国土交通委員会
○三星参考人 おはようございます。御紹介いただきました近畿大学の三星昭宏と申します。よろしくお願いします。 まず私の自己紹介からになるわけですが、私は、二〇〇〇年の交通バリアフリー法のときに、それまで政府と、何とか日本のバリアフリーを大幅に進めたいものだなという思いのもとに議論をしてまいりまして、二〇〇〇年のバリアフリーのときも参考人を務めさせていただきました。 その後、直ちに地元の関西で移動円滑化基本構想づくりに取り組みました
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発言数 24件
初発言日: 2000-04-04 / 最新発言日: 2018-04-13 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○三星参考人 おはようございます。御紹介いただきました近畿大学の三星昭宏と申します。よろしくお願いします。 まず私の自己紹介からになるわけですが、私は、二〇〇〇年の交通バリアフリー法のときに、それまで政府と、何とか日本のバリアフリーを大幅に進めたいものだなという思いのもとに議論をしてまいりまして、二〇〇〇年のバリアフリーのときも参考人を務めさせていただきました。 その後、直ちに地元の関西で移動円滑化基本構想づくりに取り組みました
○三星参考人 済みません、御質問の趣旨が……。
○三星参考人 三星でございます。 私もやはり関西のことしかわかりませんので、正確なところ、全国各地の進展が、ここがなぜこんなにおくれているのか、ここがなぜここだけ進んでいるのか、これはやはりよくわからないところはあるんです。 その前提の上で、どうしても感じで物を言うことになりますが、まず、関西の中には歴史、風土としまして、比較的弱者に優しい、あるいは外国人の方も多い、朝鮮からの方もたくさんいらっしゃいますし、被差別部落もあったり
○三星参考人 三星でございます。 私は、日本国憲法における、国民はひとしく健康にして文化的な生活を送ることができるという権利を認めているわけでございますけれども、その一部として、少なくとも、移動ができないと働くことができないのと、それからやはり学校へ行くことができない。現代社会で、働けない、学校へ行けないというのは、大変大きな生存のための必要条件なんです。ですから私は、移動すること自体、これは権利だと考えております。 ただ、それ
○三星参考人 三星でございます。 おっしゃられるように、バリアフリーを推進するためには、多面的な取組が必要になるわけであります。 特に重要なのは、第一に事業者であることは、これはもう言うまでもありません。今度の法律の中でも、事業者に、計画をつくりなさい、公表しなさいということが相当に強化されておりますので、格段にこれはよくなると思います。 私が問題にしたいのは、もう一つは自治体です。御案内のように、現在、自治体は、自分の市、
○三星参考人 三星でございます。 ちょっと私、さっき盛山先生の御質問で取り違えたところがあったかと思っていますが、小宮山先生の御質問とあわせて最初にちょっと補足しておきます。 多分、盛山先生、関西は進んでいると言うけれども、全然ホームドアあかんじゃないかというお叱りだと思ったので、それについてちょっと一言、先生の御発言と絡みますけれども。 とかく一般論ですが、やはり東京は、人口増加の中で事業者の体力が全然違うんです。これはも
○三星参考人 よくわかりました。失礼しました、質問してしまいまして。 私も、一口で言えば、先生の今のお考えに賛成でございます。 先ほど申し上げましたように、現代生活における移動というのは、学校や就業だけでなく、買物、娯楽等、交友を始めとして、現代生活ではこれは必須の条件になってくるわけでありまして、これは権利だと思います。でないと現代生活が送れていると言えません。 ただし、そこにも、先ほども申しましたように、権利を書きますと
○三星参考人 三星でございます。 内容が幾つかに分解できるかと思うんですが、まず最初に、バリアフリー、UD、ユニバーサルデザイン化が地方でなかなか進まないということの一般論について、ちょっと私なりのサジェスチョンを申しておきますと、滋賀県に守山市というところがあります。ここは、基本構想を全国で多分最初というか、既に法律をつくる前に、一九九〇年代の終わりにほぼ同種の試みをやっております。 守山市は、その委員会を後、継続改善協議会に
○三星参考人 三星でございます。 大阪市交通局の問題につきましては、民営化して、私の見るところ、バリアフリーのペースが落ちたり、ユニバーサルデザインのせっかくの獲得したレベルが下がるということは当分は考えにくいですが、長期的には懸念があります。 理由は簡単です。収支がよいときには、今申しましたように、やる余裕はありますけれども、やはり厳しくなったとき、あるいは、お金だけではなくて、大きな別の困難が出てきたときにどれだけ対処できる
○三星参考人 先ほども申しましたように、やはり、国、国民全体の合意として、公共交通、特にその中でも体の不自由な方々、みんな年をとるわけですから、そういったことの施策に必要な財源に関しては、これは真剣に考えなきゃいけないと思います。 私は、今の現状の財源というのは、今までの中で、現場的必要からやはり政府は考えなきゃいかぬでやってきておるので、どうしても制約があるんです。もっと大きな枠組みで、ちゃんと公共交通を維持していく。 ただし
○三星参考人 三星でございます。 プライオリティーが高いというのは、これも先ほど申しました知的、精神、発達に関しては、どういう対策を打っていけばよいのかというニーズ自体が十分には把握していないので、急ぎ調査研究、これは調査研究というよりも、大学や研究室の中での研究というよりは、現場の中でお招きして、一つ一つつくり込みをやってみたい。 御参考までに申し上げておきますと、知的、精神、発達の多少の反映ですが、羽田空港とか、羽田もそうで
○三星参考人 特に、駅舎、道路、それから交通施設、公安委員会管轄のものを含めて、その三者を一体的に整備していくということは大変大事でございます。政府案は、それが明確になっているという点で私は評価したいわけです。私の経験でも、従来、この三者がばらばらであるということが非常に目につきます。単なる一国民としてだけではなくて、こういう仕事に携わる者として、常にどこを歩いても目につきまして、それを今回、この法案の中で一体的に整備するということの重
○三星参考人 ただいま御紹介にあずかりました近畿大学の理工学部土木工学科、三星と申します。 総理の大変な中、早くよくおなりになっていただきたいと思っております。 今回の法案に関して何か意見を申し述べよということでございますので、十分程度、私は、専門である土木計画学、都市工学、交通計画の立場から意見を申させていただきたいと思います。 なお、私のきょう用意しました資料は、文章化してはありませんが、一枚物で、三星昭宏の名前が左上に
○三星参考人 私の感想を申し上げさせていただきたいと思います。 まず現状は到底満足できる状態にないということでございます。 丁寧に申し上げますと、我が国は非常に進んだ施策もあるんです。例えて申しますと、運輸省のガイドラインというのは、一応、世界レベルを見ておりましても、決してまさるとも劣らないいいものがあります。それから建設の方でも、段差解消であるとか点字ブロックというのは、諸外国の見本になっているんですね。部分的には非常に進ん
○三星参考人 おっしゃるとおりだと思います。非常に厳しい経済環境の中で効率的、重点的に施策を進めなければならないという点、賛成でございます。 ただ、ちょっと申し上げさせていただきたいと思いますのが、全般に、今、社会基盤施設全体が、昭和三十年代あたりからつくってきたものをやり直したり、つくり直したりするものがかなり多いわけでございまして、そういうときを機会に、ユニバーサルデザインの方向で、目的意識的にプランナーやデザイナーが、あるいは
○三星参考人 御説のとおりだと思います。 特に、こういった施策は町をつくりかえていくことでもありますので、その土地の歴史、風土条件に合って、最もその土地の特徴をあらわした、反映した施策が必要かと思います。 バリアフリーに関しましても、極端に申しますと、福祉施設の周辺では、例えば目の不自由な方の学校の周りでは重点的にそういうのをやるとか、いろいろな特徴がございますので、これは自治体が基本になる仕事でございます。国と自治体としっかり
○三星参考人 社会参加ということでございますが、一つ二つ例を申し上げます。 私の知っている例ですが、車いすの方で、非常に優秀な方ですけれども、ある大手のソフト会社に就職が決まりまして、非常に熱心に通っておられました。会社の方も非常に満足されていたんですけれども、やはり三カ月でおやめになりました。理由はたった一つ。会社の方も、本人も行きたいが、御堂筋が通えない。もうこれは当然でございまして、あの朝のとんでもないラッシュの御堂筋はどうし
○三星参考人 行政の定義で言う高齢者、六十五歳以下の方々、特に先ほど申しました中年、非常に我が国の中年の体力が弱っておるというのは医学の方々も御指摘されておりまして、ちょうど私の年代ですけれども、やはり四十代、五十代が非常に、バリアフリーという点で同じように受益がある。それから、下の図の五に示しますように、結局、六十五歳で突然切れるのではなくて連続的にあるわけでして、これが数にするとかなり出てきます。それからあとばかにならないのが一時的
○三星参考人 先ほどの話の補足になるのですけれども、関連することを申し上げておきますと、我が国の高齢者、障害者の交通対策への取り組みはやはりおくれがあったと言わざるを得ないわけであります。 一九七〇年代初頭には、アメリカの場合、あのADAが有名ですけれども、実は連邦道路法それから都市大量輸送法、いずれもそのころから、体の障害による差別があってはならないという条項を入れているんですね。これは余り知られていませんが、そういったことをベー
○三星参考人 ドライバーに関しましては、二つの面があります。一つは、運転する環境を高齢者、障害者に合わせていくという課題であります。二つ目は、運転以外の休憩時とか料金所とか、そういう運転に伴う行動の場におけるバリアフリー、この二点があります。 前者の方の運転環境に関しましては、今回の法案の趣旨からは細かい突っ込んだことは余り出てこないと思いますが、これからの課題になります。 例えて言いますと、これもアメリカの例なんですけれども、