沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○中村参考人 おはようございます。御紹介いただきました筑波大学の中村逸郎でございます。 我が国の固有の領土であります北方領土について発言できる機会をいただき、心からお礼を申し上げます。 本日は、二つに焦点を絞ってお話しいたします。一つは、北方領土の現状について御紹介し、もう一つは、領土問題の解決に向けた全く新しい一つの案を参考意見として申し上げたいと思っております。 まずは、一つ目の北方領土の現状から御紹介いたします。
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発言数 9件
初発言日: 2017-06-13 / 最新発言日: 2017-06-13 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○中村参考人 おはようございます。御紹介いただきました筑波大学の中村逸郎でございます。 我が国の固有の領土であります北方領土について発言できる機会をいただき、心からお礼を申し上げます。 本日は、二つに焦点を絞ってお話しいたします。一つは、北方領土の現状について御紹介し、もう一つは、領土問題の解決に向けた全く新しい一つの案を参考意見として申し上げたいと思っております。 まずは、一つ目の北方領土の現状から御紹介いたします。
○中村参考人 得点ですけれども、率直に申し上げまして、私は四十九点だと思っています。つまり、五十点、半分にいかなかったと思っています。 その最大の理由は、十二月にあった日ロ首脳会談で、大きな枠として八項目、これから官民合わせて約三千億円の投資という案件が提示されましたけれども、果たして、私の見方からしますと、それだけの経済交流をしたところで、その先に領土はどうやって返ってくるのか、そこがなかなか見えてこない。逆に言いますと、経済交流
○中村参考人 プーチン大統領の本気度についてですけれども、私はかなり高いと思っております。 その最大の理由は、先ほど申し上げましたように、プーチン政権になって隣国との領土問題を約十件解決してきて、かなり前向きに取り組んできています。そうした中で北方領土問題がなぜ進展しないかというのは、最大の理由は、ロシア側にもありますけれども、私たち日本人にとっても、やはりプーチン政権に対してもっともっといろいろな提案をすべきではないかと思っていま
○中村参考人 大変重要な御指摘をいただきました。 まず、外国人がたくさん入っているということで、私も非常に憤りを感じております。これを解決するにはどうしたらいいか、これと日ロの共同経済活動をどうリンクさせていったらいいのかということですけれども、先ほど、何度も申し上げまして大変恐縮なんですけれども、スバールバル条約を結んで、これは日ロ間で経済活動をどうやるのかという、両国間でまず条約を結ぶわけです。この条約を、まず日ロ間で結んだとし
○中村参考人 確かに、北方領土地域というのは、本当に、島もそうですけれども、非常に風光明媚で、温泉があって、観光としての価値も非常に高いと思います。 私が考えていますのは、北方領土だけではなくて、知床半島と一体となった、自然保護という形の観光ですね。しかも、コストをかけない、乱開発に結びつかないような観光のあり方というのは、日ロ間でそういうやはり協定を結んでいくということは、ぜひ、すぐにでもできるかなと思っています。 自由な往来
○中村参考人 日ロ間では、決して経済協力とか領土交渉だけに限らず、さまざまな、自然環境とかいろいろな、渡り鳥の調査とか、そういった両国でできるところが実はたくさんあるわけなんですね。ですから、そこからどんどんお互いの認識を深める、一致させる、できるところから進めていくというのは、非常に賢明なやり方だと思っています。ですので、そういった形の研究調査、北海道には、北海道大学スラブ研究センターとか、いろいろ理系の研究施設もありますので、そうい
○中村参考人 日ロ経済協力関係について、これが北方領土問題に結びつくのか、そうじゃないのかということですけれども、ここで皆様にぜひお話ししておきたいのは、なぜロシア側が日本との経済協力を必要としているのか。 私たちは、当然その先に北方領土が返ってくるという願いがあるわけですけれども、ロシア側の本音を少し御紹介しますと、ロシアは二〇一四年の七月から欧米から非常に厳しい経済制裁を受けています。そうした中で、国家予算も縮小しているわけです
○中村参考人 四月の首脳会談につきまして、現地調査を徹底的にするというお話が出てきました。 私の感想も含めてお話ししますと、プーチン大統領とかメドベージェフ首相、そしてモスクワで活動している政治家たちは、北方四島の実情について余りよく御存じではないのかなと実は思っております。 ですので、現地調査をロシア側と徹底的に行い、そして問題点も明らかにしていくというのは、むしろ日本の側からどんどんこういう問題点があると働きかけることによっ
○中村参考人 北方四島を取り巻く軍事的な、日本からすれば非常にロシア側の脅威が高まっている、そういうのは実際にあると思います。 しかし、先ほど申し上げましたように、2プラス2という会談がまたこの三月から再開されましたので、そこでお互いに信頼をまた育んでいくという意味で、一体彼らが、ロシア側が何を狙っているのか、そういうあたりを明らかにしていく必要は大いにあると思います。 それと、私が、北方四島の軍事化、ロシアによる軍事化を非常に