経済産業委員会
○上田参考人 当社の場合を考えますと、私は外国人労働者という区別はないんです。当社には中国人の正規社員を全部雇っております。ですから、外国人労働者を安く使って付加価値を上げるというふうな考え方を私は一切持っておりません。全部正式社員で、昇格も全部一緒ということです。やはりそういうことを考えないと、我々の技術職は、はっきり申し上げて、外国人、国境はないんです。そういう政策で経営をいたしております。
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発言数 20件
初発言日: 2003-05-27 / 最新発言日: 2008-12-17 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○上田参考人 当社の場合を考えますと、私は外国人労働者という区別はないんです。当社には中国人の正規社員を全部雇っております。ですから、外国人労働者を安く使って付加価値を上げるというふうな考え方を私は一切持っておりません。全部正式社員で、昇格も全部一緒ということです。やはりそういうことを考えないと、我々の技術職は、はっきり申し上げて、外国人、国境はないんです。そういう政策で経営をいたしております。
○上田参考人 ただいま御紹介をいただきました上田でございます。 私は、岐阜県の大垣市で金型あるいは精密プレス加工を行っております。また、全国組織であります社団法人日本金型工業会の会長を仰せつかっておりまして、東京へはたびたび出てくるわけでございますが、この十月から経済産業省の調査団でインドネシア、あるいは独自の金型工業会でベトナム、プライベートでは韓国、中国といろいろな国を回ってきておりまして、ほとんど日本にいなかったので資料も用意
○上田参考人 中小企業の金融機関は、大体対象は信用組合であり信用金庫なんです。そして地方銀行も大きな影響力を持っておりますけれども、我々地元では、いわゆる中小企業向けの金融ということに非常に熱心に取り組んでおります。 そして、地元の信用金庫でいきますと、経営サポート部というのがございまして、そこでいわゆる経営者の中に資金繰りあるいは運転資金が困難になったというところへは、もう中へ入り込んで、一緒に経営者とともに再建策あるいは改善策を
○上田参考人 私は、企業経営をやってから四十年になるんですけれども、政府系の金融関係では、御厄介になったことが国民金融公庫だけしかないんです。中小企業金融公庫は全然取引ができなかった。なぜかといいますと、担保第一主義なんです。国の財産だから無担保で貸さないということ。どれだけその企業が潜在的発展能力を持っていても貸さないということでありまして、先生がおっしゃったように、こういうときにこそ私は非常に大事じゃないかなと思っております。
○上田参考人 我々金型業というのは、非正規社員で付加価値は生まれないんです。熟練の技術で、長きにわたって技術を養成していた者じゃないと品物ができないんです。ですから、私どもから考えると、非正規社員で大きな利益をもうけてきたという会社が非常にうらやましいんです。 なぜ、ああいう身分差別のような雇用関係ができたのか。これは、日本国民としてもやはり責任があると思うんですよ。アメリカのレイオフからきておるんじゃないですか。そう思っております
○上田参考人 人材の問題につきまして、我々金型業界は一兆七千億の売り上げがあるにもかかわらず、学校にそれを専門に教える学科がなかったんです。これは私は、韓国との関係で、二十五年間向こうの国立ソウル産業大学の講師をやっているんですけれども、なぜ日本にないのかなということで、最近、地元岐阜大学、あるいは群馬大学、それから芝浦工業大学がキャンパス開講しますけれども、やっと御理解いただいた。 これからの製造業は、やはりアイデア勝負、柔軟な発
○上田参考人 私の地元では信金、信組が活躍しているんですけれども、中小企業の資金需要といいますと、やはり信金、信組で十分じゃないかと思います。 それと、大手のメガバンクの支店長は、仲よくなってもどこかへぱっと行っちゃうんです。信用金庫の場合は、あれはどこへ行った、ここへ行った、絶えず我々の目の前に、それこそリレーションシップバンクだと。ですから、私は、中小企業は絶対に信金と信組を利用しなさい、やはり人間のつながりで、自分の経営もはら
○上田参考人 金融問題につきましては、先ほど申し上げたように、中小企業は総じてやはり内部留保が薄いわけでして、金さえあれば当面年を越せるというところも随分あるでしょうし、二、三年赤字を食らったってうちの内部留保は厚いから大丈夫だという企業はあるでしょう。 そういう中で、ちょうど六年前ですか、IT不況のあったときに、県保証、保証協会に随分力を入れたんですよ。ところが、あのときに、本当に真剣に仕事をしながら金融に困っておる人以外に、便乗
○上田参考人 今おっしゃったように、消費者金融あるいはノンバンクが栄えるということは、逆に裏目でいきますと正規な銀行がなかなか貸し渋るということでありまして、好ましいことではないと思うんですよね。高い金利でますます、まあ、倒産する会社は必ずバックにそういうノンバンクの融資があります。 ですから、私は、健全な会社経営の資金繰りはやはり正規の銀行が手厚く、よく企業のあれを分析して、経営者と一体となって企業の円滑な経営ができるように双方が
○上田参考人 きょうは大体金融問題が多く論議されたんですけれども、私は下請代金遅延防止法の運用強化というものが非常に大事であるというふうに思っております、取引条件。先生がおっしゃったように、まさしく大企業の優越的地位の濫用ということが非常に目立っております。 ですから、そういうことから考えますと、やはり、金型の図面を海外へ持っていったり、これはなかなか防止できないので、ですから不正競争防止法でやるとか、そういう法律で運用強化をお願い
○上田参考人 支払い条件等の問題については、いろいろな業界であります。しかし、表面になかなか出てこないんです。 なぜかといいますと、犯人捜しをやられますから、もしそんなことが見つかって、おまえ垂れ込んだんじゃないかというようなことを言われると、もう仕事はストップになるということで、非常に我慢に我慢を重ねてしのいでいるというのが現状でございます。私も公正取引委員会の下請改善委員をやっていますので、絶対に犯人捜しをされないようにやるから
○参考人(上田勝弘君) 社団法人日本金型工業会の会長を拝命いたしております上田でございます。今日は岐阜県から参ったわけでございます。 先ほど鵜飼先生の方からお話も一部ございましたが、金型という産業、この中で金型というのは金の型と書く字でございますが、これは最近まで、我々は金型、金型と数十年この業界におりますんですが、一般的にはあれはキンケイと読むんじゃないかという人もたくさんおられて、やっとここ最近になってあれは金型だと、金型企業大
○参考人(上田勝弘君) 金型の、いわゆる今、先生がおっしゃいましたインドに出ていっておる金型メーカー等は、これは非常に地元のいわゆるオートバイメーカーと密接な関係があって、そして企業規模もある程度やっぱりしっかりした企業であろうかと思います。 私が先ほど申し上げましたように、金型の実態は、そういった実力のある企業も二〇%はあるということでございますが、八〇%はいわゆる資金にしても情報にしても人材にしても、そういったことができないとい
○参考人(上田勝弘君) これは、東京都下で行いました金型の実際の調査、どういうことを望んでいるんだというようなことを調査した資料がございます。この中ではもう極論も随分出てまいりまして、国の方が金型は日本で作るように大手ユーザーに行政指導してくれとか、金型のいわゆる輸入もございます、海外で作った金型を日本で使うという。これについては課税を強化してくれとか、取りあえず金型業界に仕事がいわゆる潤うような施策を取っていただきたいと、こういう切実
○参考人(上田勝弘君) 資本金の件でございますが、日本の株式会社の資本金というのは、これは適正に会社の規模を表しているわけではございません。平均的に言って、やっぱり全部過少資本の傾向がございますので、これは、資本金で会社の規模あるいは実力を表すのは私は間違っていると思います。鵜飼先生がおっしゃったように、売上高、従業員、これでやっぱり企業のスケールがはっきりいわゆる表れてくるわけでございまして、資本金はあくまで第二次的な参考というのが私
○参考人(上田勝弘君) 買いたたき、不公正な取引、アンフェアな取引、これが今我々の業界で一番問題になっております。 ですから、要は、今までずっと金型企業というのはもう基本的には国内産業を中心だったわけでございまして、海外からのいわゆる安い金型の流入であるとか、あるいは企業が本格的に海外に行って金型を調達するということはほとんどなかったんですよね。ところが、ここ最近になってそういうことが増えてきましたので、いわゆる中国の金型と日本の金
○参考人(上田勝弘君) 経済産業省の方から昨年指針を出していただきまして、日本の金型業界の三大ユーザー、自動車工業界、自動車部品工業界、電子情報機器、その業界に産業局長名で指針を出していただきました。 これを受けて、我々は今実態調査をしているところでございます。惜しむらくは、三大メーカー以外にいわゆる金型のユーザーはまだ一杯あるわけでございまして、経済産業省の指針をもう少し各界満遍なくやはり通達を出して行政指導をしていただく必要があ
○参考人(上田勝弘君) 今おっしゃっていただいたことは、全く我々の一番重要なポイントでございます。 さきに、今、私個人の私見でございますが、この下請法、この下請というのは、先ほど木俣先生が冒頭おっしゃったように、ちょっとこの言葉は、下請はというようないろいろなことを言われておったんですが、私自身も、これは下請という言葉は私は差別用語じゃないかと、今日、というふうに思っております。韓国へ行きましても、タクシーの運ちゃんとは言いませんか
○参考人(上田勝弘君) 私も下請の委員をやらせていただいておりまして、岐阜県代表で。日常、余り下請関係の問題で苦情が、私は公にしているんですけれども、苦情が来ません。ということは、やはり民間対民間、取引業者の中でそれを言いますと必ず犯人捜しが始まる、だれが垂れ込んだかと。報復が怖いために、そういうことは実態出てこないんですね。しかし、業界でいわゆる覆面座談会をやりますといろんなことが堂々と出てまいります。これは民対民の折衝では駄目でござ
○参考人(上田勝弘君) 今、広野先生がおっしゃっていただいたことが一番頭が痛い問題でございます。 中国、東南アジアも金型の競争力を非常に高めてまいりまして、日本を脅かすまでに来ているんですが、東南アジア、中国で一番金型業界で頭の痛い問題は何ですかといったら、人材の問題なんですよ。この人材は、ジョブホッピング、いわゆるヘッドハンティング、金型の技術をちょっと覚えると、それを、こちらが給料を出すから来なさいということでヘッドハンティング