厚生労働委員会
○参考人(宇山洋美君) おっしゃるとおりだと思います。 まずは、間接雇用というのが非正規労働の中でも派遣の唯一特殊なところなんですね。そこで雇用責任をどこも負わない。まず派遣先が雇用責任を負わない、だからといって派遣元が雇用責任を負うのか、これは負っていないというのが私の十五年の実感でございます。 それから、派遣労働というのを派遣業界がよく、女性は派遣を選んでいるという言い方をしていますけれども、そうではなくて、正社員の働き方そ
日本の国会議事録 全文検索
発言数 10件
初発言日: 2015-08-26 / 最新発言日: 2015-08-26 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○参考人(宇山洋美君) おっしゃるとおりだと思います。 まずは、間接雇用というのが非正規労働の中でも派遣の唯一特殊なところなんですね。そこで雇用責任をどこも負わない。まず派遣先が雇用責任を負わない、だからといって派遣元が雇用責任を負うのか、これは負っていないというのが私の十五年の実感でございます。 それから、派遣労働というのを派遣業界がよく、女性は派遣を選んでいるという言い方をしていますけれども、そうではなくて、正社員の働き方そ
○参考人(宇山洋美君) よろしくお願いいたします。宇山洋美と申します。今回は、このような場を与えていただき、ありがとうございます。 私は、現在派遣労働者として働いている者でございます。その立場から、今回の派遣法改正案による影響、派遣労働者の実態等を当事者として述べさせていただきます。 私は、登録型派遣で、専門二十六業務の一つである事務用機器操作として働いています。専門業務であるため、派遣でありながら受入れ期間の制限がなく、十五年
○参考人(宇山洋美君) 働く女性の半分以上が非正規労働です。その中で派遣というのも主要な働き方ではありますが、その派遣の中で女性は特に事務派遣というものを多く担っております。その事務派遣というのが、取替えの利く仕事、余人をもって代え難い仕事ではなく誰がやっても同じ定型業務、補助業務だという位置付けでございます。女性の正社員の中で一般職の事務の仕事を、そのまま女性の派遣労働者、事務派遣、事務用機器操作に引き継がせたというのが現状だと思って
○参考人(宇山洋美君) 私の同僚の派遣労働者は女性でして、やはり育児休業を取ろうとしていますが、実際に育児休業を取るということができなくて、派遣元との契約も一回やめると、派遣先はもちろん登録型ですから仕事がない、収入がない。派遣元とも一旦契約を取りやめるということで、また次に何とか復帰しようというふうに頑張っているというケースがあります。 そして、問題が、派遣先にまた同じところを求められて復帰したときに時給を下げられたというケースが
○参考人(宇山洋美君) 事務派遣に関して言えば、臨時的、一時的な仕事ではなく通年を通して必要な基幹労働だと思っております。にもかかわらず、一方では専門業務ではないというところで、やはり専門業務の中に事務用機器操作を入れることがそもそもおかしいのだというふうにも思っています。であるからこそ、私は十五年ここで、同じ派遣先で働いてきたんですが。 そこで、派遣というのがおかしいなと思うのは、派遣は常に時給単位で三〇%から四〇%マージンを取ら
○参考人(宇山洋美君) 無期雇用という言葉は、有期雇用よりも派遣元会社と派遣労働者との結び付きが強いということになっているかと思いますが、少なくとも私の周りの派遣労働者でそういった形の安定した派遣労働で派遣を続けている人は一人もおりません。 それと、派遣元会社との結び付きが非常に希薄です。一回も私は派遣元会社に行ったことがありませんし、来いと言われたこともありませんし、営業に来る人間一名とだけしか接触を持つことができません。私の業務
○参考人(宇山洋美君) まず、派遣であろうが正社員であろうが、同じ仕事をやっていれば同じ賃金を払うということが大前提であるかと思います。その上で、派遣の場合は臨時的、一時的ですから短期で使用すればいいのであって、企業の側は雇用のリスクが軽減されます。その分、単価は正社員より上げるべきです。そうやって、正社員よりも派遣の方が使いにくいというふうな、例えばEUで取り入れられているような方式が日本でもあるべきだと思っています。 それから、
○参考人(宇山洋美君) 事前面接は、御存じのとおり、当然違反行為でございますが、現場では当然のごとく横行しております。よしんば派遣労働者が、これが禁止行為です、違反行為ですから私は事前面接をしませんなどと言おうものなら、二度と派遣元会社から仕事は紹介されませんので、分かっていても事前面接に応じます。 その場合、私の場合は、打合せと称して、そのときの時給や交通費も一切もらえずに行われました。ほかの方々を聞いても、それは横行していると思
○参考人(宇山洋美君) 法律の条文の論理的展開からして無期雇用が増えるという可能性は否定はできませんが、私の実感から申しますれば、それ以前に、そもそも派遣という職にすらありつけないのではないかという可能性、おそれの方が多いです。 先ほど申し上げたように、そんなに派遣が嫌だったら請負業務がいいのではないかというふうにも言われています。請負業務は労働者性がございません。最低賃金の規制もございませんから、今の派遣の時間単価よりもはるかに低
○参考人(宇山洋美君) 私としては、このキャリアアップ、雇用安定措置というのは正社員化、登用には寄与は全くしないと。それから、キャリアアップ、教育訓練というのは、具体的な中身、それから派遣先のニーズを満たすような中身には至っていないのだということを感じております。 先ほど申し上げたように、実際に派遣元会社に私は聞きましたので、それの言質を取っておりますが、まだ一般事務に関しては考えていない、何もないんだというふうに言われておるわけで