神野直彦
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) これちょっと繰り返しになりますが、年金に対しての考え方二つあって、ベバリッジ型とビスマルク型と二つあるというお話をいたしました。これは全ての人が、社会保険というのは、そもそも正当な理由で、失業とかそういう正当な理由で賃金を失ったときに、それに代替するものを政府が市場の外側で給付するという性格のものですので、現役世代と退役したときの生活水準が余りにも大きく下がってしまうということを調整するんだという考え方と、先ほど
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「神野直彦」の検索結果 52件
期間: 2015-01-01 以降 / 1ページ 20件 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) これちょっと繰り返しになりますが、年金に対しての考え方二つあって、ベバリッジ型とビスマルク型と二つあるというお話をいたしました。これは全ての人が、社会保険というのは、そもそも正当な理由で、失業とかそういう正当な理由で賃金を失ったときに、それに代替するものを政府が市場の外側で給付するという性格のものですので、現役世代と退役したときの生活水準が余りにも大きく下がってしまうということを調整するんだという考え方と、先ほど
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) 今のところ、ちょっと私は読みができませんが、おっしゃっているのはこういうふうに理解させていただくと、現在起きている様々な雇用問題が将来の年金問題なり、その人がもらうときのですね、影響するんじゃないかというふうに理解させていただくというふうにさせていただければ、それは、先ほど来言っているような問題を、つまりセーフティーネットの網を広げたり網の目を細かくしていくという一般的な充実していくという政策を取ること、これが重
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) これも個人的な意見になるかと思いますが、私の場合には、年金の権利ですね、年金権、これは全ての人間に割り当てるべきだというふうに考えています。そのことは、先ほども最初に申し上げましたけれども、これまでは家族でお互いに助け合おう、高齢者やなんか助け合おうねとやっていたのがうまくいかなくなっているわけですから、世帯単位でやってもしようがないわけですね。つまり、そもそもの家族というのがセーフティーネット機能を果たせなくな
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) これはなかなか難しいというか、比較の仕方はなかなか難しいんですが、被用者の方は被用者保険に入るとして、被用者でない方ですね、自営業で農業をやられているとか商工業をおやりになられているという方を年金のネットの中にどうやって組み込んでいくのかというのは各国とも悩んでいるというふうに言っていいだろうと思います。言い古された言葉で言うと、よく赤、つまり労働者と緑、つまり農民、自営業者の方が年金制度を連帯するということはな
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) 特に新しいというわけじゃないんですけれども、一番重要なのは、そういう問題意識からいって、適用拡大というのが一番重要なのではないかと思っております。そもそも、被用者といいましょうか、労働市場で働いているにもかかわらず被用者保険の方に入れない人たちをなるべく網の目の中に入っていく、抱えていくということが重要だと思います。 ちょっとこれ、私の個人的な意見なんですけれども、確かに、日本の貧困だと言われていたことについ
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) これは繰り返しになるかもしれませんが、先ほど私が課題として残したところ、二点ございます。 様々な現実を和解させるために今できることを今やったつもりなんですけれども、まだ引き続き努力しなくてはいけないところとして、先ほど指摘させていただきましたように、適用拡大というよりも、なるべく被用者には、被用されている人は全てのセーフティーネットが掛かるように広げていくということと、それからもう一つは、先ほど来ちょっと議論
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) 基礎年金の問題については、年金部会の方で検討したときもいろいろな考え方があって、言わばまとまっていないと。これは、先ほども西沢さんからお話がありましたけれども、税の問題とかそういうような含めてどういう改革をやっていくのかと、私の言葉を使えば、もうビジョン型改革に踏み込まないと駄目なのかどうか含めて、いろんな意見があるかと思います。ビジョン型改革といっても、それはいろんなプランがありますので、いろんなプランがあるか
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) まず、誤解があるかもしれませんのでちょっと繰り返しておくと、財政検証をやった結果二〇〇四年の財政のフレームワークが機能しているということを申し上げたので、その財政検証のやり方云々とかということを言ったのではなく、検証したらば、テストを掛けてみたらばちゃんと機能しているということができたので、それを前提に、より精緻なものにする改革を進めていますというお話をしたということでございます。 財政検証をやる場合に、先ほ
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) それぞれちょっと事情ございますけれども、時間ですね、時間について言うと、これまでと変わらないことで前提にしてやるべきだということと、それから、賃金についてはこのままでいいんじゃないかと。これは、賃金要件について言えば、最賃等々の動きも見据えながら、これ以上引き下げるということについて言えば、逆に不公平が生じる可能性もあるということなどを考えて、この要件はそのまま据え置くということにしながら企業規模要件で改正を提案
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) かかわらずということですね。ということであれば、様々なサポートということについては行うべき、中小企業等々への対策等々を行うべきことは盛り込んでございます。盛り込んでございますというか、我々の方としては要請して、それとセットになって、先ほども言いましたように、本来やるべきこととそうした支援との両方を和解させるという意味で五十人にし、かつ、そのためになるべく進めるような形でサポートもしていきましょうということを提案を
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) コロナ対策としては別途、ちょっと私、全部承知しておりませんが、税なり、それから社会保険料なりの猶予とか、そういう政策は打たれるだろうというふうに思っておりますが……
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) どうもありがとうございました。 それで、私どもがというか、年金部会の結論として一応五十人ということを目指すということにした理由は、既に御案内かと思いますけれども、本来、企業規模について言えば、いかなる企業であろうとも雇用する主体としての責任としてやるべきなんだけれども、今様々な、特に規模の小さい企業ではいろいろな問題があるので、それを、この両方の要請を和解させるような形で、今現実には五十人という目標を設定いた
厚生労働委員会
○参考人(神野直彦君) 社会保障審議会の年金部会長を仰せ付かっております神野でございます。 私、網膜剥離で視覚障害を起こしております。したがいまして、欠礼があるかもしれません。御寛容いただければと存じます。 私は、本日、年金部会での議論を念頭に置きながら、私の責任において、今回の制度改正を年金改革の流れの中に位置付け、その意義と概要、さらに今後の課題について意見を陳述させていただきたいと考えております。 お手元にメモを準備さ
厚生労働委員会
○委員長(そのだ修光君) 年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、三名の参考人から御意見をお伺いいたします。 御出席いただいております参考人は、日本社会事業大学学長・東京大学名誉教授神野直彦君、一般社団法人日本経済団体連合会常務理事井上隆君及び株式会社日本総合研究所調査部主席研究員西沢和彦君でございます。 この際、参考人の皆様に一言御挨拶を申し上げます。
予算委員会
○福田(昭)委員 それからもう一点ですけれども、質問事項がたくさんありますので、実は、時間を節約するために質問の順序を変えたりあるいは省略したりいたしますので、ぜひ、麻生大臣始め答弁をなされる方には、臨機応変に簡潔に答弁いただければありがたいと思っております。 初めに、平成三十年を振り返ってみたいと思っております。 東京大学の神野直彦先生が、朝日新聞のインタビューで、財政的には、三十年間、どんな時代でしたかと尋ねられて、簡潔に答
厚生労働委員会
○丹羽委員長 これより会議を開きます。 第百九十回国会、内閣提出、公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案及びこれに対するとかしきなおみ君外三名提出の修正案を一括して議題といたします。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 本案及び修正案審査のため、本日、参考人として一般社団法人日本経済団体連合会常務理事井上隆君、特定非営利活動法人ほっとプラス代表理事藤田孝典君、東京
国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会
○参考人(神野直彦君) 形式上からいえば、相対的貧困率は、OECD加盟国で見ても日本とかアメリカは相対的貧困率は高い状態になっていますので、それはそうですね。 相対的貧困率よりも絶対的な貧困率を重視すべきだという御議論もあるかと思いますが、社会政策、社会、何て言ったらいいのかな、疫学的見地などからいうと、社会のやっぱりいろんな様々な不幸は相対的貧困率の方が意味があるというのが普通ですので、日本も、そういう意味で相対的貧困率というもの
国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会
○参考人(神野直彦君) 私は、繰り返すようですけれども、現金給付というのには限界があるということですね。 何が問題かというと、まずベーシックインカムとか給付付き税額控除というのは、ほかの様々な社会保障を縮小していってまとめようというのとセットになっている場合が多いんです。私は、貧困とか生活の困窮というのは所得だけでは生じていない、つまり様々な複雑な事情で落ち込んでいっているんですよ。心の病を負ってしまったとか障害を負ってしまったとか
国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会
○参考人(神野直彦君) おっしゃるとおりで、先ほど来、私は実質的な累進性だと申し上げておきましたが、日本の所得税というのは累進的に事実上なっておりません。事実上、お金持ちになると減っちゃうんですね。それは、所得構成が全く勤労所得だけではなくなりますので、負担率は減っていくということになってしまっておりますから、所得税は本来の累進性を確保するようにする。これは、税率を上げるというよりも、むしろベースを広げるということだろうと思っております
国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会
○参考人(神野直彦君) 租税負担率が高いといって、租税抵抗というお言葉を使いますが、ドイツ財政学では租税抵抗といいますが、租税抵抗の高い国は税負担率の低い国です。アメリカでも日本でも同じことですが、世界的に見ると、税負担率の低い国が税金が高過ぎると国民が言っているんですね。 それに対して、今、税負担だけでいうと、いわゆる保険料のないデンマーク一番高いんですが、デンマークとかスウェーデン、フィンランドでもいいですけれども、スカンジナビ