教育基本法に関する特別委員会
○中森孜郎君 お手元に差し上げております意見陳述の骨子に沿って意見を申し上げたいと思います。 私は、一九二六年生まれの戦中派ですから、言うまでもなく、教育勅語と国定教科書に基づく国家主義教育、軍国主義教育を受けて育ちました。その教育の特徴は、皇国史観で貫かれた国史や忠君愛国を最高の道徳とする修身などを通して、子供を忠良なる臣民へと教化していくところにありました。 そのような教育によって典型的な愛国少年に育て上げられた私は、戦争が
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発言数 6件
初発言日: 2006-11-09 / 最新発言日: 2006-11-09 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○中森孜郎君 お手元に差し上げております意見陳述の骨子に沿って意見を申し上げたいと思います。 私は、一九二六年生まれの戦中派ですから、言うまでもなく、教育勅語と国定教科書に基づく国家主義教育、軍国主義教育を受けて育ちました。その教育の特徴は、皇国史観で貫かれた国史や忠君愛国を最高の道徳とする修身などを通して、子供を忠良なる臣民へと教化していくところにありました。 そのような教育によって典型的な愛国少年に育て上げられた私は、戦争が
○中森孜郎君 先ほども申し上げましたように、憲法と教育基本法は一体のものとしてずっと来たわけですよね。ですから、ここで先んじて教育基本法を変えてしまえば、当然、現行憲法との矛盾が生じてくることは間違いない。例えば教育の目標の問題でも当然起こってくるだろう。 今起こっているいじめの問題とか、自殺の問題とか、あるいは子供たちの学力低下の問題とかというのは、これは、では教育基本法を変えれば解決するかというと、そういうものでもないし、教育基
○中森孜郎君 私も、子供の養育権はやはり親にあるので、第一義的には親、それを自治体や国が支えて助けていく、そういう関係だと思います。
○中森孜郎君 宗教というのは極めて内面的価値にかかわることで、これはヨーロッパなどでも、やはり宗教教育というのは公教育の中では禁欲的にしなければ、当然同じキリスト教の中でもさまざまな考え方があるわけですから、学校の中に混乱が生じるということで、それをできるだけ禁欲していくという形で。それを、必要な場合は私立学校ということでやってきているわけですね、現在日本でも。 そういう意味で、例えば、公明党の関係の深い創価学会なんかの場合は、戦争
○中森孜郎君 戦争中、日本少国民文庫で、吉野源三郎さんという人が「君たちはどう生きるか」という本を書きました。あの中で、コペル少年が、自分の貧しい友達のうちに行ったときに、油揚げを一生懸命揚げていて、病気で休んでいると思ったら一人前にやっていた、それに大変ショックを受けまして、彼は一人前に仕事をして物をつくっている、僕は何もつくっていないじゃないかということで悩むんですよね。そして、そのときにおじさんから、だって、大事なものを毎日つくっ
○中森孜郎君 私は、どんな改革も、一番原点はやはり子供だと思うんですね。子供の声にまず耳を傾ける。そして、その子供の教育に直接責任を負って、毎日苦労している先生方の声に耳を傾ける。そういうことなしには、本当に子供のための教育改革にはならないんじゃないか。 子供はみんな学びたがっているし、きょうよりはあしたと高みに上りたがっているわけで、私はもう二十数年、仙台にある、ある女子少年院の教育にかかわってきています。その中で、学校教育から締