「小林道正」の過去の国会発言

発言数 14件

初発言日: 2001-06-25  /  最新発言日: 2001-06-25  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 最初の点ですけれども、大学に入ってから、大学に入るといろんな分野をいろんな先生たち、いろんな友達と議論しながら深めていくわけですから、途中で、数学をやりたくて入ったんだけれども、卒業するときはやっぱり生物学の方に転向したいなんということは幾らでも起こることなんですね。 私のことで恐縮ですけれども、私が京都大学に入るときには、物理学をやろうと思って、湯川秀樹先生にあこがれて京都大学に入ったんですよ。ところが、京

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 中央大学の小林道正です。 初めにちょっと自己紹介しておきたいと思いますが、私は、十数年前にイギリスのケンブリッジ教育研究所、国立の機関ですが、そこで二年間研究しまして、イギリスの小中高大のいろんなことも調べてきましたし、見てもまいりました。また、数年前に、今度はアメリカのカリフォルニア州立大学の一つのところで、数学・理科教育研究所で一年間アメリカの小中高をいろいろ見てまいりました。ハーバード大学にも何回か足を

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 数学の場合、一、二年で三年のも自分でやっちゃっているんだろう、多分、千葉大学とか名城大学に入っている学生はそうだろうと思いますけれども、先ほど私が言いましたように、数学だけでいいのかということがあるわけですよ。今、数学者に聞いてごらんになるとわかりますけれども、将来、物理をやっていなかったから僕の数学は限界があるんだよということを言われるすばらしい数学者がたくさんおられるわけですね。やっぱり高校、大学ときちっと物

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) アメリカは、さっき言いましたように、飛び級というのは小中高あるわけです。ですから、大学へ入るとき十七歳、十六歳、極端な場合は十五歳というのもたまにいます。ですけれども、アメリカの社会の一般的な評価としては、飛び入学で早く入ってきた学生あるいは卒業生はどこか精神的におかしいという評判が一般的でして、各地の教育団体も小中の段階で飛び級してきて十五歳や十六歳で大学へ入るということを決して奨励していません、できることはで

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) アメリカでは、アドバンストプレースメントと言いまして、さっき説明したんですが、高校で大学レベルの授業をやるということが全国的に行われるようになっています。これはもう数十年の歴史がありまして、この制度をつくるのには、高等学校と大学の密接な協議のもとに、ザ・カレッジ・ボードと言いまして、日本語で言いますと大学委員会でしょうか、こういうところで長い協議を重ねてやってきていることなんです。共通テストも全部ここでやります。

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) ノーベル賞って最高の賞ですけれども、日本でノーベル賞を授与されている方がたくさんおられますけれども、例えば利根川進教授ですね、MIT教授ですけれども、彼は、もちろん日本では飛び級はありませんから普通に入るわけですけれども、彼は普通にも入っていないわけですよね。つまり、大学に入るときに、彼は日比谷高校の卒業ですけれども、日比谷高校から京都大学に入るときに、彼は最初の年は失敗しているんですね。つまり、浪人しているわけ

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 先ほど最初に説明しましたように、数学をやるのに、数学だけやっていて決してすばらしい研究はできないんですね。これはどの数学者にお聞きになっても言われると思います。物理学の幅広い知識なり考え方なりのことがないと新しい数学の分野はつくれないんですね。それは今あるところをちょこっと演習問題をやる程度の問題はできますけれども、フィールズ賞をもらうとか、後世に名を残すような分野を新しく開拓するためには、ほかの数学以外の分野か

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 中に書かれていること、貴重な提言もたくさんあると私は思いますけれども、性格として教育改革国民会議というのは首相の私的諮問機関ということです。やはりこれを直ちに法律案にするということは私は賛成できないんですね。 何のために一月に法改正をして、今まで大学審議会とかいろいろあったのを新しい中教審に再編成したのか。すべて教育の問題はここで議論して、合意を得て、それで法案にするものはするという手続が私は必要だと思うんで

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 私も今の佐貫先生の御意見に賛成で、先ほど木村先生はイギリスの話をされましたけれども、アメリカでもそうでして、地域ぐるみでのボランティア活動というのは当たり前なんです。それが日本では今言われたように一般化していない。ボランティアというのは、今、畑野先生も言われたように、全く自発的な行為なわけです。自発的な行為を法律でやりなさいと勧める、あるいは強制するということは全く矛盾しているわけです。自発的なことをやれと言われ

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 私は、数学教育をやっていて非常にこの件で危惧をしていますのは、数学の教え方で、タイルといいまして、正方形のものですけれども、これを使った授業というのが非常にわかりいいということで、遠山啓先生初め、戦後普及したんです。でも、教育委員会はこのタイルを使うのは赤だということで、非常にわかりやすい教え方に対してそういうレッテルを張ってきたわけですよ、長年。今でも学校ぐるみでそういうことをやりますと教育委員会が文句を言って

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 私は、こんなことを緊急にやるぐらいでしたら、もっともっとやってほしいことはたくさんあると思うんですね。教育というのは何をもっても自由ということがないといけないと思うんです。先生方がどうやって教えたらわかるんだろうという研究する自由、だからもっと議論する自由、これがなければ、何を教えようかという自由がなければ発展しないと思うんですね。 アメリカでもイギリスでも、国で教育内容を決めているなんということはないんです

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 私は憲法とか教育基本法で教育の平等とか機会均等と言われているのはそのとおりだと思うんですね。だけれども一方で、みんな個人個人違うわけですから、持っている能力も違うわけですから、それを最大限伸ばしてやる、これこそ先生も言われたような教育の本来の目的だと思うんですね。ここをどうやって折衷させるかということで、国民として必要な基本的な事柄というのはやっぱりあると思うんですよね、これは全員がやってもらいたいわけですけれど

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 今、先生御指摘のように、本当に画一的なのは日本だけだと思います。 アメリカやイギリスを見ても、本当に教育は自由にやっています。教える内容についても、アメリカですと各州で全部やっていますし、その州で決めたのも各学校でかなり自由に変えられるというふうになっていますので、日本国全部で、さっきも言われたように、沖縄から北海道まで全部同じ年に、同じ月に、同じ内容を教えているなんて、こんなことはおかしいわけですよね。その

2001-06-25 参議院

文教科学委員会

○参考人(小林道正君) 政府が規制緩和とか構造改革とか自由化ということを言われているわけですよね。その中身はいいのと悪いのとあるわけです。教育の中身でも、基本的に私は自由化していただきたいとさっき申し上げましたけれども、私、発言する機会がなくて言わなかったんですが、例えば学区の問題でも、自由とはどこの学区でも行っていいよという、これは私は自由じゃないと思うんですね。 イギリスでもアメリカでも、小中高、公立ですと、それは自分の行く学校

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