予算委員会
○八田参考人 八田でございます。 ただいまの御質問に対してお答え申し上げます。 まず、国家戦略特区は何かというところからお話ししたいと思うんですが、国家戦略特区は岩盤規制に穴をあけるための制度です。 まず、参入規制突破の重要性ですけれども、四十年前までは、規制によって、既存の薬局の近隣には薬局の新設が認められていませんでした。家庭用に荷物を宅配するクロネコヤマトは営業許可がおりず、競争条件を、競争を有利にするような価格の設定
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発言数 93件
初発言日: 2001-04-02 / 最新発言日: 2018-05-10 / 1 ページ目 / 全体 5ページ
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○八田参考人 八田でございます。 ただいまの御質問に対してお答え申し上げます。 まず、国家戦略特区は何かというところからお話ししたいと思うんですが、国家戦略特区は岩盤規制に穴をあけるための制度です。 まず、参入規制突破の重要性ですけれども、四十年前までは、規制によって、既存の薬局の近隣には薬局の新設が認められていませんでした。家庭用に荷物を宅配するクロネコヤマトは営業許可がおりず、競争条件を、競争を有利にするような価格の設定
○八田参考人 これまでに、株式会社の農地保有や特区民泊などを可能にしてまいりました。 一方、過去五十年にわたる獣医学部の新設制限は岩盤規制の極致であります。 大学や学部を新しく新設するときには、その質を担保するために、大学設置審による専門家の審査を受ける必要があります。その審査に合格すれば、どのような学部も設立することができます。これが法律です。 ところが、文科省は、法律ではなく、告示でもって審査すら受ける権利を奪ったのです
○八田参考人 はい。 それでは、しかし、筋の通った改革提案でも退けられる可能性があります。起案が中途半端に終わった経験もあります。構造改革の拡大などはその例です。国家戦略特区のプロセスが政治によってゆがめられた……(発言する者あり)待ってください。 まず、最後にお答えします。
○八田参考人 今日お話しになったような経緯は全くありません。総理からもまた秘書官からも、何の働きも受けたことはありませんでした。
○八田参考人 簡潔にお答えいたします。 まず、京都の場合、これは申請されたときには、大変いい提案だと思っておりましたし、私もそこで、ワーキンググループの議事録をごらんになればわかるように、非常に好意的に見ておりました。 ところが、予期せぬことに、一校に限るという制限がついてきたわけです。これは獣医師会の圧力によるものであります。これは獣医師会のさまざまな記録の、議事録をごらんになればわかりますが、獣医師会が政治家に圧力をかけて、
○八田参考人 お答えいたします。 まず、総理の意向を感じたかということに関してですが、岩盤規制を打破すべきだという強い御意向は、諮問会議で総理はいつも申されておりました。したがって、このことについては認識しておりました。総理のリーダーシップなくして、岩盤規制を打破するということはできるわけがございません。 一方で、特定の事業者を優遇してほしいといった意向は、この件に限らず、総理から示されたことは一切ございません。 獣医学部に
○八田参考人 公正な行政がねじ曲げられたかという御質問でございますが、不公平な行政が正されたと考えております。 多くの特定業界が参入規制から得る権益は、政官業の癒着の財源であります。業界団体は関係議員に参入規制を陳情し、関係議員はその業界の監督官庁に圧力をかけて、規制を手に入れます。意欲的な新規業者が規制緩和を官庁に要望しても、普通は係長が対応して、門前払いをいたします。 国家戦略特区は、こうした現状を打破する制度です。そのため
○八田参考人 どうも、いい質問をありがとうございました。 まず、ちょっと直接お答えする前に、何でこの規制改革ということが、これほどこだわりを持って我々は言うかというと、基本的には、既得権を廃止すると、大体消費者が得するんですよね。値段が安くなったり、サービスがよくなったり。ところが、消費者というのは薄く広く広がっているものだから、ほとんど政治的な結束ができないんですよ。 ところが、生産者の方は少数ですから、うんと政治的にまとまっ
○八田参考人 おはようございます。 本日は、私に、特区に関する考えを述べさせていただく機会を与えてくださいまして、まことにありがとうございます。 題としては、「国家戦略特区で何が出来るのか」という題でハンドアウトを書きました。 まず第一に、国家戦略特区というのは、総合特区という、ここのところ数年、非常に各地方が力を入れてきたものとどこが違うんだろうかということをよく伺いますので、まず、その比較をしようと思います。 総合特
○八田参考人 基本的に、例えば医療、農業がうたわれているのは、要するに、規制があるために育たない、まさに委員御指摘のように弱い産業になっているところを規制を取っ払って自由闊達なものにしようということです。 むしろ、特定の伸びている産業に例えば財政補助をしようとか、そういう目的ではなくて、規制が障害になっているところを取り除こう、そういうことだからだというふうに私は考えております。
○八田参考人 今おっしゃったことは、要するに、規制を改革して、資源の有効な配分をし、成長するときに所得の不平等が拡大したらまずいではないかということだと思います。 私は、思いますに、基本的に、一九六〇年代の日本の高度成長というのは、高度成長をしたがゆえに、二重構造が解消して、失業が減って、そして日本の所得の分配を非常に平等化したと思います。したがって、成長が不平等化をするということはあり得ないと思います。基本的に、失業をなくすという
○八田参考人 総合特区というのは、先ほど申し上げましたように、地方活性化のためであります。そして、こちらの方は国全体の観点からというのが大枠ですが、実際の進め方はかなり違うところがありますね。 総合特区の場合には、まず地域を選んでから、いろいろな規制改革の要望があるんですが、それを、地域活性化統合本部の事務局員が、各省から出向した方たちです、その方たちがいろいろな省に行って交渉するわけですね。交渉するけれども、そこで向こうがだめだよ
○八田参考人 今回は、法的にまだ決められていないワーキンググループでやって、しかし、与党及び政府首脳の強大なバックアップ、サポートがあったから、各省がいろいろとやってくれたと思います。今度、新しい仕組みでは、制度としてそれが確立して、法的な組織でやっていかれるから、規制改革がより強力に進められるのではないか、そういうふうに思います。
○八田参考人 御質問ありがとうございました。 特区というのは、一般的に言えば、極めて政治性が高くて、各地方の議員さんたちは、やはりできたら自分のところに欲しいなと思われると思うので、これを選ぶプロセスというのは、やはり厳密に定義されていなければまずいと思います。 そして、今、特区では、まだ場所の選定はないですが、どういうことをやるかということについては、有識者の意見を伺い、いろいろな事業者の意見を伺い、それから自治体の意見を広く
○八田参考人 今委員御指摘の点は極めて重要だと思います。これはやりっ放しじゃだめで、必ずチェックと評価が必要です。 そして、従来の規制改革会議では、閣議決定した内容について本当に各省がちゃんとやっているのかということをフォローアップする仕組みを設けております。そして、驚くべきことに、サボっている省が幾つか発見されるんですよね。だから、そういうことはやはりどうしてもチェックしてなきゃだめです。 それから、総合特区では、中にそういう
○八田参考人 今の御指摘ですけれども、こういう法案を提出するのは、やはり最終的には政府の責任でされるわけで、ワーキングというのはあくまでその骨子をつくるところですが、政府が別なお考えをなさるところは、もちろんそれに従うべきだと思っています。 ワーキングとしては、基本的にはプロセスの問題として、もともとこの特区で補助金を出すということは言っていませんでしたし、意見募集する際にもそういうことは申しておりませんでしたので、プロセスの問題と
○八田参考人 ありがとうございました。 実は、この国家戦略特区は、当初においてはかなり大都市中心にということが言われておりました。ところが、特区のワーキンググループに毎回新藤大臣が御出席なさいまして、最初におっしゃったことが、大都市だけではまずいよ、やはり国家戦略というのは本当に地方も活性化する必要があるから、そういうところも目配りはしようねということをおっしゃいました。それで、意見募集をするときに、そういう、地方の活性化をするのも
○八田参考人 ありがとうございました。 私どもは、もうとにかく、極力、会議は公開すべしと思っております。そして、特に役所がとにかく普通に聞けば理屈にもならないような理屈を言うときには、それが公開されることによって、どっちに分があるかということははっきりすると思いますので、その公開ということはもう根本だと思っております。ただし、座長が判断するときには非公開にすることができるという条項がございます。 この議論のときには具体的にどうい
○八田参考人 議事録は、一部未公開というふうに書いてございます。したがって、議事録全てが公開されているわけではなくて、この資料を使った部分の議論というのは未公開でございます。 そして、これについては、これは未公開ということを前提に議論したものでございますから、その関係の方々の承諾が要ると思いますが、もちろん全ての方が承諾されれば公開してもよろしい内容です。要するに、先ほどの役所と云々というようなのとは事情が違います。 それから、
○八田参考人 全くそういうことではございません。 では、一応発言の当事者の個々の名前というようなことを伏して、そこでの議論がどういうものだったかということをお話しいたしたいと思います。 ここの参考資料はなぜ必要だったか。しかも、これを非公開としたのは、本質的にまだ成案になっていないものだったんです。それでもう本当に非公開の議論ならばこれを出しましょうということで、恐らく八代さん自身も最終的にこれをチェックしていない、文章もチェッ