国民生活・経済に関する調査会
○参考人(大淵寛君) 中央大学の大淵です。御指名ですので、意見を申し上げます。 時間が限られておりますので、お手元にお配りいたしました資料のすべてにわたってこの時間内にお話しすることはできませんので、かいつまんで要点のみお話しいたしまして、それ以外の点については後ほど質疑の中でお話しいたしたいと思います。 まず、今問題になっております少子化ということの意味について少しく申し上げておきたいと思います。 少子化と申しますのは、一
日本の国会議事録 全文検索
発言数 9件
初発言日: 1999-04-16 / 最新発言日: 1999-04-16 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○参考人(大淵寛君) 中央大学の大淵です。御指名ですので、意見を申し上げます。 時間が限られておりますので、お手元にお配りいたしました資料のすべてにわたってこの時間内にお話しすることはできませんので、かいつまんで要点のみお話しいたしまして、それ以外の点については後ほど質疑の中でお話しいたしたいと思います。 まず、今問題になっております少子化ということの意味について少しく申し上げておきたいと思います。 少子化と申しますのは、一
○参考人(大淵寛君) 御質問のポイントがちょっと十分把握できなかったんですけれども、これからの少子・高齢化時代の低成長をどのように活性化させるか、その手段についてお聞きになったというふうに御理解してよろしいでしょうか。 それは先ほども意見の中で私が申し上げた点ですけれども、経済的な面に限定して申し上げますと、より新しい時代に適合した新しい産業を育成するということがまず求められるかと思います。その中心はやはり情報産業、高度情報化の促進
○参考人(大淵寛君) 大変難しいといいますか、スケールの大きな問題を突きつけられたわけですが、日本の人口はお話しのように江戸時代後期には停滞状態にありました。 ちょっと簡単に申し上げますと、関ケ原の戦いがあったころの日本の人口というのはおよそ千二百万、それが享保の改革、徳川吉宗の時代にはおよそ三千万、約二・五倍にふえています。徳川時代の前半というのは相当急速な増加をしたんです。それが幕末には三千五百万ぐらいにまで、ふえはしましたが微
○参考人(大淵寛君) 御質問の趣旨は、結局少子化対策の内容についてということだろうと思います。 これはその要因からしまして、要するに晩婚化対策と言えることなんでありますが、お手元の資料の五ページと六ページに列挙いたしましたもので簡単に御説明いたしたいと思います。 大きくは制度改革と意識改革に分かれておりますが、制度改革は、ここにありますように子育ての経済的負担と女性の負担軽減、これは家事、育児の負担軽減、それから結婚への動機づけ
○参考人(大淵寛君) 北欧の例を挙げて、個を大事にする、そういう考え方が非常に強いということは私も同様に思っておりまして、やはり個人主義が非常に浸透しているといいますか、長い歴史を持っているということをいろいろ痛感することがございます。 この非嫡出子の問題についても同様でありまして、法的な面だけではなくて、やはり社会的な規範としてそうした者に温かい目を向けるというか差別をしない、そういうものがあるんだろうと思います。 翻って日本
○参考人(大淵寛君) 御質問ありがとうございました。 私は、かねてから、少子化が行き過ぎるということは大変問題である、やはり出生率は少しは引き上げるべきだ、その目標としては人口置きかえ水準まで上げることが必要であるというふうに主張しております。 人口が減った方がいいというふうに言う方は、現在の日本が非常に人口過密だというような意識をお持ちだろうと思いますけれども、確かに人口が減りますと一時的には過密感が薄れまして、いろいろな形で
○参考人(大淵寛君) ちょっと言い残したことといいますか、舩橋先生が今言われたことに関連して、地球全体として見れば人口爆発をしているんだから、日本のような先進国の人口はむしろ減った方がいい、こういう意見も時々聞くわけです。 ところで、地球で人口爆発が起こっているのかといえば、確かにそうなんですけれども、しかし一九六〇年代後半をピークとして増加率が漸減しておりまして、特に一九九〇年代には大幅に低下いたしました。それから、二十世紀に入っ
○参考人(大淵寛君) 私の対策の中に必ずしもお答えになるようなものが含まれていないかもしれませんけれども、最近の少子化あるいは晩婚化の中には、やはり子供を産み育てるということが負担である、負担感ばかりが強過ぎて、本来の子育てというものは非常に楽しいんだ、こういう視点が余りにも欠けているのではないかというふうに思います。 実際育てるときには相当大変であることは、私も二人一緒に、一緒にといってもウエートとしては小さかったかもしれませんけ
○参考人(大淵寛君) 現在の合計出生率一・三九が続くと千年で日本人口が百五十人ほどになってしまう。これはあくまで机上の計算でありまして、現実にそんなことは起こらない、いわばSF的なことであるということは、もういつもそう言っているのでありますけれども、とにかく、言ってみれば瞬間風速としてこれだけもう低くなっている、これが長期に続けばこうなるんだという、あくまで例え話として聞いていただければありがたいのですけれども、とにかくこんなに低いんだ