文部科学委員会
○佐久間参考人 御質問ありがとうございます。 私は労働の専門家ではないので制度についてよく承知しているところではないんですけれども、校内だけで閉じて、管理職だけが教員の働き方を監督するという体制はやはり無理があるということには賛同いたします。 ですので、外部の専門的な知見をきちっと入れて評価するという点には賛同いたしたいと思います。よろしくお願いします。
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発言数 18件
初発言日: 2022-04-01 / 最新発言日: 2025-04-18 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○佐久間参考人 御質問ありがとうございます。 私は労働の専門家ではないので制度についてよく承知しているところではないんですけれども、校内だけで閉じて、管理職だけが教員の働き方を監督するという体制はやはり無理があるということには賛同いたします。 ですので、外部の専門的な知見をきちっと入れて評価するという点には賛同いたしたいと思います。よろしくお願いします。
○佐久間参考人 皆様、おはようございます。慶應義塾大学の佐久間と申します。 本日は、このような機会を与えていただきまして、本当にありがとうございます。 私は、この三十年間、教員養成の研究をしてまいりました。そして、実際に教員養成に携わり、多くの教え子を教員として学校現場に送り出してまいりました。その立場から、本日は、本法案についての意見を述べさせていただきます。 まず、私は、本法案の趣旨、特に、優れた人材を確保するために教師
○佐久間参考人 御質問賜りまして、ありがとうございます。 今の貞広参考人のお考えに、私も賛同いたします。やはり、すぐに大きな影響があるかというと、なかなか急激な人気回復にはつながりにくいかというふうに思います。今、教員志望の学生たちと話していて、やはり彼らが一番心配しているのは、自分に勤まるだろうか、体力がもつだろうか、過労死するんじゃないだろうか、そういう心配の方です。 教員になりたいというふうに強く思うような、子供が好きな学
○佐久間参考人 お尋ねありがとうございます。 教科担任制を進めるということの前提に、定数改善、これは是非とも実現していただきたいというところです。財政状況が厳しい中、今回教職調整額にも取り組んでいただいていますけれども、是非定数改善をお願いします。 これは、根本的な問題解決、全ての問題解決につながっていきます。特に教科担任制との絡みで言いますと、少人数学級化によって基礎定数を増やすだけではなくて、私の資料にも出しましたけれども、
○佐久間参考人 大事な御質問ありがとうございます。 教員の中核的な仕事、つまり、授業や子供に関わる仕事が今増えているということ、この現状を、私の先ほどの陳述でも二つの段階に整理して述べさせていただきました。 まず、現状では、いるはずの先生がいないという実態があります。ここに手を打っていただかなければ、学習指導要領の時間をこなすという以前に、そもそも一人だけの仕事では済まなくて、いない分の先生の仕事をかぶらなければいけない。
○佐久間参考人 御質問ありがとうございます。 定数改善について、小学校に続いて中学校も三十五人学級へと基礎定数を増やしていただいたということは高く評価したいと思います。 その上で、二つ申し上げたいことがございます。 一つは、高校の三十五人学級、まだなんです。そして今、高校生、大変な状況です。ですので、今、例えば不登校の高校生が増えてしまっていたり、高校は義務教育ではありませんので、一定期間休むと退学にされてしまうんですね。で
○佐久間参考人 御質問ありがとうございます。 私の資料の二十一ページを御覧いただければと思うんですけれども、今、定数改善をこれから行っていただくときに、イメージとすれば、予算が増える、必要だということになろうかと思います。 しかし、幸か不幸か、少子化が大変な勢いで進んでいます。私が調査した自治体では、今後二十年間で三割減を見込んでいました。つまり、子供の数が減れば、今の義務標準法のたてつけそのままでも、必要な先生の数は、その自治
○佐久間参考人 重要な御質問ありがとうございます。 やはり、今、特別な支援を必要とする子供たちが増えています。そうでなくても、少子化に伴って、昔は兄弟が五人、六人いた時代もあったんだと思うんですけれども、今は一人のお子さん、二人のお子さんがいますので、子供一人にかける保護者の思いというのが以前と比べればずっと厚くなっているという状況があります。 ですので、どの子もそれぞれ特別な支援が必要だというお子さんだというふうに私は認識して
○佐久間参考人 重要な御質問、ありがとうございます。 確かに、様々な自治体によって、主務教諭とか、前回主幹教諭という制度が導入されたときも同じだったんですけれども、給料が上がるかと思ったら、俸給表全体が改定になって、基礎が下がることで結局上がっていない、あるいはむしろ切下げになっていたというような事例も幾つもの自治体で聞きました。ですので、総財政量が変わらない中で階層を幾つつくっても、なかなか末端の教員に処遇改善が及んでいるかどうか
○佐久間参考人 皆様、おはようございます。慶應義塾大学の佐久間でございます。 本日は、このような機会を与えていただき、本当にありがとうございます。 私は、教員政策に関する国際比較研究を専門にしておりまして、その立場から、大学で教員養成に取り組み、多くの教え子を教員として学校現場に送り出してきました。その立場から、本日は、以下四点について意見を述べさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず一点目は、教員免許更新
○佐久間参考人 御質問ありがとうございます。 今の瀧本参考人の御意見に加えまして、私としては、この教員免許更新制の影響というのは、もう少し大きな視点からも見なければならないというふうに考えています。 つまり、この制度がどういう状況の中で成立したのかというのを振り返ってみますと、そもそも、当時は、二〇〇一年の義務標準法の改正以降、急激な財政改革が進んでいる時代でした。人手が減らされました。義務教育費国庫負担制度が二分の一から三分の
○佐久間参考人 懸念についてなんですけれども、三つぐらいの大きな懸念があるかなというふうに思っています。 問題は、二十二条五の四にあると思います。一と二と三は、何を記録しなければならないのかが明示されていますが、四については、当該任命権者が必要と認めるものというふうに規定されています。真面目な自治体さんは、教育委員会の皆さん、本当に皆さん真面目で誠実で粛々と仕事をなさるので、これを全部記録しなさいということになると、事務作業量が多く
○佐久間参考人 ありがとうございます。 大きく分けると、必要な研修は二つに分類できると思うんですね。 一つは、その先生が学びたいか学びたくないかにかかわらず、学んでいただかなければ困る、そういう内容がたくさんございます。子供の命を守るですとか、自然災害に備えるですとか、子供に危害を与えないようにするというようなことはしっかり学んでいただく。この点に関しましては、各自治体、教育委員会さんが多種多様にしっかりと研修を、メニューを用意
○佐久間参考人 御質問ありがとうございます。 教員の質を向上させるための研修システムの問題と、それから、仕事上何らかの問題を起こしたりして処分の対象になる先生の問題とは、分けて考えるべきだというのが私の考えでございます。つまり研修制度と処分制度は別であって、特に今回の教員免許更新制度は、免許制度によって処分しようという、そもそもその発想自体が不適切だったというのが私の意見でございます。 ですので、今回の廃止によってすっきりと、免
○佐久間参考人 大変重要な御指摘だったと思います。 残念ながら、教員免許更新制度は、十年足らずで廃止に、あるいは発展的解消になるということになりました。なぜそんな短い期間でこのようなことになったのかということについては、きちっと国会で検証していただきたいというふうに私も考えます。 何が問題だったのかというと、そもそも制度設計に無理がありました。先ほども申し上げましたとおり、不適格教員を排除するのでしたら、それは処分制度を新たにつ
○佐久間参考人 どのようにしたら先生方の自由な研修を保障できるかということだったんですけれども、まずは、やはり先生方が学びたいときに学校を離れられる、あるいはその時間が確保される体制をつくるということが何よりも大事です。今、学びたい思いを持っておられる先生方はたくさんいるんですけれども、研修に出たくても、その間学校が留守になってしまいますので、人手不足の学校から離れさせてもらえない、あるいは、疲れ切ってしまっていて、学ぶ意欲はあるんだけ
○佐久間参考人 この教員免許更新制は、アメリカの制度を参考にしてつくられたわけです。そして、二〇〇七年当時、教員免許を更新制にしているのは、世界先進国の中でもアメリカだけでした。 それはなぜかというと、アメリカは地方分権が徹底しているんですね。そして、教員免許を出しているのは州ということになります。国が教育に口を出すことは憲法で禁じられていますので、各州が責任を持っています。州が教員免許を出していますが、教員研修は、カウンティーとい
○佐久間参考人 今、瀧本参考人がおっしゃったことに加えて、やはり、私、問題は、二十二条の五の四をどのように扱うのかというところが焦点になろうかというふうに思います。当該任命権者が必要と認めるものというのが、一体何の基準にするのか、そこに公平性や公正性が担保されるのかということが懸念されますので、この研修は記録してもいいけれども、この研修は記録したら駄目だとか、そういう線引きは事実上不可能だと思うのですね。 ですので、この辺りについて