財政金融委員会
○参考人(伊藤隆敏君) 参考人としてお招きいただき、ありがとうございます。コロンビア大学及び政策研究大学院大学教授をしております伊藤隆敏です。本日はよろしくお願いいたします。 お手元にパワーポイントを紙に落としたものが配付されていると思いますので、それに基づいて御説明をしたいと思います。なお、河合参考人のお話とダブるところはなるべく省いて先に進みたいと思います。 まず、概要ということで、そこに主な項目を立てておりますが、河合参考
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発言数 49件
初発言日: 2003-02-25 / 最新発言日: 2015-05-28 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○参考人(伊藤隆敏君) 参考人としてお招きいただき、ありがとうございます。コロンビア大学及び政策研究大学院大学教授をしております伊藤隆敏です。本日はよろしくお願いいたします。 お手元にパワーポイントを紙に落としたものが配付されていると思いますので、それに基づいて御説明をしたいと思います。なお、河合参考人のお話とダブるところはなるべく省いて先に進みたいと思います。 まず、概要ということで、そこに主な項目を立てておりますが、河合参考
○参考人(伊藤隆敏君) 河合参考人がおっしゃられたことはそのとおりなので、それに補完する形でお話しすると、やはり規模という面では、ADBが全て面倒を見るわけではなくて、ADBが触媒となって民間をいかに巻き込むかというところが重要だと思うんですね。これまでの三十年、四十年の開発の流れというのは、公的な機関が全部やるというところから、いかに民間の知恵あるいは民間の資金を利用するかというふうに流れてきて、今や世銀はほとんど、ナレッジバンクとい
○参考人(伊藤隆敏君) 金利が市場金利に近いものになるであろうというのはそのとおりでありまして、そうしないと投資銀行としては回らないわけですね。 ただ、そうすると、借りる方には負担が大きくなるというので、そこで何か金利補助みたいなものをどこかが出す、例えばシルクロード基金というようなところが出すということが可能性としてはあると思うんですね。そうすると、ますますそういった中国の意図というのが強くなるというふうに思います。 ADBと
○参考人(伊藤隆敏君) 確かに、御指摘のとおり、欧州が参加したことでどちらの分類にもそのまますっきりは収まらないというのはそのとおりであります。それから、イギリスがなぜ参加したかということについての大塚先生の御見解も、私はそのとおりだと思います。 その上で、じゃ、どうするかということでありますけれども、私は、一切日本が参加する道を閉ざせとは言っていません。日本はあくまでも開発銀行になるように仕向ける形で条件を突き付けることは非常に重
○参考人(伊藤隆敏君) アメリカがイギリスを抑えられなかったというのは私の理解です。G7の間ではウエート・アンド・シー、どういうふうになるか見守ろうといったような話合いが持たれていたと仄聞しておりますので、その中で、イギリスが抜け駆け的に私は参加したいと突然言い出したということだと思います。そういう意味では、G7の結束が乱れたという認識でよろしいのではないかと思います。 経済外交というと広くなりますので、一般的な議論として議論するの
○参考人(伊藤隆敏君) 三問聞かれたわけですけれども、最初の中国が金融技術の知識を持っているかということですが、これは、藤巻先生も行って授業をされたそうですけれども、もうあらゆるところからエキスパートを呼んで授業をやってもらったり、それから、中国人自身が今大量に留学していますから、コロンビア大学でも、本当にキャンパスを歩いていると中国語が飛び交っていて、ビジネススクールでも中国人が最大の留学生のブロックになっているということで、これはも
○参考人(伊藤隆敏君) 日本と中国の関係及び日本と中国がアジアにどう関わっていくかということでありますけれども、これは、もちろん協調できることがあれば協調するというのは重要なことでありますけれども、協調がある一方で、もう一つ競争という面もあると思うんですね。したがって、競争しながら協調していくという、これは、国際関係で常にそういう関係があるわけで、日本が一番勢いが強かった頃には日本とアメリカの関係も協調しながら競争していくということがあ
○参考人(伊藤隆敏君) 中山先生のウズベキスタンに対する強いきずなと思い入れを聞かせていただきまして、どうもありがとうございました。 ADBを効率的にして拡大してというのは全くそのとおりでありまして、ここはもう河合参考人と全く同じ意見であります。その上で、やはり国際金融機関あるいは国際金融体制について、今まで以上にアメリカとの協力、協調というのが重要であるというふうに思います。 先ほどちょっと申し上げたように、九〇年代の初めの辺
○参考人(伊藤隆敏君) 投資銀行、投資クラブというふうに理解して参加して、その投資クラブの中でメリットを享受できるという選択肢はないのかという御質問ですが、投資クラブに入ったとしてメリットというのは何があるのかというと、例えば、じゃ、企業が受注するという、これは多分ない。これはADBでも取れていないので、コスト的に日本企業が太刀打ちできないのではないかというふうに考えます。 じゃ、投資クラブだったら日本の中小企業や地方にAIIBが貸
○伊藤参考人 伊藤隆敏です。よろしくお願いいたします。 今回、日本銀行の副総裁に指名され、この場で所信を述べる機会を与えていただき、感謝しております。 まず、日本銀行のあるべき姿、果たすべき役割について、私の考え方を述べさせていただきます。 まず、世界の中央銀行の大きな流れの中での日本銀行という見方から、金融政策の目標について考えてみたいと思います。 中央銀行の最大の責務は物価の安定であるということは、多くの国の研究者、
○伊藤参考人 私の口からはなかなか申し上げにくいんですけれども、これは九人で金融政策を決めるわけで、総裁が右と言えばみんな右に向くわけではありませんので、私も平等の一票を持っておりますので、私は私の考えに従って、きちんと判断して、投票していきたいということです。
○参考人(伊藤隆敏君) 伊藤隆敏です。よろしくお願いいたします。 今回、日本銀行の副総裁に指名され、この場で所信を述べる機会を与えていただき、感謝しております。 まず、日本銀行のあるべき姿、果たすべき役割について、私の考え方を述べさせていただきます。 まず、世界の中央銀行の大きな流れの中での日本銀行という見方から、金融政策の目標について考えてみたいと思います。 中央銀行の最大の責務は物価の安定であることは、多くの国の研究
○伊藤参考人 やはり出自よりはどう行動していくかということで、新日銀法のもとで独立性があるということは、一たん任命されれば良心に従って行動することができることがやはり一番大きいのではないかというふうに思います。
○伊藤参考人 どうもありがとうございます。 社会保障関連の指標はどのように組み込まれているのかということですが、日銀が見ております指標は、生鮮食品を除くCPI、消費者物価指数の上昇率ということで、そこのCPIの中に、物価指数の中にどう社会保障関連は含まれているのかという質問に置きかえることができるかと思います。 これは、つくっているのは総務省でありまして、総務省がその家計調査等をもとに、代表的家計が支出している項目の割合を一万分
○伊藤参考人 海外から見た場合の日本の金融政策の評価ということであります。 デフレが進行し始めた、これは九八年ぐらいだと思うのですけれども、それから打つ手が遅かったんではないかというのが海外の一般的な評価であります。したがって、もう少し早目早目にもう少し大胆な手を打っていれば、こんなにデフレは長引かなかったのではないかというのが海外からの評価であります。 二〇〇一年以降、国債の買い切りの増額をする、それから、二〇〇三年以降、量的
○伊藤参考人 これは所信の中でも述べましたように、各国、さまざま模索しているところだと思うんですね。ある国はインフレ目標政策というものを掲げて、一から三%の中に中期的におさめますということを宣言して、説明する場合にも、一応そういった目標から引いて今の政策を説明するということをしております。 ただ、これはもちろん、将来のインフレ率をそこにおさめていくということで、今すぐの、現在の足元のインフレ率が高い低いということでどうこうということ
○伊藤参考人 通貨につきましては、確かに、ドル一極の基軸通貨体制からユーロにある程度基軸通貨の役割が移りつつあるという認識は、いろいろなところで持たれるようになってきたというふうに思います。 日本にとってどうするか。外貨準備が価値が目減りするではないかという御批判はあるのではないかというふうに思います。これは確かにそのとおりだと思うんですね。ドル安・円高になれば、当然、資産として持っているドルは目減りする。ただし、これに対しては、過
○伊藤参考人 サブプライムローンの問題については、一番懸念されるのは信用の収縮ということで、いわゆるクレジットクランチということが起きることによって、本来は倒産したり資金繰りに困る必要のないところまで、つまり健全なところまで、サブプライムというのは非常に健全ではなかったから問題が発生したわけですけれども、そこから健全なところに伝播してくるということが一番懸念されることなわけですね。 それを防ぐためには、一つは流動性を供給して、むやみ
○伊藤参考人 ありがとうございます。 御懸念はよくわかりますが、私は、一たん日銀の副総裁として就任することができれば、日銀の立場というのを第一に考えて、中央銀行が経済に果たす役割ということを十分自覚して、そのために全力を尽くしていきたいというふうに思います。 経済財政諮問会議というのは、総理に対してアドバイスをしていくという機関でありまして、アドバイスをするけれども決定機関ではないわけですね。したがいまして、四人の民間議員の役割
○伊藤参考人 一番目については、現在、日銀が発表している数値というのは、ゼロから二、ただし中心は一%という数字があるんですね。ただ、これは何かというと、インフレ目標でもないしインフレ参照値でもないし、これは中長期的な物価の安定ということに対して総裁、副総裁、審議委員がどういう理解をしているか、これは理解であるというふうな説明をしています。これがマーケットに対して正確に受け取られているかどうかというのは若干私は疑問に思っているので、そうい