外務委員会
○内藤政府委員 お答えいたします。 このたびの松本インシンカ社長の事件につきましては、はなはだ憂慮すべき事態でございまして、過去におきましては、かつて八年ほど前に、わが国の場合においては最初の例といたしまして、ブラジル、サンパウロにおいて大口総領事が政治ゲリラによって誘拐されて、その後ブラジル政府の介入もありまして釈放されたという事態がございます。今回の場合におきましては、日本時間五月十八日に松本社長が誘拐せられたことが判明した直後
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発言数 68件
初発言日: 1966-10-11 / 最新発言日: 1978-05-26 / 1 ページ目 / 全体 4ページ
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○内藤政府委員 お答えいたします。 このたびの松本インシンカ社長の事件につきましては、はなはだ憂慮すべき事態でございまして、過去におきましては、かつて八年ほど前に、わが国の場合においては最初の例といたしまして、ブラジル、サンパウロにおいて大口総領事が政治ゲリラによって誘拐されて、その後ブラジル政府の介入もありまして釈放されたという事態がございます。今回の場合におきましては、日本時間五月十八日に松本社長が誘拐せられたことが判明した直後
○内藤政府委員 条件といたしまして、まずエルサルバドル政府自身が、いままでにおいて何回もそのような事件があったことでございますから、そのような誘拐事件については最も的確なる判断を持っておりますので、その助言を常に仰ぎながらやっておるということで、総理並びに外務大臣の先方に対するメッセージにおきましては、個々のケースについてではなくて、全般的にいろいろ協力を要請するということで、個々の場合の対応ぶりについてはわが方の大使が先方の官憲と随時
○説明員(内藤武君) まず、第一に、ブラジルに対する投資の現状と展望についてお答えいたします。 ブラジルは非常に広大な面積を有し、非常に資源にも恵まれておりますし、工業国として最近非常に進歩的な政策をとっておりまして、外資を非常に歓迎いたしておりますし、その他現地におきましては八十万に及ぶ日系人が存在する、そのような非常に有利な条件に幸いされまして、ブラジルに対する投資活動というものは非常に近年急速に進んでまいりまして、現在におきま
○説明員(内藤武君) まず、輸入制限の点につきましては、先生御指摘のとおりに、ブラジルにおきましては、オイルショック後に貿易バランスが非常に悪化するとか、そういった事態がございますので、やむを得ませずかなり広範な輸入制限の措置をとっておりまして、これは最近におきまして一部、十品目ほどについて解除はいたしましたけれども、まだ相当多くの品目が残っておりまして、現在の見通しといたしましては、ブラジルのそのような国際収支が改善されることが条件で
○説明員(内藤武君) 御指摘のようなケースもございまして、ブラジルに対する企業進出には二つの時期におきまして一種の対ブラジル投資のブームというものがございまして、その時期に、言うなれば、やや過早な計画のもとに事を進めた企業があったというようなこともあったかというふうに聞いておりますし、そのような計画でブームに乗って進んだところが、ブラジル経済のオイルショック後におけるところの一種の停滞があったことによって必ずしも企業の採算であり、あるい
○説明員(内藤武君) 御指摘のように、アマゾンアルミ製錬計画は、昨年九月のブラジル大統領訪日の際におけるほとんど目玉のうちの最大の目玉の一つというほどの大きな日伯間の協力関係でございまして、この実施に関しましては、わが方といたしましても非常に大きな関心と協力の姿勢でずっと臨んでまいったわけでございます。一時、これにつきましては、双方の最後の詰めの段階におきまして、いろいろ細かい問題が生じてくるということで、その点について十分なる調整を行
○内藤説明員 お答えいたします。 先生のおっしゃいますとおり、在外公館並びに進出企業に対して、いろいろな形での脅迫、その他爆弾を仕掛けたとかそういったことも再々起こっております。かたがた、われわれといたしましては、さきに大口総領事が昭和四十五年にゲリラによって誘拐されて、そしてそれによって、先方の要求する犯人の釈放という措置を通じてようやくこれを釈放することができたというような生々しい体験も持っておりますので、中南米におきましてもそ
○内藤説明員 詰めの段階においていろいろ問題か出てまいりましたので、一応目標としては一九八一年を、できるならばそれに達したいということで詰めを急いでいるという状況でございます。
○内藤説明員 その点について、われわれの方でもそのような事例の存否について少し調査したこともございますけれども、いままでのところその事例がございません。
○内藤説明員 お答えいたします。 先生のおっしゃるとおり、ブラジルにおきましては国際収支悪化という状況にかんがみまして、短期的ではありますけれども輸入制限を現に行っております。そして、これに対しましては、わが方に及ぼす影響も非常に大きくございますので、たとえば昨年九月ガイゼル大統領が訪日された際におきましてもこの輸入制限が可及的速やかに撤廃されるようにということも話しましたし、その他の機会におきましてもこれがなるべく早く撤廃されるよ
○内藤説明員 お答えいたします。 おっしゃいますように、われわれの方では随時輸入制限撤廃をするように、なるべく早くという意味の申し入ればしておるわけでございますけれども、ブラジル側は先ほど申しましたような事情でやむを得ざるということでございます。ただ、ブラジル側がこのような制限を撤廃するかどうか、いつごろというのは国際収支がどれほど改善されたかということの見通しと当然に関連しておる次第でございまして、ブラジルにおきましては輸入抑制を
○内藤説明員 お答えいたします。 アルミ製錬についての計画についてますお答えいたしますと、先生御指摘のように、昨年九月にガイゼル大統領訪日の際に、大きなプロジェクトについて両国間でこれを推進するということの話がまとまりまして、その後双方の当事者間において引き続きいろいろな事務的な詰めが行われておりまして、その一つの結果といたしまして、本年一月に、本計画に関して日本側の当事者となるところの日本アマゾン・アルミ会社というものが設立された
○内藤説明員 当初におきましては一九八一年に発足ということでございましたが、いろいろな詰めの段階におきまして若干予定かおくれておるということでございます。
○内藤説明員 お答えいたします。 御指摘のように、非常にブームの時期において非常に多く、五百数十社というものが出ましたのは事実でございますが、その後ブラジル側におけるところの、先ほど先生御指摘のような経済的な不況であり、国際収支の悪化とか、そういったような全般的な経済の問題があったりいたしまして、若干の企業につきましては御指摘のような事態がありましたが、通例それは資金不足によって撤退せざるを得ないとか、あるいは規模を縮小せざるを得な
○内藤説明員 御指摘のように幾つかの会社がそのような設立の認可を受け、その後その計画が必ずしも円滑に進まないというような事態もあったように承っておりますけれども、われわれの承知いたしますところ、通例、石油ショックの前にそのような計画を立てて企画をしたところが、その後の事態、ブラジル全体の経済的な情勢が悪化したことにおいて、企業採算その他において問題があるということで、規模をやや変更しなければならなかったというような事態がございます。そし
○内藤説明員 現地において問題が生ずる場合にいろいろございまして、一つは、日本のオーバープレゼンスということに対して先方の同業の業者筋から、むしろ経済的な理由から差し支えるということで、新聞その他を操縦しての一種の反論が起こったという事態もございますし、その他の場合においては、善意ではあったけれども経済情勢の変化に応じてそうせざるを得なかったという事態がございます。そして、このように問題になった場合においては、先方の商務省の方から、通例
○内藤説明員 その件については承知しておりません。
○内藤政府委員 お答えいたします。 ブラジルにおきましては、先生のおっしゃるように、一九六四年以来、要するに陸軍系の政権ができておりまして、すでに四代続いております。先般訪日のガイゼル大統領は四代目でございますけれども、ブラジルにおきましては、一九六六年に政党の再編成をいたしまして、現在は与党であるいわゆるARENAと称するものと野党というものがありまして、野党に対しましても、発言であれ、政治に関与する機会は十分に認められております
○内藤政府委員 お答えいたします。 まず第一に、先生の触られましたアマゾン・アルミ計画の関連でございますが、ガイゼル大統領の昨年九月の訪日に先立ちまして、非常に大きなプロジェクトがブラジル側において逐次行われまして、その一つとしてアマゾン・アルミ計画もあったわけでございます。これに関しましては、幸いにしてガイゼル大統領の訪日の時期を境といたしまして、非常に各方面の協力が進み、ブラジル側におきましても日本側におきましてもその協力が進ん
○内藤政府委員 お答えいたします。 近年ブラジルとの間におきましては貿易関係が非常に増進しておりますが、ブラジルは非常に大きな石油輸入国でありまして、石油危機以来外貨負担が増大いたしまして、そのために国際収支の赤字の結果、かなり広範な輸入制限措置をとらざるを得なかった次第でございます。それに対しましては、わが方の輸出品が非常に多くそれに関連いたしますので、たとえばブラジルのガイゼル大統領が昨年九月に参りました時点におきましても、その