商工委員会
○北沢委員 今まさにエネルギー政策全体の見直しと将来のビジョンの構築が必要でありまして、そうして、その将来ビジョンに基づいてこの法案も作成されていなければならないはずであります。従来型の原子力政策を推し進めていくことでは本当の将来はないというふうに私は思います。 この法案は、議論を重ねるほどに、危うさを国民に説明できない事実を覆い隠したまま、大きな負の遺産を残してしまう強い懸念を感じるわけでございます。より慎重な審議をお願いし、皆さ
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発言数 719件
初発言日: 1990-05-30 / 最新発言日: 2000-05-12 / 1 ページ目 / 全体 36ページ
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○北沢委員 今まさにエネルギー政策全体の見直しと将来のビジョンの構築が必要でありまして、そうして、その将来ビジョンに基づいてこの法案も作成されていなければならないはずであります。従来型の原子力政策を推し進めていくことでは本当の将来はないというふうに私は思います。 この法案は、議論を重ねるほどに、危うさを国民に説明できない事実を覆い隠したまま、大きな負の遺産を残してしまう強い懸念を感じるわけでございます。より慎重な審議をお願いし、皆さ
○北沢委員 社民党の北沢清功でございます。 高レベル放射性廃棄物の最終処分についてはいろいろ、原子力発電を中心として、意見の違いやまた重要な方針の見直し等を含めてあるわけでありますが、これは緊急かつ重要な課題ですから、取り組まなければいけないということだけは先日私は申し上げたわけでございます。しかし、以下述べる総括質問の中で、若干、御期待に沿うべき賛成が得られるかどうかということについても私としては心苦しく感じておりますのですが、し
○北沢委員 この法案は余りにも確実性のないものの上に成り立っているにすぎず、具体的に試算額が出ている処分費用の三兆円だが、高レベル廃棄物の処分場などというのは世界のどの国においてもいまだ実現されていないことであり、今回の審議の過程でも、技術的、資源量、時間的、社会制度的、どれをとっても不確実性の要素ばかりでございます。経験のないまま、気の遠くなるようなほど遠い長期にわたる費用についてどう計算できるのか、根拠は何なのか、将来不足した場合ど
○北沢委員 原子力が新しい日本のエネルギーの分野なのは二十年前からなのですが、当初、電気料金が非常に安い安いということが強調されて、ある面では、日本の電気産業ないしは電力会社等の負担を軽減するということにおいて、国の予算というものはあらゆる分野で相当支出されておるという認識を持っております。したがって、今の三兆円という問題は、これはだれが見ても今後大変なことだということでありますから、これからの電力料金の規制緩和を含めて、国民の負担が、
○北沢委員 科学技術庁の方の御意見もお聞きしたいんですが、いわゆる法案の見直しも含めて議論の最中でございますから、ある面では今後多種多様な意見が出てくるわけでございまして、そういう面で未成熟といいますか、未確定といいますか、そうした議論が今後この法案の整合性とどうなのか、問題はないのかということについて、若干お尋ねをしたいと思います。
○北沢委員 社民党の北沢でございます。きょうは、私も全く素人でございますが、参考人の皆さんの御意見をお伺いして、今後におけるこの問題の審議に非常に有益な御発言であるということで、私は感謝申し上げたいと思います。 私ども、きのうの委員会もそうですが、何か今回の法案は未知の分野というか、これから研究開発をする分野が非常に多いわけであります。また、発電のコストといいますか、そういうものの分野も、規制緩和を中心としたいわゆる負担が、大企業が
○北沢委員 先ほど、非常に未知の分野というか、開発を研究する分野が多いということでありますが、民間が進めるということになると、この法案の中には研究という部面が非常に欠落をしているような感じがしております。そういう中で、もっと研究の分野に力点を置いて、国民の皆さんが安心するような状況をつくり出すことが非常に重要であると思いますが、未知の分野があるほど、私は、国民のこの問題に対するPRを含めて、問題があろうというふうに思っております。
○北沢委員 ありがとうございました。理解させていただきました。 私は、コストの問題なんですが、六ケ所村を見て感じたことは、これは、発電そのものも大切かもしれぬが、後の廃棄物の処理というのは大変なことだろう。とにかく、長期的に何十年、八十年、百年、三百年ということですから。そういう面で大変なことであろうというふうに思って帰りました。 今後、一兆円ということで国は考えているようですが、到底、地域の協力費だとかまたはいろいろの費用とい
○北沢委員 委員の皆さんの御発言の中には、後の皆さんに負担をしょわせないということを言っておりますが、そうでもないようであります。 いずれにしても、この問題は、研究開発というのは今後進むし、いろいろの問題の解決をすることが大事でありますから、それらを含めて議会審議をもっと徹底的にする必要があるのじゃないかということを最後に私の感想として述べて、四人の先生方に重ねて御礼を申し上げて、発言を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○北沢委員 最後に大臣に御決意をお伺いしたいわけでありますが、これまでの委員会での議論を聞いておりまして、大臣として、この法案の施行に対してどのような責任と決意を持っておられるか、その点について御答弁を煩わしたいと思います。
○北沢委員 私は、国民の信頼を得るということは、ある面では率直な、真実といいますか、そういう目標をはっきりしてこそ初めて信頼が増すのではないかというふうに考えるわけであります。 それから、この法案は、原子力発電からの使用済み燃料をすべて再処理施設においてプルトニウムを分離回収する再処理を前提としております。先ほど申し上げたとおりです。使用済み核燃料の直接処分が選択の一つとしてあってもいいのではないか、あくまでも全量再処理にこだわるの
○北沢委員 リサイクルという問題もございますが、国内でも、研究者等から、使用済み燃料の直接処分に関する選択肢もあってしかるべきだという意見も多いわけでありますし、また、諸外国においても直接処分が一般的だと聞いておるわけであります。また、電力業界からさえも、これは朝日新聞で元東京電力副社長の方が、原子力政策はこれまでのような再処理、プルトニウム利用一辺倒でなく、柔軟であるべきだと述べられております。 こうした状況から、各界の意見や声に
○北沢委員 社会民主党の北沢でございます。きょうは遅くまで御審議をいただいて、感謝申し上げたいと思うわけです。 私は、今までの委員会のやりとりをお聞きして、幾つか問題点や御意見がありますが、実は三つぐらいに集約できるのではないか。 その一つには、非常にこの問題の難しさというか、しかも一万年という気の遠くなるような長期の問題でございまして、このことの国の責任と、実施主体は民間でございます、機構とはいっても民間でありますから、国は適
○北沢委員 私は、外務省の方にも御出席をいただいて、御質問いたしたいと思うわけでありますが、次に、余剰プルトニウムについてお尋ねをしたいわけであります。 この法案が立法化されれば、多くの余剰プルトニウムが生まれることになります。この法案どおりだと、二〇一五年までに四万トンのガラス固化体を発生させるということは、一トンから十キロのプルトニウムを取り出すとして、四万トンということは四百トンのプルトニウムという計算に私の資料ではなるわけで
○北沢委員 プルトニウムが核兵器に転用できるという意味で、核拡散の問題が国際的な問題になるというふうに理解されますが、先ほどの答弁ですと非常に少ないということですが、実際は、六ケ所村に私も行きましたけれども、やはりプルトニウムの使用についてはまだ手探り状況でございます。したがって、案外、量が非常に、余剰プルトニウムを保有しているんではないかという思いをしておるわけであります。 特に科学技術庁にお伺いしたいのですが、日本はプルトニウム
○北沢委員 透明度を増すということでありますし、その面で理解がされればいいことなんですが、外務省としても、私どもの常識ですと非常に苦しい御答弁ではないかというふうに推察をするわけでございます。 では、具体的に細かい技術的なことについてでありますが、人間が直接作業できないほど放射性が強い廃棄物を運搬、埋設するという具体的な作業についてお伺いをしたいと思うわけであります。 人間が近づいて作業できないものを貯蔵場所から処分場まで運び、
○北沢委員 私も六ケ所村、先ほど見たと言いましたが、空冷といいますか、自然冷却で八十年かかるんじゃないかというようなことを現地で説明を受けて、それも相当いっぱいになってきた。ですから、そういう意味では、地下埋蔵という今回の問題というのは急がなければならないんじゃないかという思いをして実は帰ってきたわけです。 今御説明がありましたように、こうした作業はほとんどの部分、無人化せざるを得ないのではないか。埋設されたガラス固化体は厚さ十九セ
○北沢委員 突発事態ということも私申し上げたのですが、そこら辺の対応についてもやはり深い安全性というものを配慮すべきだというふうに思います。 すべての核燃料サイクル機構からの報告書によりますと、可能であるということだけで、実際にその実績があるわけではないのですね。実績のない技術について安全性が担保できるのか。実際に事が起こってみなければ、やってみないとわからない技術に頼ってこの重要法案が成り立つというのは、頭の中で、机上の設計図にす
○北沢委員 私は、今までの原子力予算というものは、原子力産業のコストを、研究開発時代でありますから相当な金が必要だし、むしろ非難すべきは、ソフトエネルギーといいますか、新エネルギーにもっと金を注ぐべきではなかったか。そのことのおくれがあることが今日問題になってきているわけでありますが、最近はこの面はふえております。 それと、今回の、民間の主導であるということと、もう一つは規制緩和による売電、受電の自由化という問題があり、大企業なりそ
○北沢委員 ひとつ、ぜひ全力を挙げてお取り組みをいただきたいと思います。 以上で終わります。