山際大志郎
内閣委員会
○山際委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、特定複合観光施設区域整備法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、大阪商業大学総合経営学部教授美原融君、静岡大学人文社会科学部教授鳥畑与一君、GT東京法律事務所弁護士石川耕治君、日本弁護士連合会カジノ・ギャンブル問題検討ワーキンググループ座長新里宏二君、以上四名の方々から御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。
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「美原融」の検索結果 30件
期間: 2015-01-01 以降 / 1ページ 20件 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
内閣委員会
○山際委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、特定複合観光施設区域整備法案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、大阪商業大学総合経営学部教授美原融君、静岡大学人文社会科学部教授鳥畑与一君、GT東京法律事務所弁護士石川耕治君、日本弁護士連合会カジノ・ギャンブル問題検討ワーキンググループ座長新里宏二君、以上四名の方々から御意見を承ることにいたしております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。
内閣委員会
○参考人(美原融君) いわゆる経済効果というのは、スピルオーバー効果というのがあると思います。 一定地区、例えば地方の観光都市に行っても、そこにずっといるわけではございません。やはり回遊効果、一定のところへ行くと、例えば北海道なら北海道、あるいは沖縄、九州でも結構でございますが、観光客というものは、あるいはエンターテインメント客というものは、必ず一つのところにおらずに様々に回遊しながら遊ぶという、こういう性向がございますので、地元の
内閣委員会
○参考人(美原融君) 大都市以外に設置された場合いかがな効果があるかと、こういう御質問でございました。 幾つどういう場所に設置するかというのは、恐らく実施法の中で詳しい設置判断基準みたいなものが設けられるというふうに了解しておりますので、果たして本当に地方にできるのか。 一応地方にできるという仮定での御質問ということでお受けさせていただきたいと思いますが、もちろん、何もないところにこれができて、夢のような、ラスベガスができるなん
内閣委員会
○参考人(美原融君) 確かに、数の上ではアジアにたくさんのカジノが出てきますが、全部同じじゃございません。ほとんど小さなものも今の勘定の中に入っています。全く外国人が行かないようなのも入っています。極めて地域閉鎖的に、外国人なども来ないのもございます。 そういった意味においては、日本がアジア域内においてどういう競争力を保てることができるのかというのは、残念ながら、カジノ以外のを含めた様々な日本にとっての魅力というものをどういうふうに
内閣委員会
○参考人(美原融君) 負の側面で、制度、規制によりコントロールできる側面がございます。例えば、犯罪の増加、地域環境の悪化、青少年への、教育への悪影響、こういったものはコントロールできます。 一方、コントロールがやっぱり難しい、結構配慮が必要なものもございます。例えば依存症問題、これは慎重かつ広範囲な包括的なアプローチが必要と、こういうふうに考えます。二つの問題がある。
内閣委員会
○参考人(美原融君) 確かに、このプログラム法案、分かりにくいですね。国民の目線からしてみた場合、極めて分かりにくい。方針、理念、手続を決めて、これから一定期間を置いて実施法を定めると、こういう内容でございます。 ただ、審議を究めるというのは、あくまでも一定の方針の下にこれから詳細検討してということでございますし、私は、継続的な努力を、国民に分かりやすいお話を継続的に国会議員先生が推進法、実施法をまたがってこれから一年どんどんやって
内閣委員会
○参考人(美原融君) いろいろとお考えがあると思います、どういう形でマーケット、市場構造を捉えるのか。 例えば、日本人あるいは外国人、東南アジアの人たちの現在の富裕層あるいは中間層の支出の在り方。毎年毎年来ていますけど、東南アジアの人々の結構支出が多くなっているとともに、多くの東南アジアの人々も増えてきましたですね。現実に、日本を楽しみ、観光を楽しみ、そうした人たちも増えている。そういう富裕層の中には一定の可処分所得のうちの金額をこ
内閣委員会
○参考人(美原融君) まずカジノありきから始まった国は参考にすべきでないと思います。他国のことは失礼に当たるかもしれません。ですけれども、研究者として一言言わせてください。 韓国のカジノがなぜ駄目なのか。それは、戦後間もなくして観光振興法という外国人専用カジノを造ったからです。韓国人が入らない、依存症問題は関係ない、治安も関係ない、ただ単に外貨だけを取ればいいという制度の枠組みでございました。これで五十年間やってきました。問題は起こ
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○参考人(美原融君) ありますよ。でも、むしろ潰れたのも非常に面白い、経営が集約していますから。一つの新しいホテルをそのままにして古いのを閉鎖している。 どういうことをやっているんでしょう。市場の縮小化に伴って意識的に潰しているわけです。ですけれども、潰した従業員はどうなったでしょう。周辺のカジノ施設にプロは全部雇われましたね。競争市場において、結局、一つの市における破綻というものはほかの市における継続的な成長のために吸収されている
内閣委員会
○参考人(美原融君) 例を申し上げましょう。 先月、アトランティックシティーに行ってきました。いろいろと問題がある町でございます。先月以降、ニュージャージー州政府の管理下に置かれました。自治権を喪失されて、やはり州政府の管理下にある、まあ小さい町でございますんですが。ただし、その町で何を見たか。 実は、ボードウォークと呼ばれる古いカジノがございます、これがカジノホテルです。何のコンベンションも何もありません。レストランは古い、施
内閣委員会
○参考人(美原融君) お答えいたします。 経済効果があることは明らかでございますが、確かに、同時並行的に、私も、将来カジノがあるから依存症ということではなくして、委員おっしゃっておられるように、今現在取るべき総合的な対策が必要であると、こういうふうに思っております。それはパチンコ、パチスロも含め、もちろんパチンコ、パチスロは賭博行為ではございません。ですけれども、類似的な依存症状態を呈するゲームであることは間違いない。 それとと
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○参考人(美原融君) 私は谷岡学長ではございませんので、ちょっと谷岡の意見につきましてはコメントを控えさせていただきたいと思いますが、貯蓄ではなく消費を活性化するのもその一つの有効な経済対策、こういう御意向ではないかと、こういうふうに思います。 もう一つの御質問でございますが、果たして外国のカジノ資本が日本市場をどういうふうに見るか、こういう形でございますが、確かに、歴史上こういうカジノ種類の賭博行為を初めてやった国で失敗した国はご
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○参考人(美原融君) 多分していると思います。 例えば、その八割方日本人、二割方外国人、そういった場合、一回の消費行動、すなわち、何日滞在してどのくらい一日当たり支出するのかというのは基本的な経済計算のベースになるものですから、当然そういう前提があるべきはずだと思います。
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○参考人(美原融君) 御指摘の資料は、かなり前の資料と最近の資料が入っておりまして、多分前提の取り方が大きく違うのではないかと思います。 そういった意味においては若干誤解を招くような側面もあったのではないかと、こういうふうに私は感じておりますが、非常に、その予測につきましては、どういう前提条件を取るのか、税率あるいはマーケティングの予測、分析、そういったものによって変わってきますので、どういうふうな前提を取ったのか、ちょっと私、今、
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○参考人(美原融君) 一つのお考えであると思います。 定性評価、定量評価を否定するものではございませんですが、否定的な側面になる場合、例えば現在のいわゆる依存症患者の実数、内容、在り方、先ほど委員の先生方がおっしゃいましたけれども、それすら分からない状態で架空条件に仮想条件を付けても余り意味がなくなってしまう。 そういった意味においては、地道に今の実態を正確に把握した上でそういう定量的な試みをするというのは私は結構な考え方だと思
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○参考人(美原融君) カジノ単体に限っての御質問と、こういうふうにお受けいたしました。 確かに、中国の富裕層は、習近平政権の腐敗汚職撲滅作戦によりまして海外に出にくくなっていることは間違いございません。その消費が少なくなってくるのも事実です。ですけれども、確かにマカオは中国人富裕層をベースにしてあれほどまで発展してきたわけですが、現実には、富裕層はいなくなっても一般顧客がどんどん増えて、その収入でもって採算をはじいている、こういう状
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○参考人(美原融君) この仕組みは手挙げ方式という形で、地方公共団体があるべきIRの姿を国に申請して指定を受けて、その地方公共団体が民間事業者の投資を募る、こういう仕組みでございます。 この過程で地方公共団体は何を考えるべきでしょうか。地域のためにこの施設がどうあるべきなのか、本当に地域の振興効果があるのか、地域内の雇用はどうあるべきなのか、あるいは地域の財・サービスをどのように消費してくれるのか、交付金の在り方、入場料金の在り方は
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○参考人(美原融君) 御質問ありがとうございます。 この施設はカジノだけではございません。IR施設、例えばコンベンション施設とか会議施設に万単位のお客が来ることを考えてください。この人たちが毎日カジノへ行くとは私到底思えません。私、行きません。まあコンベンションへ行ってもコンベンションに出ないかもしれません。観光に行きますね。あるいは家族のためのお土産を買わなきゃいけないとか、結構義務があるものでございます。 いわゆるコンベンシ
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○参考人(美原融君) カジノができて環境が悪化し得るか否かに関しては、残念ながら、私はそうは思っておりませんでして、高規格の質の高い施設でございますので、果たしてそういうものがあるかどうかは、一国の社会、風土、その在り方、こういったものに影響していくんではないかと思います。 二番目の教育でございますが、実は私、オーストラリアへ行って小学校の教科書を見てまいりました。教師のためのマニュアルで、こんなに厚いんです。それは、賭博、アルコー
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○参考人(美原融君) 理論的にはあり得ますけれども、実際にそれを投資する民間主体はないのではないかと思います。