厚生労働委員会
○井上参考人 ワーク・ライフ・バランスといいますか、働き続けられる職場、そういう文化をつくることだと思うんですけれども、今のように長時間労働のもとでいえば、周りの同僚から考えても、とれないような状況というのを含めて広がっています。それがやはり労働時間規制などにつながると思いますけれども、そうした今の人手不足の中でいいますと、人がやめない職場をつくっていくということは企業にとってもいいということをしっかり認識されることではないのかなという
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発言数 19件
初発言日: 2013-11-28 / 最新発言日: 2016-03-15 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○井上参考人 ワーク・ライフ・バランスといいますか、働き続けられる職場、そういう文化をつくることだと思うんですけれども、今のように長時間労働のもとでいえば、周りの同僚から考えても、とれないような状況というのを含めて広がっています。それがやはり労働時間規制などにつながると思いますけれども、そうした今の人手不足の中でいいますと、人がやめない職場をつくっていくということは企業にとってもいいということをしっかり認識されることではないのかなという
○井上参考人 本日は、このような場を与えていただきまして、ありがとうございます。 幾つか所見を述べたいというふうに思いますけれども、まず、私が感じていることの第一は、これだけ多岐にわたるものを、しかも、一つ一つ重要な内容を、なぜ一つの法案にまとめなければならないのか、しかも、予算関連ということで年度末に成立を図る、これはやはりおかしいのではないのかということを感じています。私、配付した資料の中に、施行期日を脚注で入れたものを入れまし
○井上参考人 私、額的にはまだまだ不十分だと思いますけれども、前進だと思います。今後さらに他産業との賃金格差を埋められるような議論をしていただければというのが一点と、他の産業も含めて、労働力不足というのは深刻になっています。やはり全体として働き続けられる賃金や労働条件はどうあるべきかという議論をやられていくきっかけになればなというふうに感じております。
○井上参考人 実態といいますか、実際上、給付が削減されてきましたので、受けられないという方々が、経済的な理由から、とにかく急いで探さなきゃいけないというふうになっているんですね。 もともと、やはり失業された方、求職者の方は探そうとしていますから、それが悪循環を生んでいるというのは、見つけてみたらまたブラック企業でぼろぼろになるとか、大体、毎日ハローワークに通っても、そう仕事が変わっているわけではないですから、結局、なかなかなくて時間
○井上参考人 労働相談で実際に来られる方でいいますと、離職票自身は自己都合というふうになっていても、実際にはいじめやいろいろな形で、事実上やめさせられた方というのが大半であります。しかし、そうした方が実際上は解雇だったという証明をするのはなかなか、証人をどう立てるか困難な局面もありますし、実際上の問題としてやはりこの区別が、その後待期期間、三カ月以上ということが出てきたりしますので、不都合を生じているんだと思います。 そもそも、二〇
○井上参考人 最初にも申し上げましたけれども、もともと生きがいですから、最低賃金の規制がかかっていません。ところが、これが実際上、今相当いろいろな分野に広がっていまして、だから、一般の雇用をそういう低賃金の仕事が奪ってしまっているという状況が生まれています。 これは、やはりその原則を、しかも今回四十時間まで認めるというふうにしたときに、これからどれだけ広がるのかということは原則に立ち戻って考えなければならないというふうに思っておりま
○井上参考人 おっしゃるとおりだと思います。 マタハラだけではなくて、育児・介護休業などをとれるかどうかとか、いろいろな部分も含めて、職場の労働条件がいいといいますか、労働時間が適切に管理されていて、長時間の残業等がないということがやはり必要だと思います。 という意味でいいますと、別の法案ですけれども、労基法の改正法案、八時間労働制の原則を崩すのをやめて、上限規制をしっかりされることが必要だというふうに感じております。
○井上参考人 済みません、意味がよく……。本則になぜ戻さないのかということですか。逆なのではないのかというふうに……
○井上参考人 正しい答えになるかどうかわかりませんけれども、もともと、二〇〇〇年からの数次の改正は、雇用保険財政が厳しいということで絞り過ぎてきたというのが今の結論だと思うんですけれども、私はやはり、余裕が出た今だからこそ、失業給付等を充実させて、それで雇用をよくする、賃金の底上げを図った方が、結局は、所得税等の収入は行く行くはふえるわけですし、それと同時に、雇用の安定によって少子化にも一定の歯どめがかかるというふうに思っていますので、
○井上参考人 さまざまな制度ができることはいいことなんだと思うんですけれども、私、一番問題だと思うのは、今のハローワークそのものの機能が人員体制も含めて弱められていますよね。あそこに最もやはりノウハウの集積があるわけですよね。やはりベテランの職員というのは、本当に、その人にちょっと面談するだけで、その人の特性やいろいろなことも含めてやって、かつてであれば、中小企業の社長に頼み込んで、ぶこつだけれども技術がある人をちゃんと就職させるとか、
○参考人(井上久君) おっしゃるとおりだと思いますが、だからこそ私どもは、やはり政治が介入してきちんと全ての人々の賃金を引き上げていくこと、特に若者であるとか非正規労働者の今の処遇を変えるためには、最低賃金の引上げであるとか底上げをやっぱり重視して政策を進めていただく、同時にそのための中小企業支援をやっていただくことが重要だと思いますし、世界の流れもやっぱりそういうふうになっているというふうに感じております。
○参考人(井上久君) 全労連の井上と申します。本日はこのような機会を与えていただき、どうもありがとうございます。 私ども全労連も、働く人々や国民の生活向上と同時に、日本経済の健全な成長ということを強く願っております。しかしながら、現政権が進めておられる成長戦略ではそれを実現することはできないのではないかと私は考えております。以下にその理由と産業競争力強化法案の問題点について幾つか述べさせていただきたいと思います。 安倍首相は、本
○参考人(井上久君) 少し観点が違うのかもしれませんけれども、私ども今、かがやけ憲法全国キャラバンというのをやっておりまして、全国四コース回っているんですけれども、私も東北であるとか幾つかのところへ行かせていただき、自治体の方や経済関係の方ともお話をしました。 一番意見が投合したのは、アベノミクスは遠い世界、むしろ、やっぱり地域に若者が定着していくために、雇用の質をどうつくるか、そうした技術を磨くようなことをどうするかということで、
○参考人(井上久君) 少し重複すると思いますが、一つエピソードを紹介させていただきたいというふうに思います。 これは、自動車のある大手で派遣切りに遭った女性の話です。本社の事務系の女性でしたけれども、優秀な一流大学を出た人たちが、若者は車離れだと、どうするかということで、販売戦略やいろんなことを議論しているんだそうです。延々と議論していたけれども、ひょっとしてこの人たちはばかじゃないのかと彼女は思ったそうです。だって私たち買えないん
○参考人(井上久君) 私も似たような感想を持っていますが、日本の場合、一番私欠けていると思うことは、ヨーロッパやそうしたところと比べて生活保障が不備だということだというふうに思うんです。 失業保険制度が二〇〇〇年代、三度、大きく三度だと思いますけれども、改悪されて、私どもの見方からいえば改悪されてきました。今、実際に完全失業者のうちで失業給付を受けている方は僅か二割にとどまっています。多くの若者がどういう状況にあるかというと、今日明
○参考人(井上久君) 幾つか挙げられていると思うんですが、最初の発言でも触れさせていただきましたけれども、一つはやっぱり労働者派遣の常用代替防止という大原則を今度外せという話が出されていると思います。人を替えればいつまでも派遣を使い続けられる、それから、一生涯派遣という働き方が当たり前になりかねないということだと思いますし、そうなれば、やっぱり非正規が当たり前ということで、多くの職場で正社員が派遣や非正規に置き換えられていく、そんな事態
○参考人(井上久君) 雇用の質、まず一つ触れておきたいのは、日本の場合に、先ほどお話がありましたマスター工場で、マスター工場でありながら、そこで世界中を見渡したときに人員調整が一番やられているという日本の雇用の現実といいますか、雇用保障の弱さということが一つあるんだと思います。 それからもう一つ、先ほどキャラバンで全国を回ってということをお話ししましたが、全てがグローバル競争の荒波の中にさらされているわけではないですよね。やっぱり地
○参考人(井上久君) 私どもは、やっぱり原発から脱却すべきだということを強く感じております。 今見ておりましても、やっぱり、逆に中途半端なことが最も悪いというふうに実際上は思うんですけれども、被災地、先ほどいわきに行っているとかいう話もしました。実際、東電の中には、実は若い二十代の青年が現地採用としてたくさん働いているんですね。二百名程度まだ残っていると思います。震災直前に、数年間は四、五十名採用されていて、地元の最も真面目な優秀な
○参考人(井上久君) 私自身も、最初に申し上げましたけれども、産業競争力強化とかイノベーションということを否定しているわけでは決してないわけですよね。でも、それがそう安易にいくのかという話だと思っておりまして、やっぱりこの間の失われた二十年というのを見たときに、雇用は驚くほど破壊されてきました。もう三十年近く前ですけれども、我々が大学や高校を卒業するころ、正規の職に就けないとか就職で何か困るということは全くありませんでしたよね。それが今