東日本大震災復興特別委員会
○参考人(佐藤大介君) NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク事務局長を務めております東北大学災害科学国際研究所准教授の佐藤大介です。 本日は、お招きいただき、ありがとうございます。また、この間、東日本大震災被災地の復旧復興に御尽力いただいておりますことに、被災地住民の一人として感謝申し上げます。 私たちの団体の概要についてはお手元の配付資料のスライド一ページ目を御覧ください。平成十五年七月二十六日に発生した宮城県北部での連続地
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発言数 7件
初発言日: 2018-07-11 / 最新発言日: 2018-07-11 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
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○参考人(佐藤大介君) NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク事務局長を務めております東北大学災害科学国際研究所准教授の佐藤大介です。 本日は、お招きいただき、ありがとうございます。また、この間、東日本大震災被災地の復旧復興に御尽力いただいておりますことに、被災地住民の一人として感謝申し上げます。 私たちの団体の概要についてはお手元の配付資料のスライド一ページ目を御覧ください。平成十五年七月二十六日に発生した宮城県北部での連続地
○参考人(佐藤大介君) ありがとうございます。 東日本大震災の経験を踏まえれば、まず一つは、やはり事前の備え。これは、史料というのは守るものであるという、そういう共通認識を持つということがまず第一でありまして、それは、行政だけでできるものではなくて、専門家、それから市民が連携したそういう地域のネットワークをやはりつくっていくということが、まず第一点。 それから二点目は、やはりそのネットワークづくりというのは時間が掛かりますから、
○参考人(佐藤大介君) 今の保存の媒体の問題ですが、古文書については、一番古いものは奈良の正倉院の文書というのがありまして、これはもう千年以上前に書かれたものが残っているという、そういう実績があるのですが、デジタルデータの場合、一番問題なのは、本当に超長期に保存する技術がまだ確立されていないという部分ですね。つまり、古い古文書は残るけど、今デジタルで作っている資料ほど百年後残っていないという、今はそういう脆弱な状態にあると思います。
○参考人(佐藤大介君) 現場でやはり一番問題になっているのは、今後その助けたものを整理していくときの人ややっぱり資金が足りないということで、特にやっぱり人を恒常的に対応できるようなまず体制が欲しいということが一つあります。 それから、あとは保管場所といいますか、やっぱり本当、中長期にわたるところの部分ですね、保管場所も人の手当ても全般的にちょっとやはり十分でないというふうに認識しておりますので、そうしたところに支援をお願いしたいとい
○参考人(佐藤大介君) 今御指摘のとおり、やはり民主主義の基礎でありますし、文書は税金で作っておりますので、そこの原則を確認したいんですが、私が遺文の研究をしているのはいわゆる江戸時代の公文書に当たるものです。それを見ますと、やはり江戸時代の役人や殿様も多様な世論に向き合って非常に悩みながら政策を決めている。それは同じ時代には出せないけれども、今だからとか百年たったら検証するとか、そういうことがあり得るといいますか、それを行うためにもや
○参考人(佐藤大介君) ありがとうございます。 実は法律の問題でありまして、埋蔵文化財というのは、今回の復興の過程において様々な工事が起こって、これは復興に限らず、遺跡があると思われる地域で公共工事する場合は必ず発掘をするというのが定められているのですが、そうした中で新しい発見がやっぱり今回もあって、これは様々な知恵を与えてくれると思うんですけれども、実は古文書については、文化財保護法の中ではそれは文化財であるというのは規定があるん
○参考人(佐藤大介君) 熊本の地震の際には、やはり東日本大震災やあるいは宮城での経験を生かして何ができるだろうと考えたときに、情報提供ということを考えました。 これは、実は熊本県は一九九八年に、いわゆる全県の古文書が、どなたがお持ちか、どのような内容のものをお持ちかという調査の報告書がまとめられておりまして、これが刊行物とともに熊本の県の図書館にデータがあって、その刊行物を、先ほど名前の挙がった西村さんの職場にその本がありましたので