情報監視審査会
○五百旗頭参考人 失礼します。 このような重要な審査会にお招きいただいて、光栄に思い、感謝しております。 私は、学者、歴史家でありまして、インテリジェンスコミュニティーのメンバーではありませんし、情報セキュリティーの専門家でもない。その面では素人でございます。ただ、歴史家として、機密文書の旺盛な利用者、消費者として過ごしてまいりました。 第二次大戦中のアメリカの対日政策について、アメリカ公文書に基づく研究をやっておりましたが
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発言数 75件
初発言日: 1997-02-05 / 最新発言日: 2019-05-20 / 1 ページ目 / 全体 4ページ
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○五百旗頭参考人 失礼します。 このような重要な審査会にお招きいただいて、光栄に思い、感謝しております。 私は、学者、歴史家でありまして、インテリジェンスコミュニティーのメンバーではありませんし、情報セキュリティーの専門家でもない。その面では素人でございます。ただ、歴史家として、機密文書の旺盛な利用者、消費者として過ごしてまいりました。 第二次大戦中のアメリカの対日政策について、アメリカ公文書に基づく研究をやっておりましたが
○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 おっしゃることに全く賛成でありまして、私もそのように考えております。 それにつけ加えて、最後に機会をいただいたので一言申し上げたいのは、国の行政に携わる人が、よらしむべし、知らしむべからず的な古いパターン、防御的になる。それに対してメディアが、落ち度をつかんで何とか揺さぶろうというふうに情報を求めるという傾向が非常にあって、その二つのものがぶつかり合っているときには、なかなか公開が、やは
○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 してはならないリストをつくり始めると、これは広範にわたるということになると思うんですね。大概のことは全部公開、秘匿してはならない。 逆に、秘密にすべきことは、民主主義各国で大きく言えば二原則だと思うんですね。一つは、国家安全保障にかかわる。日本の場合には、日米安保条約にかかわるアメリカ側が秘密とすることについて、それを漏らしてはいけないというのが非常に多いですね。先ほどのイージス艦情報と
○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 アメリカ、イギリスのようなこういう情報問題での先進国は、やはり国民的な認識の基盤に支えられているところが非常に多くて、それを感じるのは、例えばナショナルアーカイブズや、それから分館もあるんですけれども、それを読む部屋に行きますと、よく日本人の研究者と会うんですよね。それで、熱心だね、君も原資料を見てやっているのかと。いや、もう今では、人の書いたものを、あるいは横のものを縦にしても、オリジナル
○五百旗頭参考人 ありがとうございます。 米村参考人と同じ観点に立っておりますけれども、御指摘の専門家の重要性、これは幾ら強調してもし過ぎることはないというふうに思っております。 専門家は、まず管理監自身も専門的な見識が必要でしょうが、行政府内の職員、プロパーの専門家、こういう情報問題について扱える人がなければ、幾ら大事だといっても、実はアメリカと渡り合えません。世界にはインテリジェンスコミュニティーというのは大変根を張っていて
○公述人(五百旗頭真君) どうも、浅田先生、関西なまりでゆっくりと朴訥にしゃべられるので、非常に何か親近感を感じ、有り難く思っております。 おっしゃるとおり、米中貿易戦争、経済対立の方は、これはある意味でトランプさんの得意芸だと思うんですね。初めにすごいことを、とんでもない、がんとぶつけておいて、そしてディールですから、やはり両方が納得するところへ、しかし初めに大きくぶっ放しているので、向こうは相当真剣に対応しなきゃいけないと思って
○公述人(五百旗頭真君) 狭義のとおっしゃった、狭い方ですか。 経済が大事であるということはもちろんでありまして、戦前というか、二十世紀の日本は、愚かにも両側の大国、中国とアメリカ両方に戦争を仕掛けて、案の定、一九四五年に国を滅ぼしたわけですね。我々、その教訓をしっかり踏まえて、戦後は経済を中心とする平和的発展の生き方をしてきたと、それは望ましいことだと思います。 二十一世紀の日本が二十世紀のように破綻せずにいくためには、私は、
○公述人(五百旗頭真君) はい。 というのを底支えすると。これ、その両方が非常に大事なので、トランプ大統領の下だけに、これは頑張らなきゃいけないと思いますね。
○公述人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 FEMAも歴史的に動きがあって、ニューオーリンズのカトリーナの前後で動きがありましたですけれども、日本としては、余りアメリカモデルを直接輸入しようとするんじゃなくて、日本は日本なりに、阪神・淡路のときには本当に奇襲攻撃で、備えは地元にもなかったし、自衛隊等にもなかったし、中央政府にもなかったというので、何が起こっているかも半日ぐらい分からないという事態だった。そこから学習しまして、警
○公述人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 先ほども申し上げましたように、アメリカのFEMAをどう適用するかというよりは、日本として、実は阪神・淡路以後、この列島は地震の活動期に入って、天災は忘れた頃にやってくると言うけど、忘れる暇もないぐらい毎年毎年来るんですね。日本はその意味で、災害に対して最も経験豊かな、そして、それを対処を重ねるとともにレベルを上げてきているんですね。 例えば、プッシュ型支援を熊本地震で初めてやった
○公述人(五百旗頭真君) どうぞよろしくお願いします。 前泊さんのお姿を見れば大体質問されることも想像付くんですが、私は、外交・安全保障という茫漠としたお話で、十五分何をしゃべったものか、またどんな質問が飛んでくるのか、予測不可能なままで参上いたしましたけれども。 初めに、総合安全保障という概念が大平内閣のブレーン研究会の一つとしてありました。総合安全保障、安全保障というのは、伝統的に、狭義でいえば国防のことですね、外敵から我が
○公述人(五百旗頭真君) はい。 そういうふうな自助能力も持っていなければいけないというふうに思っております。
○公述人(五百旗頭真君) 二国間だけじゃなくて多国間というのを組み合わせてやっていかなければいけないというのは、現在の世界の現実ですね。それで、不思議なのは、アメリカという世界の一番のリーダーたるべき国の大統領が多国間に敵意を持っているというのは非常に困ったことで、もちろん、二国間が大事で、固いところというのは二国間でやらなきゃいけないこと多いんです。だけど、世界全体の協力関係なしにやっていけない時代にあるのに、トランプさんはディールだ
○公述人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 先ほども言いましたけれども、日本は自前で国防を全うする準備は戦後持っておりません。平和憲法の下で限られた防衛力のみしか持たないというのを方針としてきていると。それが、冷戦期はそれでよかったんです。米ソ両超大国は地域紛争起こることに対して否定的で、抑えが利きました。しかし、今何でもありになってきたんですね。 その中で、北朝鮮は、御承知のように核とミサイルを振りかざして脅しまくる、中
○公述人(五百旗頭真君) 同感です。 第九条、先ほどから議論がありますように、違憲の疑いが持たれるような全面否定、自衛すらも否定しているような言辞があります。それは前項の目的のためということで免除しているかのように見えますが、疑わしいと。そういう中で、疑わしい文章をそのままに残して自衛隊の名前だけ出すというのは、非常に唐突で不自然だと思いますね。 これはしっかりと筋の通ったものにして、日本は、防衛はしっかりやる、しかしながら侵略
○公述人(五百旗頭真君) 大変共通の関心を持っていただいているのをうれしく思います。 事が起こってから政府はえらいこっちゃと、つまり、メディアが政府は何をしているという声の下で、頑張っていますと、遅いと言われながらやるというのがこれ日本の常なんですよね。 どうして起こってからなのか。起こる前はなかなか分かりませんが、しかしながら、一定の備えをした方が、起こってから大事業をするより、大土木事業で町の形態を全部変えるようなものをすれ
○公述人(五百旗頭真君) 北朝鮮という国は大変にたくましい国で、かつて社会主義圏があったときに、ソ連、中国という両超大国を手玉に取るように競争させながら、両方を北朝鮮に貢献させるというふうなことを非常に上手にやった。ところが、冷戦終結とともに、何とソ連も中国もライバルの韓国と国交を結ぶというので、裏切られたんですね。その瞬間に、日米ともし北朝鮮が国交を結べれば、クロス承認であって両方いいわけですね。で、日本にアプローチをしてきて、金丸訪
○公述人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 大事な問題で、大変難しい最近の状況ですけれども、韓国の場合に、根深く日本の、日韓併合ですね、植民地支配に対する反感というのがあって、それが全ての出発点みたいになっている。 私は日韓フォーラムの日本側議長なんかもしていて、お付き合いする、そういう人たちは非常に物分かりいいんですね。そういう人には、過去の問題があるからといって今この不適切な振る舞いを自らに許しちゃいけないよと、過去の
○公述人(五百旗頭真君) ありがとうございます。大変重要な根本問題だと思います。 日中、互いに脅威にならない生き方、私が言う日中協商という、そういう関係を続けていく、外交的に大事にしていきたいと思います。 その防衛大綱とそれが矛盾するように今提示されましたけれども、私はそれは矛盾ではないと。 中国の軍拡というのは物すごい勢いで、アメリカの空母艦隊すら西太平洋にやってくるのは容易でないと。アンタイ・アクセス・エリア・ディナイア
○公述人(五百旗頭真君) ありがとうございます。 国がなかなか防災復興庁といっても動いてくれない危険を感じながら、私のシンクタンクでは科研をもらって全国の心ある人を集めて、それも私のようなのは、私や御厨、飯尾なんていうのは、社会科学の方から災害対処どうするかというので復興構想会議やったんですが、それとは別に、防災工学といって、理工系で実際の地震のメカニズムがどうで対処の問題はどうでというようなこと、そういうのが非常に、むしろ圧倒的多