内閣委員会
○参考人(宮島清君) 宮島でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今日、レジュメを用意させていただきました。少し枚数が多いものですけれども、最初の二枚を使いまして、この最初のお話をさせていただきます。 子供を性的被害から守る、この国になかった新たな仕組みをつくる、その法律の制定という極めて重要な審議の場に私のような者を加えていただいたことをとても恐れています。しかし、このような機会を与えられた者として、できるだけ誠実に一
日本の国会議事録 全文検索
発言数 29件
初発言日: 2010-04-22 / 最新発言日: 2024-06-13 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○参考人(宮島清君) 宮島でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今日、レジュメを用意させていただきました。少し枚数が多いものですけれども、最初の二枚を使いまして、この最初のお話をさせていただきます。 子供を性的被害から守る、この国になかった新たな仕組みをつくる、その法律の制定という極めて重要な審議の場に私のような者を加えていただいたことをとても恐れています。しかし、このような機会を与えられた者として、できるだけ誠実に一
○参考人(宮島清君) ありがとうございます。 まず、年齢に合わせた対応が必要だと申し上げたいと思います。 幼児さん、乳幼児、まず、乳児は自分では語れませんから、そういう泣き声か、あるいは、実際、これはどちらかというと家庭の虐待ですけれども、性器の異常よりは感染症とか、実際の事例でも、小学校の高学年の事例でしたけれども、被害を受けていて、性器の挿入まであったんですが、その子をその受診病院に連れていったところ、幼児のときにそういった
○参考人(宮島清君) ありがとうございます。 このことは言いたいというふうに思っていたことも併せてお答えできるなと思って、感謝いたします。 まず、それは後の方に回しまして、先にコストのことですけれども、無限ではないですよね。やはり、国民の財産によって、税によってスキームがつくられるわけですから、できるだけ少ない経費でできるだけ有効な策が講じられればいいというふうには思います。 ただ、こどもまんなか社会を目標にしている今、本当
○参考人(宮島清君) これは、この議論が始まった世論の高まりと影響が当然あったと思います。子供への性加害が一度起こった方も、またその仕事に戻って加害を繰り返すという、このことが許されるのかということの社会的な声があったためにこの議論がスタートし、進められてきたというふうに思います。でも、子供たちが被害を受けて悲しい思いをする、苦しむ、一生涯の傷を負うということはそのほかでもあるということは当然だというふうに思います。しかし、やはりここで
○参考人(宮島清君) 考えを述べさせていただきます。 実際に、今回、この照会をして回答が得られる場合には、ほとんどはなしと、犯罪歴がなしということが結果として出てくるだろうと。これはいい面も悪い面もあると思いますが、実際、日本は、過去に問題を起こしても、そのことを犯罪として取り上げないで穏便に過ごすということをかなりしてきたわけですね。それは、隠して逃げたということだけではなくて、それが適切であったと。残念ながら、芸能プロダクション
○参考人(宮島清君) ありがとうございます。 鬼木先生のおとといの審議は映像で見てまいりました。また、公務員の出身であるということで、親近感を覚えさせていただきました。 相反する両方の価値をどう折り合いを付けるかということがテーマであると。子供にとってみれば、全て黒かのように疑うということをしなければならない。でも、冤罪のような状況をつくり、その人が実際行っていないのにかかわらずレッテルが貼られて、あるいはそのことが伝わり、その
○参考人(宮島清君) ありがとうございます。 まず、いい人材を獲得するためには、その職場が魅力的な職場であるということが一番大事だというふうに思います。私も四十何年前、同じ福祉をやるならば子供の福祉をやりたいということで、まあ社会福祉の学科を出ているんですけれども、子供の福祉を選びまして、実際、希望がかなって県の職員になり、児童相談所や先ほど申し上げたような仕事に就きました。 今、残念ながら、社会福祉や保育、教育を学ぶこと自体も
○参考人(宮島清君) ありがとうございます。 私、この照会と回答、それは義務であっても認定であっても、それが照会をして犯罪歴がなかったから安心というものではないという、そういう立場です。九割は初犯ですということもあるわけですし、必ずしも有罪にならない暗数もあると。だから、義務化したから保育所、学校、そこは全て安心になった、こういうふうには判断できない。また、こういう仕組みができて認定を受けたからそこの事業所では事故が起きない、これは
○参考人(宮島清君) ありがとうございます。 今日のこの審議でもそうだと思いますが、子供を守るということと、あと、その加害を防ぐという名目の下に排除が進んだりその方の人権が踏みにじられるようなことがないようにすると、この異なった二つの留意点をどう両立させるかというそういう観点は、ずっと検討会を通じて一貫してあったというふうに思います。 あと、法体系もきちんと理解した上でやらなければならない非常に高度な議論だったので、その部分につ
○宮島参考人 日本社会事業大学専門職大学院の宮島清と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、とても重要な二つの法案の審議に当たり意見を述べさせていただく機会をいただき、心から感謝を申し上げます。 私の方は、六枚の資料を用意させていただきました。 一ページ目は、レジュメ本文でございます。これに沿ってお話をさせていただきます。 二ページ目から五ページ目までについては、これは、三月の末に、香川・目黒事件、船戸結愛ち
○宮島参考人 谷川先生、ありがとうございます。 何が必要か、優先順位をつけるのはとても難しいことだと思いますが、申し上げたいと思います。 まず、この問題を他人事にしないということを国民の一人一人が考えていただく、受け入れていただくということが必要だと思います。 非常に悲惨な事件が起こっています。問題のある方が子供を辱める、こういったものが確かにございます。それを否定してはいけません。これに対しては厳しい対応が必要だと思います
○宮島参考人 ありがとうございます。 プログラムというものは、全ての事案にあまねく適用して効果を上げるものだというふうには思いません。 プログラムというものがどういうものかということの考え方がまず大事だと思います。このプログラムを、カウンセリングとかあるいは心理治療とか、加害者の個人的な要因のみに目を向けたものとするならば、むしろ適用外の事例が非常に多いということを申し上げなければならないと思います。 先ほど、最初に意見を申
○宮島参考人 ありがとうございます。 中核市については、私は、人材育成以上に財政的な問題の方が大きいのではないかというふうに考えています。 確かに、人材を確保することは難しいというふうに思いますが、中核市は地方の中心的な都市ですし、歴史がございます。自治体の職員の方の基礎能力が非常に高いということや、また生活保護や障害福祉、あるいは高齢者福祉、母子保健、こういうところを担っている職員の方もたくさんいらっしゃいます。このようなこと
○宮島参考人 ありがとうございます。 市町村子ども家庭支援拠点、この制度ができたときに書いたものを阿部先生が読んでくださったんだというふうに気づきました。心から感謝を申し上げます。 これは、国の通知で細かく仕事の進め方が述べられております。非常に内容の濃い、またしっかりした内容が記されているというふうに感じております。 一方で、そこに配置しなければならない職員の配置というものが非常にその時点で少ないということに私は驚きました
○宮島参考人 御質問ありがとうございます。 人口百三十万人という規模が柏児相ではあるというふうに先ほどお聞きしました。 私のゼミの卒業生でも、現職として児童相談所長を務めている者、あるいはそれに準ずる管理者にいる者がございます。その方々に聞きますと、職員の名前と顔もすぐには覚えられないような状況があるというふうに聞いております。 また、卒業生や在学生に聞きますと、異動した者もございまして、この春、卒業して今まで五十万人を切る
○宮島参考人 御質問ありがとうございます。 二つのことを申し上げたいと思います。 親権がどういうものかということの認識を十分広げていかなければ、この議論は間違った方向に行くだろうというふうに考えています。 親権といいますと権利というように誤解されますが、実際は、子供への責任、義務、これを中身にするものであろうと思います。対外的には、まず私がこの子供の責任を負いますという権利性があるものですけれども、これは子供に対する権利では
○宮島参考人 ありがとうございます。 介入と支援を分けることが必要であるということが、これは新聞報道等でもよく取り上げられます。昨年度、厚労省に市町村と児童相談所の体制強化に関するワーキンググループというのがございまして、そこでも議論がなされました。私もメンバーに加えていただきまして、議論をしたところです。 ただ、ここで大事なこととして、介入とはどういうものかということの概念規定が非常に曖昧になっているというふうに感じております
○宮島参考人 ありがとうございます。 支援と介入、先ほど私は、介入という意味の定義が曖昧だということを申し上げましたが、役割分担という言葉も誤解を生じるというところがあることを申し上げたいと思います。 役割分担は、ここからここまでが私たち、ここからここまでが私たちということになりますと、押しつけ合いが生じます。また、その間に当事者が落ちる、子供たちが落ちるということが生じます。やはり役割分担についても、これは介入と支援もですけれ
○宮島参考人 ありがとうございます。 子供が非常に悲惨な思いをして、苦しめられ、また命までも奪われるということですので、こうした犯した罪をきちんと明確にし、償っていただくということは不可欠であろうというふうに思います。 しかし、厳罰化によって救える命と、そうでない命があるというふうに考えております。むしろ、さまざまな事情があって困難を抱えている家に加害をしてしまった事例があり、もちろん、その方も罪を償わなければならないと思います
○宮島参考人 ありがとうございます。 今回、香川、目黒の事件、また野田の事件がございましたが、忘れてはならない事案として、江戸川区で七、八年前に亡くなった小学校一年生の岡本海渡君というお子さんがいらっしゃいます。この方は、夏休み明けに歯医者さんに行って診療を受けました。そして、その歯科医師の方が通告をした。しかし、その通告が生かされなかったという事案です。そのこともあり、東京都の二十三区の中で、まず最初に江戸川区が開設に動いていると