「土井真一」の過去の国会発言

発言数 59件

初発言日: 2004-05-12  /  最新発言日: 2023-05-31  /  1 ページ目 / 全体 3ページ

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2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 本日は、このような意見を述べる機会を賜り、光栄に存じます。 私から、参議院の緊急集会について、四つの論点を中心に意見を述べさせていただきます。 まず第一に、衆議院の任期満了による総選挙の場合に緊急集会を開くことができるかという論点です。 憲法五十四条二項は、「衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。」と定め、そのただし書において参議院の緊急集会を定めていますので、同項に基づく緊急集会につ

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 私も先ほど申し上げましたように、いずれの場合であっても完全な民主的正統性がある状態ではないという事態ですので、どちらが民主的正統性があるのかということを議論しても若干観念論に陥ります。なので、先ほど申し上げましたように、正常な事態に戻すためにどちらが有効な方策であるかという点をしっかり御検討いただくのがよいかと思います。 以上です。

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 緊急事態に対応するために憲法を改正するということは理論上はあり得るというふうに思いますが、現行憲法を前提にしてどうあるべきかというふうに考えたときには、大規模自然災害が生じた場合に、現に総選挙が実施できず、衆議院解散から七十日が過ぎた段階で、例えば参議院の皆さん方が国民にとって必要な法案や予算案の審議を打ち切れるかというと、それは非常に困難であって、憲法も、立憲主義の基本的な考え方からすれば、権力の抑制と均衡の機

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) ここの部分につきましては、私の論文の中にも書かれていますし、それから、松浦参考人の論文の百三十五ページにもありますように、英訳はイン・タイム・オブ・ナショナル・エマージェンシーという表現になっております。 このナショナルエマージェンシーというのが広いか狭いかということについて、日本側とGHQの側でやり取りがございます。日本側は、主張していますのは、このナショナルエマージェンシーというのが今御指摘のありましたよ

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 基本的には、先ほども申し上げましたように、内閣が示した案件に関連する範囲内で広く国会の権限を代行することができると解すべきだと思います。ただ、先ほども申し上げましたように、では憲法の改正の発議までできるかというと、それは私はできないと思いますので、限界はあろうかと思います。 それから、全ての緊急事態について憲法は備えているかという問題ですが、およそ緊急事態への備えというのは一長一短ございまして、完璧かと言われ

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 基本的に、民主的正統性というのは、やはり選挙が早急に行われる事態が生じることになるということであろうと思います。 いずれの緊急集会の場合も、あるいは任期を延長する場合にも、共に民主主義的正統性において両院制が機能しているときよりは問題があるというのには変わりございませんので、基本的にはどちらの場合が次の総選挙を速やかに実施できるような仕組みになり得るかというところが重要なんだろうと思います。 以上です。

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 任期延長の問題の中で私自身、憲法理論上最も難しいと考えますのが失職した衆議院の身分の復活させる場合でございます。とりわけ、解散が行われて、その後、衆議院の身分を復活させるということになりますと、実質的に解散の効力を失わせる仕組みになります。 したがって、特に慎重な検討が必要で、もしこの衆議院議員の身分の復活に内閣の関与を不可欠だというふうにしますと、解散を行った内閣自身に解散の撤回を求めるということになりかね

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 私も、現行法制度上やれることはそれでやるのが適切だと思いますし、法律の委任という形を取りますと、委任が広範に過ぎると考えるときには法律を改正することによって限定することができます。ただ、憲法で過剰な権限を与えてしまいますと、それを直すのに憲法改正が必要になるという面がございますので、国権の最高機関の方で委任の範囲をお決めになるのが適当かと思います。

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 先ほども申し上げましたが、内閣総理大臣は恐らく衆議院議員から選ばれており、閣僚の多くが衆議院から選ばれている状況で、衆議院が解散されますと既に衆議院議員の地位を失っているという状態になっています。その状態においては、基本的に自らの正統性を支えている院がないという状態について長期に維持しようという意向が働きにくいと考えられますし、衆議院議員の先生方はその段階では候補者になっておられて、自らの選挙がいつまでも行われな

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 具体的には、やはり自然災害等の緊急事態の実情に即した対応を行うほかないとしか申し上げられないんですが、次の二つの歴史的事実は参考になろうかと思います。 一つは、阪神・淡路大震災の際、あるいは東日本大震災の際に行われた選挙期日の延期で、これが東日本大震災の際には最大七か月程度の延期が実際に行われたということが一つです。 もう一つの事実は、終戦後最初の帝国議会衆議院議員総選挙が終戦後約八か月後の昭和二十一年四

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 私も、長谷部参考人がおっしゃられたように、緊急事態の問題はその都度その都度の状況を踏まえて御議論になっておられると思いますので、それについて意見を申し上げることはございません。 緊急事態についてできる限り適切な仕組みを検討されるというのは国会の役割でございますので、それについても異論はございません。 ただ、緊急事態というのは余り観念的に議論しても進まない話で、実際にどういう場合があるのかということを想定し

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 法律も憲法も、全ての条文について解釈が割れるというところは不可避ですので、それを整理させていただいたということになります。 以上です。

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) はい、そのとおりだろうと思います。七十条で新たに国会が開かれたときに内閣は総辞職しなければならないと定めている規定と併せて、そのように解釈できると思います。

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 参議院の緊急集会について、憲法が緊急事態に対して対応する一つの仕組みとして入れたものであるというのはそのとおりだろうと思います。 じゃ、これで完全かということについては国会で更に御議論いただくべきことで、私自身も国会議員の任期の延長はどうなのかと言われますと、いろいろな考え方あろうかなと思いますが、緊急事態が生じた場合の国会の当然の開会ですとか解散権の制限ですとか、そういった立憲主義の考え方からして必要な部分

2023-05-31 参議院

憲法審査会

○参考人(土井真一君) 理論的に私の学説を申し上げますと、参議院の緊急集会は国会そのものではなく、参議院という国家機関が国会の権能を代行しているというふうに整理する必要があると思います。その意味では、参議院の緊急集会の民主的正統性にも実は問題がある。 ただ、重要なのは、そういう状態であるからこそ正規に戻すレジリエンスが働くので、完全な国会ができているように見えますが、しかし、結局は任期を延長してしまっていて選挙を十分行えていないとい

2019-05-23 参議院

文教科学委員会

○参考人(土井真一君) 京都大学の土井でございます。 本日は、貴重な機会を与えていただき、ありがとうございます。 私は、平成十六年の制度開設時から法科大学院教育に携わってまいりました。また、中央教育審議会の委員として、法科大学院教育の更なる改善充実に向けた検討にも関わっております。本日は、このような立場から、法科大学院制度及び司法試験制度の改善の在り方について意見を述べさせていただきます。 法科大学院は、司法制度改革の柱の一

2019-05-23 参議院

文教科学委員会

○参考人(土井真一君) 情報発信するというのは非常に大事だと思っております。 実は、私は法曹養成教育にも関わっておりますけれど、初等中等教育の方にも関わっておりまして、法教育を中心に進めてまいりました。今回、高校に公共という科目も導入されることになっておりますし、その科目の中で法曹を始めとして様々な専門家の方に来ていただいて実際的な話をしていただくという機会を設けることが可能になっておりますので、是非そういう機会に法曹の方々に法曹の

2019-05-23 参議院

文教科学委員会

○参考人(土井真一君) 御質問ありがとうございます。 夏に司法試験を仮に実施するということになりますと、夏休み、それから後期をどう活用するかということに問題が出てくるだろうと思います。 先ほど他の参考人からも出ましたように、例えば語学が学ぶ機会が必要だとか、あるいは、現在でも法科大学院、外国の大学と国際的なプログラムというのを提携をするという試みをしておるところです。ところが、やはり司法試験が近づいてきますと、そういう科目を取る

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