衛もしなくてはならない、もちろんですね。自らの自衛官の方たちが守らなくちゃならない部分もあるし、あるいは自国の領土あるいは国民
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) 運営に関しては、専門外ですので余りコメントはしませんが。 ただ、議論の内容に関してどうしても深まらない、どうしてかというと、極論と極論をぶつけているようなところがございまして、それがあって全然深まらないままここまで来てしまったというように、私は見ていてそう思います。 そういう意味では、国会の議論の在り方というのはやはりきちんと考えていただきたいとは私も思っておりますが、ただ、もう一つは、安全保障の環境とい
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) 各国いろんな反応があるんですが、総じて、東南アジアを中心にして、中国のアサーティブというか、非常に強い強圧的なところに懸念を持っているところは、やはり日本とかあるいはアメリカとか、そういう国がある程度、安全保障、地域を安定させてくれるということへの期待は大きいんですね。これは間違いないと思います。 欧米はどうかといいますと、やはり日本がある程度積極的にいろんなことにもう少し協力してくれたらいいなと。つまり、ア
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○公述人(渡部恒雄君) この度は、参議院平和安全法制に関する特別委員会にお招きいただき、ありがとうございました。 私は、これまで、日本とアメリカのシンクタンクで両国の安全保障政策を研究してまいりました。本日は、安全保障の一研究者として意見を述べさせてもらいます。 今回、公述人をお受けした理由は、今回の平和安全保障法制の審議及び新聞等の報道を目にして、現実と乖離した極端な議論が心配になったからです。それは、日本の民主的な安全保障政
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
○団長(鴻池祥肇君) ただいまから参議院我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会横浜地方公聴会を開会いたします。 私は、本日の会議を主宰いたします我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員長の鴻池祥肇でございます。よろしくお願いを申し上げます。 まず、本日の地方公聴会に参加しております委員を御紹介いたします。 私の右隣から、自由民主党の石井準一理事でございます。 同じく堀井巌理事でございます。 同じく
外交防衛委員会
○参考人(渡部恒雄君) ありがとうございます。まさに的確な御質問をいただいたと思います。 何かというと、軍事技術というのは軍事で終わるものではなくて、デュアルユースというような汎用品、こういうものにも広がっておりまして、もちろん軍事には負の側面もあります、人を殺傷して戦争に巻き込んで。ただし、科学の進歩に寄与してきたこともあります。これは何かというと、それは軍事といっても全てが悪ではないということですね、防衛ということは重要なので、
外交防衛委員会
○参考人(渡部恒雄君) ありがとうございます。おかげさまで元気でやっております。 今の御質問に大変重要なところがございまして、今回の実は法案が改正するところで、実は自衛隊が、海外のほかの政府とか、あるいは政府じゃないところも含めた、能力構築支援といって、政府の例えば災害対策であったり、あるいは防衛のものであったり、こういうものに対してきちんと手伝いをする、支援をすると。何かというと、トレーニングをするということなんですけれども。
外交防衛委員会
○参考人(渡部恒雄君) 先ほど最初にお話ししたとおり、その細かいところでのバランスというのは常にあるわけですね。どっちに傾いたらいいか、心配というのはあると思うんですが、結局のところ、大きなところでいうと、制服側と背広側がきちんとした情報交換を持ちながら、かつ、シビリアンである防衛大臣が情報をきちんと持って、しかも、最後にその決定に関して内閣総理大臣もありますし、あるいは国会の決定もあるわけですよね。そういうところでのバランスを考えての
外交防衛委員会
○参考人(渡部恒雄君) 一つは、防衛装備庁ができまして、文民の方の防衛大臣に対する補佐というのが、装備庁の長官というのができたということが一つのきっかけではあるとは思っていますが、恐らくこれは両方なんです。 両方、プラスとマイナスの問題があって、プラスの部分は制服自衛官、軍事知識を持っている人、しかも実際に部隊を動かす部門との意見交換や意見が入ってくる、情報が入ってくるということを、なるべく早く、しかも密度の濃い形で防衛大臣が得られ
外交防衛委員会
○参考人(渡部恒雄君) 私は、集団的自衛権と個別的自衛権というところで、必ずしも個別的自衛権が抑制的で集団的自衛権が攻撃的だとは思っていません。その二つの中に、二つ、抑制的なものもあればあるいは攻撃的なものもあると、うまく組み合わせることが重要だとずっと思っておりましたので、今回の法案で行われようとしていることというのはバランスは取れているんだろうと。 しかも、また戻りますけど、そのプロセスをきちんと国民に見えるところでやることが重
外交防衛委員会
○参考人(渡部恒雄君) ありがとうございます。 シビリアンコントロールだけではないんですけど、いろんなものがゼロサムではないですよね。でも、少なくてもシビリアンがきちんとコントロールできないで例えば自衛隊が暴走をしたというケースは、日本の歴史、自衛隊が始まってから一度もないと思いますし、深刻な問題になったことは。 しかも、私なんかは、むしろそれが、じゃ、いいと言えない部分もあると思っています。それは何かというと、きちんと自衛隊が