「井手英策」の過去の国会発言

発言数 72件

初発言日: 2009-03-17  /  最新発言日: 2022-02-04  /  1 ページ目 / 全体 4ページ

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2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 今御紹介をいただきました井手でございます。 本日は、貴重な機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 今日は、分配と成長という言葉が与党、野党を問わずあちこちで聞かれるようになっておりますが、それらに関する私なりの思い切った提案をさせていただこうというふうに思っております。 まず、おめくりください。 お手元の資料にございます青い線と赤い線がありますけれども、これは、青い方の線がお年寄りに向かっている

2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 どうもありがとうございました。 結局は、世帯所得とおっしゃいましたが、それは恐らく、より累進度を高めていくというメッセージではないかというふうに思いました。それ自身は私は基本的には賛成ですが、一方で、例えば女性が働かない方が税金が安くなるような、そういう形にもしなってしまうとすると、女性の就労に対してニュートラルではないというような問題もございますので、これは世帯所得がよいのかどうかというのは、利害得失を総合的に考えて

2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 ありがとうございます。 今回の予算を見ていまして、まず一つには、例えば介護士、看護師、保育士等の給与の引上げが行われました。さらには、国庫債務負担行為を活用して単年度主義の弊害を是正する。更に申し上げれば、これは予算とは少し離れますが、最賃の引上げについてもかなり意欲的に首相は態度をお示しになっているようにお見受けします。これら一つ一つはすばらしい政策だと思います。かつ、今回の首相演説にもありましたように、市場原理主義

2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 ありがとうございます。 公営住宅、ヨーロッパでは社会住宅というふうに申しますが、どうしても社会的スティグマがつくという問題がございますね。所得審査があり、時には、ずっと同じ服を着た人が出入りしていると、あれっ、公務員がいつも来ているぞ、これは生活保護利用者だなというようなことがばれてしまうようなこともやはりあります。ですから、そうではなくて、家賃支援、家賃補助を軸にすること、そうすることで貧しい人たちが自分の住みたい場

2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 ありがとうございます。 もし理念でお答えしてよろしければ、おっしゃるとおりだと思います。 しかしながら、まず行政組織、徴税機構を相当人員を増やすということも含めてやってまいりませんと、みんなが一斉に確定申告をやったときにはかなりの混乱が生じようかと思いますので、そのコスト・アンド・ベネフィットの関係で議論すべきかというふうに考えます。 ありがとうございます。

2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 ありがとうございます。 ベーシックサービスの一番重要な肝はと申しますと、所得制限をつけずに全ての人たちにサービスを提供していこうとする、まさにこの部分でございます。 これは、今までの施策を見ましても、例えば特別定額給付金もそうですし、消費税の軽減税率もそうですが、全ての人たちが受益者になるような仕組みをつくっていくと、国民のかなりの人々が支持するんですよね。ですから、ベーシックサービスの考え方そのものに反対をする意

2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 ありがとうございます。 私自身は保険料というふうに申したことはございませんで、基本的には税というふうに申し上げております。 税というのはいわば暮らしの会費のようなものでございまして、例えば消費税に固執するつもりはございません。これは、所得税、法人税、様々な税の組合せがあろうかと思いますが、仮に消費税だとすれば、毎日スーパーに行って買物をするときに暮らしの会費を上乗せして払っているわけですね。その代わり、自分が病気を

2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 どうもありがとうございました。 まず一つ目のお答えですけれども、僕はパッケージポリティクスという言葉をよく使います。 要するに、今まさにおっしゃっていただきましたように、例えば大学を無償化すると、子供のいないカップルとか御高齢の方とかは何も受益がない、したがって政策は常にパッケージで出さなければいけない。例えば介護の自己負担とか医療費の自己負担、総合合算制といってよく議論してきましたけれども、支払う額に例えば上限を

2022-02-04 衆議院

予算委員会

○井手参考人 ありがとうございます。 男女の間の賃金格差をどの局面からつかまえるかによってお答えは変わろうかと思いますが、ひとまずお答え申し上げたいのは、九〇年代の後半以降に女性が労働市場に参入するようになっていったという事実であります。これは実は男性の所得補完でありまして、したがって、非正規雇用として足りない部分を補っていくという形で労働市場に出ていった。 御存じのように、九八年以降、男性労働者の自殺者数が急増いたしましたけれ

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 低所得層向けとして住宅を提供してしまうと、一種のレッテル貼りになってしまうと思います。そこに住んでいる人たちが貧しいということが分かってしまう。したがって、現物給付でやるのであれば、中間層まで含めて大胆にやらなければいけない。しかし、これは大転換ですので、当面は家賃補助をやっていくというような形で、誰がどこに住んでいると分かりにくいような形にしていくような工夫が必要かもしれません。

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 慶應大学の井手でございます。本日は貴重な機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 今日の私からの意見陳述でございますが、平成二十九年度予算の前提にある考え方について私なりの考えをお示しさせていただこうと思っております。お手元に資料があるかと思いますので、めくりながら御覧いただきたいと思います。 まずは三ページ目を御覧ください。ここからしばらく、私たちの日本社会がどうして今のように閉塞感を感じ

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) これ、財政学の原則がございまして、ノン・アフェクタシオンの原則といいますが、特定の支出と特定の税目を結び付けてはならないという原則がございます。それは、何となれば、この国会、民主主義というのは何のためにお金を使うかを話し合う場なのであって、もし支出と収入をリンクさせてしまうと、この税を何のために使うかという民主主義の本質が骨抜きにされてしまうという懸念がございます。 したがいまして、先ほどパッケージというふう

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 九七年、八年に象徴的にデータが動くわけでありますけれども、私の認識でいいますと、その萌芽は既にその前の段階からあったというふうに見ております。 端的に申し上げますと、バランスシート不況のような、企業の方が借金をどんどんどんどん返済しようという圧力を強めていく、あるいは国際的な国際会計基準でありますとかBIS規制でありますとか、そういったプレッシャーの中で企業が借金の返済をどんどん進めていく、そういう状況の中で

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 私の考えでいいますと、後者の部分であります。 したがいまして、受益を明確にする中で租税抵抗を緩和していく、そして、もちろん増税はしますけれども、その使途を明確にすることによって人々の政府への信頼感を改善していくと同時に、財政再建というのを全く無視するわけにはまいりませんので、これはその一部を財政再建にも使うべきではないかというふうに考えております。

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 基本的に、私が優先順位をもし付けろと言われるのであれば、一番は幼稚園や保育園の教育の質を改善することだというふうに思っております。これは、単に働いている人の賃金を上げようというだけではなく、教育の質を高めていく、これは結果的に社会に対して非常に大きなインパクトを持ちますし、経済成長にも中期的に間違いなく貢献していきます。しかしながら、子供のためにだけお金を出すと言った瞬間に、例えば子供のいないカップルであったり、

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 私が今日申し上げましたように、現物給付、つまりサービスを提供することが重要であると考えております。それは、今の御提案のような現金、お金を配るということとは明確に違うということを申し上げておきたいと思います。 その上で、定額給付金からもし学ぶことがあるとするならば、所得制限を付けなかったことによって極めて効率的に、つまり行政の現場の人たちの負担のない中でお金を給付することが効率的にできたと。したがいまして、所得

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 生活保護の小田原の問題が今ございましたけれども、一方では、無駄をなくすべきだ、不正受給を徹底的に取り締まるべきだという納税者の論理があろうかと思います。他方では、そうではなくて、受給者の人権、権利をきちんと守らなければいけないという視点があろうかと思います。この中で、その双方がうまくかみ合っていないことが問題のように私は感じております。 といいますのは、ほとんどの受給者は全く不正受給とは縁のない真面目な受給者

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 今御指摘の点でいいますと、例えば日本の場合は生活保護の受給権があるにもかかわらず、実際にそれを受給される方が二割を切っているというような現実があります。これは、例えばスウェーデンなんかでは八割以上の人がちゃんと受給されるわけですね。あるいは、障害者の発生率も日本は先進国の中で異常に低いんですね。これ、おかしいんです。それはなぜならば、自分が障害を持っていることを親も含めてみんなが隠してしまうという問題があるように

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 一つは、基本的な認識の問題だと思うんですが、例えば地方の現場で見られるような乳幼児の医療費助成なんかを見ていますと、非常に物すごいスピードで今広がっていっているように思うんです。そうすると、一方では、確かに昔ながらの社会構造、家族関係の中で、いや、子供を育てるのは親の責任だろうという発想があるのは分かるんですが、他方で、子供の命に関わるものや子供にとって大切なものをみんなで何とかしていこうという動きも起きていると

2017-03-09 参議院

予算委員会公聴会

○公述人(井手英策君) 二つのレベルがあるように思うんですね。 一つは、まず国税でやるのか地方税でやるのかという問題があるように思います。今日申し上げているような現物給付、サービス給付に関しましては、その供給者が基本的には地方自治体であるというふうに私は認識しております。したがいまして、あらゆる人々が負担者になっていくと私が申し上げるときには、基本的には地方税でやっていくというのが筋ではないのかというふうに考えております。 二つ

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