「今村知明」の過去の国会発言

発言数 29件

初発言日: 2016-10-25  /  最新発言日: 2016-12-06  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) ありがとうございます。 奈良医大で公衆衛生を研究しております今村と申します。 本日は、このような場をいただきましたことを心から感謝を申し上げたいと思います。 私は、日頃から公衆衛生、特に食品保健や健康政策、医療政策の分野を研究しておりまして、本日が食の安全に関する問題が討議されるということで私にお声をお掛けいただいたというふうに理解しております。 今日私のお話しする内容としましては、今日資料を一つ

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 御質問の趣旨が、ISDSになったら負けるかという御趣旨であるので、私はそれは負けないというふうに思います。それは、元々、ISDSはSPSの範囲内であればそもそも係争にならないし、係争になっても負けないということが決まっているわけですね。 じゃ、そのSPS、何が決めているんですかといったら、先ほどのコーデックスの基準で決めておりまして、このコーデックスの基準が非常に曖昧だということが逆に幸いしていまして、非常に

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 御質問、どこまで暫定措置が入れられるかということで、非常に難しい質問だというふうに思います。 私も、大前提として予防原則の考え方に各国に差があることをまず説明したいと思うんですけれども、現実、TPP、WTO、SPS、各国で考えている予防原則の考え方に違いがあります。言葉としての定義は非常に似通っていますけれども、現実に打っている施策では差が出てきます。例えば、先ほどあった肥育ホルモンのような話でいえば、ヨーロ

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 御質問ありがとうございます。 検査体制の問題について人数が足りているかという御質問で、もう全く足りていないというふうに思います。海外の検査機関に比べても、日本の検査機関、十分とは言えない状況ですし、今大量の検査をすることを求められているんですけれども、それを実施する人数が全く足りないという状況であります。 ですので、今の人数でたくさんやれということ自身無理があるので、たくさん検査するべきだというのは私もそ

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 今コーデックスの基準についての御質問で、コーデックスの基準というのは非常に曖昧に書かれていまして、幅が広く読めるようになっています。 例えば、たくさん食べている国だと厳しくできるようにちゃんと書いてあって、それはコーデックスの基準を決める際に各国が自分の国ならここまでは読めるようにしてもらわないといけないよということを申し合わせて、その許容できる範囲まで広げた非常に幅の広い表現で合意しますので、一律の基準と申

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 御質問ありがとうございます。 学校での食の教育についての御質問ということで、今、学校教育の中では昔に比べれば食についての教育が随分充実してきてはおりますけれども、まだまだ不十分の状況であります。 例えば、典型的な事例としまして、先ほどジャガイモの事例を示しましたけれども、各学校でジャガイモの栽培の実習をやっているケースが多々あります。その結果として、そのジャガイモを食べた結果、食中毒を起こす学校が毎年あり

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 食品表示、どう持っていくかという御質問ですけれども、私、昔、食品表示の行政に携わっていた関係がありまして、皆さんとも御縁があったと思います。もう外れて十五年以上たっているので、昔の話等も含めて考えていきたいと思います。 昔に比べて食品表示は今はるかに複雑になっていまして、ちょっと勉強したぐらいではあれは理解できないという状況であります。実際、学校教育であれを教え切るのは極めて困難という状況であります。先日、表

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 御質問ありがとうございます。 今後の食品衛生や農政の安全性の確保についてということなんですけれども、私は、日本は世界に比べれば食品安全の基準が非常に厳しい国だというふうに思います。アメリカも厳しい面はあるんですけれども、あのFSMAという法律ができるまでは国を統一した安全法というのはなかったんですね。そういう意味じゃ、日本よりもアメリカは全体としては遅れていた。進んでいる州は進んでいるんですけれども、遅れてい

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) TPP全体のお話ですので、私の専門分野からは外れるのであくまで意見ということで。 TPP全体によるメリットとやっぱりデメリットがあると思います。今御質問をいただいた部分というのは、やっぱりこのTPPのデメリットの部分だと思います。日本全体としては経済が発展するというメリットがあるんでしょうけれども、実際、海外との価格競争やその余波を受ける分野というのは、厳しい局面というのは考えられるというふうに思います。

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 中国の今の安全性の状態の御質問と思います。 まず、日本に中国から輸出されてきている食品についてはかなりレベルの高いものが入ってきています。これは、中国全体で見たら上位一%から〇・五%の非常にいい企業から入ってきているものなので、中国から入ってくる平均的なものを見たら、日本の平均よりも高いぐらいだというふうに思います。それに対して、中国国内の食品の平均で見たときには、近年だんだん上がってきていますけれども、まだ

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) ほかの十二か国で見たときには、その国内の平均というのは食品によって随分ばらつきがありまして、日本と中国の関係でも日本に輸出してきているようなものの平均という目で私見ておりますので、その国全体の平均を物語る基準というのはないです。 ただ、そのコーデックス基準などによってある程度の幅の中に全ての国が収まるようにはなってきていますので許容範囲であるというふうに思いますけれども、全ての国が日本を超えているかといったら

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 中国と日本の食品衛生はイタチごっこのようなところがあって、今は随分改善したと思いますけれども、私が実際にそういう監視をやっていた時代には、中国でどんどん違反する食品が出てきて、それを日本の規制でどんどん追いかけて入ってこないようにするというふうなことをやっていました。近年は大分上がってきまして、特にその上位の企業からしか入ってこないということがはっきり見えてきた時点で良くなってきています。これを完全に自由化してく

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 元々、TPPが入る以前から、WTO・SPSができた時点で起こった問題というのがたくさんあります。これは今回議論をされていることの多くは、遺伝子組換え食品も肥育ホルモンの問題もWTOの時点で起こっている問題だと思うんですね。TPPが入ったから懸念が増える可能性はあっても、そこは同じレベルでやりますというふうに書いてあるので基本的には変わらないというふうに思っているので、TPPに入ったことの問題では私はないと思います

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 予防原則という米国の考え方についてという御質問ですが、今EUも米国も科学主義や予防原則を中心という観点もありますけれども、恐らくその背景にはそれぞれの貿易上の利点というのが絡んでいまして、純粋に、じゃ、EUが全て予防原則で動いているかといったらそうではありません。米国も全て科学主義で動いているかといったらそうではなく、自国に有利な場合には予防原則をやはり持ってきて予防原則で止めていますし、EUの場合も全く逆に科学

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 合理化していることそのものは、私は悪いことではないと思っています。それは、世界的に見たらどちらか一方に統一してやっているのが一般的だと思いますので、一般的な方法で、日本がなかったということに対して世界標準に合わせていくという面があると思います。 ただ、合理化の過程で日本独自の厳しい基準の部分が、それが緩和されていくようだと問題だと思いますけれども、その基準の掛け方を変えるだけであれば、世界標準に合わせていくと

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) この国際汎用添加物そのものについては、深い考えを私あるわけではないんですけれども、米国と日本の中で添加物の使用に関して協定が結ばれて、その先のステップとしては、日本でも安全委員会などで安全性の確認をしていくと思いますし、実際にその手続にのっとらずにそれが全部認められるというふうなことはちょっと考えにくいかなと思います。 既にJECFAなどで安全性の基準に関しての評価が行われて、コーデックスでもある程度の基準が

2016-12-06 参議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○参考人(今村知明君) 農業のことについてはちょっと私余り詳しくないので、食品安全の方でGFSIの関係で考えさせていただきますと、今、食品安全をめぐる世界基準というのは様々な基準があって、せめぎ合っているという状況だというふうに思います。 コーデックスの基準も、世界標準、特に今回のSPSなどには密接に関係がありますけれども、そのほかで一番多く使われているのはやっぱりISOの22000シリーズという状況で、その中でも先進的な企業が集ま

2016-10-25 衆議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○今村参考人 平成十九年より奈良県立医科大学で公衆衛生を研究しております今村と申します。 本日は、このような意見陳述の機会をいただきましたこと、心から感謝を申し上げます。 私は、日ごろ大学で食品保健や健康政策、医療政策などを研究している者でございまして、そのようなことから、公衆衛生、食品保健にかかわる問題ということで、きょうお声をかけていただいたんだと理解しております。 まず、意見陳述の最初に、私が考える食品の安全の考え方に

2016-10-25 衆議院

環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会

○今村参考人 お答えします。 今御質問いただきましたように、食品のリスクの評価、管理というのは非常に難しいところがございまして、私が最初、食品にゼロリスクはないというお話をしたように、最終的にはリスクが残ってしまうわけです。ですので、それをいかに国民の皆さんに理解していただいて、のみ込んでいただくかというところが一番大きなポイントになるというふうに考えております。 リスクをたくさん残せば基準は緩くなって、リスクを減らせば基準は厳

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