経済産業委員会
○政府参考人(定光裕樹君) 続きまして、燃料油の激変緩和事業でございますが、一時的な緊急避難措置として実施しております。他方で、GX、脱炭素化などを進めていく観点も踏まえますと、いつまでも続けるものではないと考えておりまして、今後の扱いは、国際情勢、経済、エネルギーをめぐる情勢などをよく見極めながら適切に判断してまいりたいと考えております。 なお、御質問のトリガー条項の凍結解除についてですが、幾つかの問題があると考えておりまして、灯
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発言数 435件
初発言日: 2022-02-01 / 最新発言日: 2024-06-13 / 1 ページ目 / 全体 22ページ
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○政府参考人(定光裕樹君) 続きまして、燃料油の激変緩和事業でございますが、一時的な緊急避難措置として実施しております。他方で、GX、脱炭素化などを進めていく観点も踏まえますと、いつまでも続けるものではないと考えておりまして、今後の扱いは、国際情勢、経済、エネルギーをめぐる情勢などをよく見極めながら適切に判断してまいりたいと考えております。 なお、御質問のトリガー条項の凍結解除についてですが、幾つかの問題があると考えておりまして、灯
○政府参考人(定光裕樹君) お答え申し上げます。 製油所の統廃合につきましては、石油元売会社による国内需要の減少を踏まえた生産設備の最適化や、供給網の再構築の取組の一環と理解してございます。また、御指摘の製油所のトラブルも生じておりますけれども、他の製油所からの振替や輸入によって対応することで、需要に対して必要な石油製品の供給量については全体としては確保してきているというふうに承知してございます。 経済産業省といたしましては、こ
○政府参考人(定光裕樹君) お答え申し上げます。 御指摘の欧州等の今後のSAFの技術の動向の見通しにつきまして、我々も同様のものを承知しておりまして、基本的には同じ方向に向かうべきだというふうに考えてございます。 具体的には、足下では、廃食油などを原料にSAFを製造する、HEFAと言っていますが、そういう技術が確立されており、今後は、二〇三〇年までに、エタノールからSAFを製造するアルコール・トゥー・ジェット技術、あるいは廃棄物
○政府参考人(定光裕樹君) お答え申し上げます。 様々なリスクということは当然想定しながらエネルギー基本計画を作っておりますし、今まさに見直しのプロセスに入っているということでございます。 やはり、日本の場合は化石燃料、エネルギーに関しては化石燃料を多く輸入に依存していると、これが国富の流出、貿易収支の赤字を招いてしまっているということは、マクロ経済で見ますと非常にこれは一つの課題だとは思っていますので、やはりこの化石燃料への依
○政府参考人(定光裕樹君) お答えいたします。 このLNG市場でございますけれども、現状、安定的な調達を可能にする長期契約の代替が相当難しいと、かつ不透明な状況にありますことから、サハリン2ですとか北極LNGプロジェクトは日本のエネルギー安定供給にとって重要なプロジェクトと認識してございます。 御質問のこのJOGMECと三井物産が参画しております北極LNG2プロジェクトでございますけれども、昨年十一月のアメリカ制裁などを受けまし
○政府参考人(定光裕樹君) 御指摘のいろんな懸念ということは我々もよく想定しながら安定供給に支障を来さないようにということでやっていく必要があるとは思っていますけれども。 基本的には、やはりエネルギーの安定供給のためには、もちろんいろんなエネルギー源を活用していくということはもとより、天然ガスにつきましても供給先を分散させておくということが基本だと思っておりまして、ロシアへの依存ということは、今、日本でも約九%、LNGの輸入、ロシア
○定光政府参考人 お答え申し上げます。 日本周辺海域に存在が確認されているメタンハイドレートや海底熱水鉱床などは、商業化がなされれば、国際情勢や地政学リスクに左右されない貴重な国産資源であります。 こうした海洋資源の調査については、先ほど大臣からも御答弁ありましたとおり、海洋基本計画及びその内容を中長期的なロードマップとして更に具体化させた海洋エネルギー・鉱物資源開発計画に基づいて、商業化を見据えた生産技術の開発などと併せて、計
○定光政府参考人 お答え申し上げます。 ちょっとそこは、若干長い表現で恐縮なんですけれども、二〇三〇年度までに民間企業が主導する商業化に向けたプロジェクトが開始されることを目指してということですので、二〇三〇年度に何か商業ベースでプロジェクトが始まるということではなくて、それを目指した民間企業ベースのプロジェクトが動き始める。今はほとんど国の一〇〇%補助でやっているんですけれども、民ベースでやっていこうというプロジェクトが二〇三〇年
○政府参考人(定光裕樹君) お答えいたします。 我が国においてカーボンニュートラルを達成するためには、国内でのCO2貯留の実現に加えまして、有望な海外の貯留ポテンシャルの活用も有力な選択肢の一つであります。 この際、貯留先となる相手国の理解の下に進めることが大事だと考えております。日本のCO2を輸出する場合、現状では、関係事業者においては海域におけるCCS事業を想定しているところでございまして、陸域への貯留というのは現時点ではま
○政府参考人(定光裕樹君) お答え申し上げます。 我が国においてカーボンニュートラルを達成するためには、国内でのCO2貯留を着実に実現していくことに加えて、貯留先の事情にも配慮しながら、海外で貯留することも有力な選択肢の一つと考えております。 特に、海外におきましては過去の石油・天然ガス開発から得られた豊富な地質データがありまして、これによって既にCO2の貯留場所としてのポテンシャルを有することが分かっていて、より早期に事業着手
○政府参考人(定光裕樹君) お答えいたします。 御指摘のとおり、マレーシアとの間では、CO2の越境輸送、貯留、あるいはCCUSの技術協力などに関する協力覚書を締結しておりまして、CCS事業の協力の環境整備を進めているところであります。 CCSは、こういうマレーシアなどを含め、含むカーボンニュートラル宣言を行った国にとっては有効な脱炭素化手段として重要性を増しておりまして、御質問の受入れ国側のメリットといたしましては、例えば、CO
○政府参考人(定光裕樹君) お答えいたします。 今、経済産業省といたしましては、二〇三〇年までのCCS事業の開始に向けて、横展開可能なビジネスモデルを確立するため、御指摘の先進的CCS事業、これを選定しまして、これにより二〇三〇年までにCO2の年間貯留量約六百万トンから千二百万トンまでの貯留にめどを付けることを目指してございます。昨年度選定した七件のうち二件が海外向けでございまして、一つがマレーシア、一つが大洋州ということでございま
○政府参考人(定光裕樹君) お答え申し上げます。 国内で回収されたCO2を海外で貯留する場合ですけれども、一般的には、LNGのようにCO2を液化し船舶で輸送することが想定されますけれども、現状では、その船舶による大量輸送の技術はまだ商業化されてございません。このため、経済産業省では、船舶輸送のコスト低減に向けて、LNG船並みの数万トンクラスの船舶による大規模輸送能力の獲得が急務と考えております。現在、大型化が可能な低温、低圧のタンク
○政府参考人(定光裕樹君) まず、モニタリングの責任について私からお答えいたします。 IPCCによれば、CO2の貯留場が適切に選択、設計、操業され、適切にモニタリングが実施されている場合には長期間にわたり安定した貯留が可能となるとして、されておりまして、モニタリング、非常に重要な前提となります。このモニタリングは、貯留事業が行われる国の国内法に基づいて貯留事業者の責任において実施するものと承知してございます。 その上で、輸入国が
○政府参考人(定光裕樹君) お答え申し上げます。 まず、CO2の貯留の方法ですけれども、委員御指摘のとおり、砂岩層の砂の隙間にCO2を水を押しのける形で貯留をしていくことになりますけれども、この方法は日本固有のものではなくて、海外で行われているCO2貯留においても同じでございます。 それで、いかに地域の理解を得ていくかということですけれども、事業が行われる地域の自治体や住民の皆様の御理解をいただくことは我々としても極めて重要だと
○政府参考人(定光裕樹君) お答えいたします。 まず、CO2を地下へ注入する技術でございますけれども、これは石油や天然ガスの増産を目的として行われるEOR、石油増産回収技術と言いますけれども、として約五十年の実績が既にございまして、基本的な技術は確立しております。我が国としても、長岡や苫小牧における実証事業などを通じて技術を獲得しているところでございます。 そして、CO2の貯留の適地でございますけれども、先ほどの砂岩層があること
○政府参考人(定光裕樹君) お答えいたします。 我が国において、カーボンニュートラル達成のためには、国内に加えて、海外でのCO2貯留の相手を相手国の事情にも配慮しつつ探していくということは重要なことだと認識してございます。 このため、経産省では、二〇三〇年までのCCS事業の開始に向けて横展開可能なビジネスモデルを確立するため、先進的CCS事業というものを支援してございまして、昨年度、七件選定したうち、御指摘のとおり二件が海外向け
○政府参考人(定光裕樹君) お答えいたします。 各国間でCO2の輸出、受入れを想定した協定や取決めの例でございますけれども、先ほど委員の御指摘とも若干重複いたしますけれども、二〇二二年にはデンマークとベルギーとの間で締結されております。昨年にはオランダとデンマークの間で、そして本年に入りまして、デンマークとフランスの間のほか、欧州四か国、これはオランダ、スウェーデン、デンマーク、ベルギーでございますけれども、これらがそれぞれノルウェ
○政府参考人(定光裕樹君) そこは非常に大事な御指摘だと思います。 先ほどの、やはりこれは貯留のポテンシャルをたくさん持っている国が有利になる可能性がありますので、そういう国は既に石油、ガスの開発の実績が豊富な国で、多数あるわけですけれども、そういう国に一方的に有利な条件にならないようにするためには、やはり排出が多い国ですね、日本以外に、例えばアジアでは韓国やシンガポール等が想定されますけれども、そういうそのいわゆる排出側に回る国と
○政府参考人(定光裕樹君) これは、CCSの適地につきましては、無限にあるということではないので、かつ各国とも貯留適地を確保するための様々ないろんな先行的な調査であるとか権益獲得に向けた活動というのは進めている状況にあります。 そういう、ある種権益獲得競争がまさに今始まっているというのが偽らざる現実認識かとは思いますけれども、我が国としても、そういうことに負けることのないように、組むべきところは組むし、競争するべきところは競争しなが