「中北徹」の過去の国会発言

発言数 41件

初発言日: 1997-05-09  /  最新発言日: 2001-02-28  /  1 ページ目 / 全体 3ページ

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2001-02-28 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 私は、文京区にあります東洋大学の経済学部で、金融と国際経済学、それから産業組織論というごく専門的な分野を教えておりますが、きょうは、そのような経済学者の立場から、特に最近の経済政策、ミクロ、マクロ経済政策の現状、それから短期、中期的な問題点に論点を絞ってお話しさせていただきたいというふうに思います。 一九八〇年の末といいますか九〇年の初頭にバブル経済が崩壊し、金融システムがその後危機にさらされて、この十年間、国民は好況

2001-02-28 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 御質問ありがとうございます。 御承知のとおり、日銀法の改正は、さかのぼりますところ、住専問題あるいは大蔵省の改革の問題ということに戻るわけですが、それはまたバブルの生成と崩壊というところに原因が求められるわけです。しかし、大もとは、各先生方からお話がありますように、日本の経済が高度成長を達成した後、従来のキャッチアップ型を脱しなければならないときに、戦時体制下で制定された仮名書きの旧日銀法を実に六十年以上続けてきたとい

2000-02-24 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 私、東洋大学から参りました中北でございます。 現在審議されております予算案に関しまして、特に金融あるいは金融システムに関連した角度から若干私見を述べさせていただきまして、提言とさせていただきたいと思います。 最初に申し上げたいというふうに思いますのは、昨年の十二月末だったと思いますが、いわゆるペイオフ解禁の延長についてでございます。 私は、ペイオフの実施というものは、これは橋本前内閣以来の政府の国際公約である、

2000-02-24 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 私は、国会にこれまで数回お呼びいただいたときに特に議論させていただきましたのが、いわゆる財政と金融の分離の議論でありました。 これに関しまして、私は、まず明確に、お金を扱う活動ではあるけれども、金融というのは貸借関係、将来返済するものだ、それに対して、財政も見かけ上は同じようにお金を回す活動ではあるけれども、これは払いっきりである、あるいは取りっきりであるという意味で本質的に違うのだということで、財政、金融分離のことは

2000-02-24 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 ペイオフの解禁の延長ですけれども、私は、消費者、預金者にとって、おっしゃるとおりメリットはないというふうに思います。 これは、財政負担をいやが上にもふやします。プラス、今ビッグバンということで、さまざまな金融商品が既に準備されていて世に出ているわけであります。つまり、預金対抗商品を、このペイオフが実施されるという前提があればこそ、さまざまな金融機関が強い動機を持って新商品を世に出そうと思っていたものをいわばくじいたとい

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 東洋大学の中北でございます。よろしくお願いいたします。 私は、この中央省庁再編にかかわる法律案、これを拝読いたしまして感じましたことを、特に金融市場と国家とのかかわりに関連いたしまして、大きく三点申し上げたいというふうに思います。 第一点目は、今回の行政改革、その理念についての議論がもっとより鮮明に取り上げられるべきではなかったかということであります。すなわち、世界標準というものを一つの目標に掲げ、それにさや寄せし

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 私は、大蔵改革をかなりそばで見ていましたので、実務的な点で簡単にお話しします。 プログラム法案というのは、柔軟性があると同時に、大変危険だ。と申しますのは、具体的なディテール、細かい言葉、文言ですね、これがやはり最後は専門家、つまり黒子によって、いろいろ根回しをして落とすところに落ちてしまう、従来型の形になってしまう危険性が大変強いと思います。言いかえますと、国会は、やはり自律性を持っていただいて、つまり予算も情報も、

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 私は、先生のおっしゃる御趣旨には基本的に賛成です。行革に限らず、今の規制緩和の背後にある、一番やはりそれが進まない原因は、労働市場の流動化が進まないからだというふうに思います。その意味で、御趣旨には全く賛成です。 ただ、この点についてはいろいろ工夫の余地が大きいというふうに思います。 簡単にお話ししますと、アメリカのSEC、証券取引委員会などがございますが、これは、日本でいうと司法試験のトップで受かった者を数十人集

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 私は法学者でありませんので、いささか大ざっぱな議論になるかもしれませんが、今先生おっしゃったように、この法案を事務局から送っていただきまして拝見しまして、大変驚きました。プログラム法案だったものですから。 これは私自身の知識のまずさをあらわしているのかもしれませんが、やはり行革という大変国家の大枠を決めるもの、これが非常にいわば粘土細工になっているような気が私はするわけです。ただ、そうはいっても、全くこれが無意味である

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 これは、私は大変不適切だというふうに思います。今の経済の客観情勢を見ますと、即刻金融、財政の分離を貫徹すべき時期だというふうに思います。 加えまして、この一月二十日に与党三党合意というのが出ているというふうに了解しているわけですが、その直後にあのような金融不祥事が次々に噴出し現在に至り、現在もなおその明瞭な展望というのは開けていないわけです。のみならず、六月に監督庁が、もう来月発足するというにもかかわらず、私の理解する

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 具体的な御指摘ですので、それに対して具体的にお話しいたしますと、私は、金融と財政をまずすっぱり分けるべきであって、そこには企画立案も含めて金融をそっくり監督庁に移すというのが基本だというふうに思っています。 その上でなんですが、今先生がおっしゃいました監督と検査、これをまた区別して、さらに峻別すべきではないかという御指摘のように承りましたけれども、それは私は正しくない考え方だというふうに思います。 一点目は、まず監

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 私も、財政構造改革を推進するということ自体に関しては、何ら間違いではないというふうに思います。 しかし、その手順、中身というのを見ますと、基本的には、シーリングをかけるということで、従来型の発想から何ら抜け出ていない。大事なのは、これからの国家のあり方というのを見据えて、財政の支出の中身を切り込んで入れかえていくということなのだけれども、それがなされなかった。したがって、従来型の発想ですから、目先の景気が悪くなると、ま

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 私はやはり、キャッチアップの過程で金融行政がいわゆる護送船団方式というものを推進してきた、水も漏らさぬような体系でこれまで来たわけですが、しかし、日本の経済がそのキャッチアップの過程をもう既に終わっていた、加えて、欧米の先進国の経済の世界化の流れ、グローバリゼーションの流れが予想以上に速かったというのが、このように問題を大きくしてしまった基本的な背景ではないかというふうに思います。つまり、国内に目が完全に向いていたというこ

1998-05-06 衆議院

行政改革に関する特別委員会

○中北参考人 くどいようでありますけれども、金融と財政というのは、性格が、全くメカニズムが違うわけです。ところが、同じお金が出入りするという現象的な面で見ますとほとんど違わない。これまで現に、キャッチアップの体制で一体でやってきました。加えまして、財政投融資などという、金融なのか財政なのか、見ようによってはいわばえたいの知れないものもあり得る。したがいまして、金融、財政が根本的に違うのだということを、もう何度も何度も、関係者に、あるいは

1998-03-11 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 東洋大学の中北でございます。よろしくお願いいたします。 最初に結論を申し上げたいと思っております。 きょう申し上げたいことは、市場の時代、ボーダーレスの時代、このような選別の時代において、私は、政府が大変古い発想に立って、わざわざ市場規律に反することを行っているという印象を禁じ得ません。構造改革、行政改革をちゅうちょしている。これでは、経済がますます悪化するのは不思議ではないと私は思っております。そこで、三点に絞っ

1998-03-11 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 私は、公定歩合は基本的にマーケットで決まるものだというふうに考えております。日銀も今回独立性を強固にしたわけでありますので、国会で何パーセントという議論は余り好ましくないとは思いますが、やはり基本的には公定歩合は低過ぎる。これは、これまで二、三年過去を振り返りまして、もっと公定歩合を上げておくチャンスを見失ったのではないかというふうに、逆に思っております。

1998-03-11 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 私は、鈴木博士のお話と基本的に同意見であります。総理の公約のうちフリーとグローバルというのは、これはもう基本的に市場の力で進行していくのだというふうに考えております。 日本が一番努力しなければならないのは、フェアネスだ、公正さの担保である。それは、金利、手数料のカルテル、いろいろありますが、それから透明性の問題、そして税の問題にも及んでいくというふうに思っております。日本が最も力を入れ、政治家の方々が関心を持っていただ

1998-03-11 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 私は、二極分解、改革、これを短期間にむしろ加速すべきであるというふうに思います。安定の名において、護送船団の方に引き戻しているというのがむしろ現実ではないか、この十一月以降の日本がたどってきている道ではないか。そのような状態で、今ビッグバンがもう本当に半月先に控えている、ますます段差が大きくなっていく、日本をますます苦しくしているのじゃないかというふうに思うわけであります。 基本的には、私は、これは安定化のためであった

1998-03-11 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 私は、経済は経済、社会問題は社会政策の議論としてきちっと区別して、それで必要に応じて発動すべきだと考えております。 今回のこの貸し渋り、私も仄聞しております。大変厳しい状況にあるということは、私も承知しているつもりでありますが、これに関しましては、やはり本当に緊急避難的な措置という意味で、ここで政府関係機関に貸し出しを強化していただくというのも一案ではないかと私は思っております。 それから、ベンチャーのお話を先ほど

1998-03-11 衆議院

予算委員会公聴会

○中北公述人 私は、フリー、フェア、グローバルという三大柱を掲げて一国の宰相が内外に誓約した約束でありますので、何が何でも貫徹していただきたいというふうに思っております。そして、この公的資金、なかんずく優先株の問題に関しましては、私は根本的にジレンマ、欠陥があると思います。 すなわち、国が優先株、劣後債を保有するのであれば、税をそこに投入するわけですから、どうして発言権を持てないのか、どうしてその使途に関してきちっと株主総会その他に

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