文部科学委員会
○三澤参考人 おはようございます。私は弁護士の三澤といいます。 本日は、このように大変貴重な機会を頂戴し、心より感謝申し上げます。 冒頭、簡単に私の立場をお話しさせていただきます。 私は、東京弁護士会が司法制度改革実現のために設置しました四つの都市型公設事務所のうちの一つであります三田パブリック法律事務所の所長をしております。 当事務所は、渋谷パブリック法律事務所を前身とし、一貫して法科大学院における法曹実務教育、特に臨
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発言数 15件
初発言日: 2019-04-23 / 最新発言日: 2019-04-23 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○三澤参考人 おはようございます。私は弁護士の三澤といいます。 本日は、このように大変貴重な機会を頂戴し、心より感謝申し上げます。 冒頭、簡単に私の立場をお話しさせていただきます。 私は、東京弁護士会が司法制度改革実現のために設置しました四つの都市型公設事務所のうちの一つであります三田パブリック法律事務所の所長をしております。 当事務所は、渋谷パブリック法律事務所を前身とし、一貫して法科大学院における法曹実務教育、特に臨
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 ここに立つに当たって、これは司法制度改革審議会意見書ですけれども、これに目を通してきました。平成十三年、このころ、この場でもそうだったと思いますけれども、どういう議論がされていたかということに、まず原点に立ち返るべきだと思っています。 当時、私も一発試験で受かった人間ですけれども、この司法制度改革審議会意見書をよく読むと、その一発試験の弊害、それを改めるために今の法科大学院制度がつくら
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 実際に回復に転じるかというのは制度を導入してみないと私はわからないとは思いますが、当然、時間的それから経済的な負担の軽減には資しますので、一定程度の効果はあるのかなというふうには思います。 ただ、より本質的なことを問えば、なぜ志願者は法科大学院を目指さないのか、この問いかけをきちっと議論すべきだと思うんですね。中教審で3+2の議論を約二年なり三年されていたと思いますけれども、私はそのこ
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 実際に期間が短くなるわけですけれども、期間がどういうふうに短くなるかというのを考えてみますと、3+2+在学中受験ということですから、法学部三年、法科大学院は、もちろん司法試験の時期によりますが、実際には一年。そうすると、3+1、つまり四年ですね。しかも、法学部の三年というのは、当然ですが一般教養科目を受けますので、法学部一年生は法律専門科目は恐らくほとんどやらないと思います。つまり、3+2
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 まず、一点目の、本当に何人ぐらい3+2+在学中受験で受かるのかということに関しましては、恐らく、ここにいる参考人の皆様もそれを予測するというのは大変難しいんだと思います。 それはなぜかというと、結局、そういうものに関する資料が中教審でもいろいろな審議会でも出ていないからなんですよ。だから、私は、今回申し上げているのは、平場の議論をちゃんとして、データをちゃんと出して、それをもとにこの制
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 私も、受験資格を撤廃したら法曹志願者が物すごくふえるかということに関しては、極めて懐疑的です。 それは、先ほど議論の中にも出ていましたけれども、法曹志願者がふえない理由というのは幾つかあります。そのときに受験資格を撤廃しても、その先、私が最も気にしているのは、こういうルートでいけばきちっと合格できるんだというものが示されない限りは、やはり受験制度を撤廃したとしても、結局、富士山でいえば
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 まず一点目の、法科大学院がいい教育をしているのであれば受験資格を外してもいいじゃないかということですけれども、これは、法科大学院とは何なのかというそもそも論、法曹というプロを育成するために何が必要かということの問いかけだと思います。 単なる司法試験を受かるということであれば、法科大学院は単なる受験機関となれば、それは、法科大学院と、場合によっては予備校と競争しながら、行きたい人が行くと
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 先生おっしゃるとおり、今般、この政府提出の法案は、先ほど来私が手元に持っています司法制度改革審議会意見書と大幅に異なるというふうに私は理解をしております。 この意見書、それからその後の議論を追っかけていけばわかりますけれども、もともとこの法科大学院制度自体は、法科大学院というところに実務家も研究者も入り、未修者であれば三年、既修者であれば二年という教育をきちっと受けて、だからこそ司法試
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 まず、先生が先ほど司改審の意見書を読み上げられましたけれども、あの部分はとても重要な部分でして、今回は、3+2ということで、連携をするということが前提になっていますが、これは、当時、なぜ法科大学院制度が法学部につくられなかったかというのは、まさにその司改審意見書の摘示しているところがポイントなんです。つまり、法学部は法曹養成機関では全くないので、法曹養成機関を法学部では端的に言えば担えない
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 質問の前提として、先ほど来、予備試験が優秀で、それ以外が余り優秀でないような聞き方をされているように感じていますものですから、ちょっと気になりましたけれども、私は、ごめんなさい、予備試験が優秀だというのは、ある種の都市伝説だと思っています。私が聞いている中で、元司法研修所教官の人ともお会いすることもありますし、このテーマで話すこともありますけれども、予備試験の人が極めて優秀だというふうに必
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 先生御指摘の司法試験の問題、このことはとても大事だと思います。先ほど来申し上げていますけれども、極めて大きく期間が短縮され、そのカリキュラムの中身自体の量は変わりませんので、その学生に対して司法試験を従前のとおり、例えば、今の試験でもそうですけれども、それをそのまま当てはめればどういう結果が起こるかということは、私は、おのずと、大変学生にとってはシビアな結果になると思っています。 今回
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 現在の状況が司改審の意見書当時と比較してという御趣旨だと思いますけれども、これはもちろん私の個人的な見解ですけれども、道半ばかなというふうには思います。 道半ばというのは、悪い方向へ向かっている道半ばという意味ではなくて、やはり、司改審の意見書が目指している理想、これはお読みいただくと本当によくわかりますけれども、どこの国に出しても恥ずかしくない立派な内容です。やはり我が国はそこを目指
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 合格率の低迷の原因は幾つかあると思いますけれども、今、山本先生がおっしゃった、やはり定員管理の問題が大きかったかなというふうに思います。 ただ、当時、私が司改審の関係でいろいろ聞いている限りにおいては、当時は恐らく小泉内閣だったと思いますけれども、従前の大学とそれを管理する文科省という枠組みではなくて、むしろ新しい制度でということで、多くの大学法人がそこにトライをする、つまり、司法試験
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 先生御指摘のとおり、この今の政府法案が通っても、予備試験に手がつけられなければ、恐らく何も変わらないと思います。 予備試験というのは、先生方御存じのとおり、誰でも受けられる試験という形で設定してしまっていますので、受けない学生はいないんですね。学生に言わせれば、予備試験というのは法務省が作成した国家的模擬試験ですので、とりあえず受けてみる、司法試験も横にある、それは受けない人はいないん
○三澤参考人 御質問ありがとうございます。 先生おっしゃる、魅力的なロースクールをどうつくるかということ、これは極めて大事な問題だと思います。 ただ、この3+2+在学中受験が入ってしまえば、きょうの午前中かけていますこの時間の中でも大分出ましたけれども、私が担当しているようなリーガルクリニックのような実務実践教育は、恐らくカリキュラムの中からは、端の方に追いやられるということだと思います。 私が端に追いやられることはしょっち