「小田切徳美」の過去の国会発言

発言数 46件

初発言日: 2008-02-27  /  最新発言日: 2022-04-13  /  1 ページ目 / 全体 3ページ

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2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 明治大学の小田切でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 何よりも、このような場をつくっていただいて感謝しております。 私、大学で農村政策論を研究、教育しております。その立場から、主に両法案の中で活性化法について、そして必要な限りで基盤強化法について、お話をさせていただきたいと思います。 まず、農村をめぐる状況ですが、次の四点があると思っております。 一つは、何といっても、中山間地域で進んだ三つの空

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 御質問ありがとうございます。 まず、両法案の位置づけなんですが、二重にあるというふうに思っています。 少し抽象的な言葉ですが、攻めと守り。優良農地を守っていくという意味で、優良農地を確保していくという意味で攻め。しかし一方では、農村空間を、必ずしも農地だけではなく守っていくという、そういった守り。この二つをつなげたという意味があろうかと思います。 それから、もちろん、産業政策と地域政策、これをどういうふうに両

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 御質問ありがとうございました。 半農半Xを含めた多様な担い手、これが新しい農政の肝だというふうに考えております。 この考え方は、例えば、新規参入政策を考える場合には、従来は専業型の新規参入が一般的でした。というよりも、専業型しかほぼ許していないというふうに言った方がいいというふうに思います。ところが、兼業農家自体も、ある種、安定性を持っていて、兼業農家からスタートして、場合によったら、兼業農家から専業化する、ある

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 どうもありがとうございます。 私どもが総務省で作った報告書まで読んでいただきました。 その中でもはっきりした傾向が出ておりますが、田園回帰が集中しているのは、離島及び中山間地域、すなわち、県境部分であります。 その背景を探れば、何といっても、そこでは高齢化、人口減少が進んで、言ってみれば、危機が先行した、それと同時に再生も先行している、このようなメカニズムがあるというふうに思っております。そこにおける危機意識

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 これもまた私の論文を読んでいただき、御質問していただきまして、ありがとうございます。 今おっしゃっていただいたように、にぎやかな過疎、様々なプレーヤーが交錯する、これが地域づくりのために必ず必要だろうというふうに思っています。 それでは、その条件は何なのかというと、まさに様々のプレーヤーが一堂に集まるような場があることが重要です。その場は、例えば、コミュニティーカフェであったり、あるいは、場合によったら公民館であ

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 これもありがとうございます。 関係人口をめぐる御質問でございますが、まず一番最初に、関係人口の数について少しお話をさせていただきます。 私どもが国交省で調査をして、かなり精度が高い調査をしておりますが、実は、訪問型の関係人口は、三大都市圏で八百六十一万人いる、そういう数字が出ております。膨大な数字であります。そういう意味では、関係人口は決して侮れないという存在だと思います。 そして、御質問の観光との関係でござ

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 御質問ありがとうございます。 かなり本質的な御質問をいただいたというふうに思っております。 すなわち、今回の法案が食料・農業・農村基本法に影響を及ぼすのか、その改定を求めるのかどうか、そういった回答を迫られているというふうに感じております。 私自身は、先ほどの日本農業新聞の記事にありますように、基本法の二十二条などを考えても、この基本法は最終的には改正する方向で議論が進むべきだというふうに考えております。

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 御質問ありがとうございました。 私自身は、担い手を中心経営体に特定化して限定していく時代は既に終わったというふうに思っております。むしろ、総がかりで担い手を確保していく、特に、切れ目のない担い手育成が重要であって、その入口は、それが兼業農家であっても半農半Xであっても、あらゆるものがその入口になり得るというふうに思っております。 そういう形で、いわば総がかりで日本農業を守っていくような、そういうふうな時代に転換し

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 先生、御質問ありがとうございました。 御主張のように、自治体農政に大きな負担がかかるというのは、そのとおりだろうと思います。 ただし、繰り返し申し上げておりますように、将来ビジョンを作るというのは、基盤強化法のためだけではありません。むしろ、地域のために必要なプロセスであって、その地域のために必要なことを各自治体がやっているんだという、発想を変える。つまり、農水省に振り回されているのではなくて、これは地域のための

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 今回の基盤強化法で、目標地図を作る。これが仮に全地域で作られるとすると、最終的なボトムアップ型の取組による農地面積が計算できてしまうんだろうというふうに思います。そうなると、二〇三〇年の四百十四万ヘクタールという、ここに場合によったらギャップが生じる可能性があります。それはもちろん最終的に積み上げてみなければ分かりませんが、仮にそこにギャップがあるとすれば、そこに政策が発動する根拠がある、そんなふうに考えられるものであっ

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 どうもありがとうございました。 車軸というのは、随分抽象的な表現をいたしました。つまり、産業政策としての農業政策と地域政策としての農村政策が単にばらばらに走るのではなく、両者が調和しながら、連携しながら、そのことを意識しております。 そういう意味では、例えば、仕事づくりからスタートして、その方が農業に関心を持って農業の担い手になっていくとか、あるいは、逆に、農業の担い手が地域の景観を守ることによって農村政策として

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 どうもありがとうございました。 かなり実践的な質問で、大変重要なポイントだろうと思います。 確かに、おっしゃるように、コンサルタントは玉石混交であります。ただし、その中でも、いわゆるハンズオン支援、いわば担い手に伴走しながら支援をするような、そういう者も出始めております。 これは、例えば、地域おこし協力隊を経験して、地域の中で定着して、そしてコンサルタントになったような、そういう方々には、そういった覚悟を決め

2022-04-13 衆議院

農林水産委員会

○小田切参考人 どうもありがとうございました。 和知町は、私がかなり濃密なフィールドワークに入ったところですので、そういう意味では、地域実態がよく分かります。集落営農が形成されて、それが崩壊し、農業公社が受皿となったという、その段階まで追いかけておりました。そういう意味で、先生がおっしゃるような実態が確かに存在しているんだろうと思います。 ただし、今回のこの法案の中で、地域計画を作っていくというプロセスの中で、これは両法案ともな

2017-04-12 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(小田切徳美君) にわかにアイデアはないんですけど、とりわけ地域の住民の方々が今大きな課題になっているのが、実は諦めてしまうということなんですね。非常に厳しい環境や厳しい情報が入ってきて、その情報に流されてしまって諦めてしまう。この諦めてしまうということに対して、そうではないんだという、言わば可能性を共有化するということが重要になります。 この可能性の共有化をいろんな方々にやっていただきたいなと、そういう意味で、国会議員の先

2017-04-12 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(小田切徳美君) ありがとうございます。明治大学の小田切でございます。 このような機会をいただきまして、大変ありがとうございます。 テーマであります地域活性化の取組及び地域間格差の現状と課題等に関わって、特に田園回帰という新しい動きについて少しお話をさせていただきたいと思います。この動き自体がこの活性化あるいは地域間格差について大いに関わるというふうに私自身思っております。(資料映写) まず、田園回帰という言葉なんで

2017-04-12 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(小田切徳美君) おっしゃるとおりで、ある研究者がこういうことを言っています。今の若者は農山村と都市をフラットに考えている、どちらが優れているか、どちらか劣っているかという考え方は基本的にしない。私に言わせれば、それに加えて、海外も含めて、つまり海外、都市、農山村がフラットに位置付いていて、自分がどこに行ったら活躍できるのかという視点で見ている方が多く、特に女性がこの視点が強いというふうに思います。

2017-04-12 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(小田切徳美君) まさにそのとおりだろうと思います。 ただ、強調しておりますように、非常に地域間格差が大きい、別の言葉で言うと、日本地図に落としてみると物すごく大きなまだら現象が起きております。そういう意味で、それぞれの地域がもっともっと輝いていくことによって多くの移住者を受け入れるような、そういう仕組みと支援策が必要なんだろうと思います。

2017-04-12 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(小田切徳美君) 私も田村先生と同じように、公共事業を否定するものではありません。 しかし、環境保全の側面を強調したいのは、とりわけ景観です。先ほどの英国におけるカウンターアーバニゼーションは、明らかに美しい景観を目指して人々が動くという、そういう傾向があります。そして、日本の田園回帰も、先ほどは人が人を呼ぶ、地域が人を呼ぶということを申し上げましたが、それに加えて言えば、やはり美しい農山村景観です。その意味で、景観をしっか

2017-04-12 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(小田切徳美君) 私、先ほど申し上げたように、地域を磨くというのが一つの大きなポイントだと思います。これ、恐らく都市も農山村も問わずに地域を磨く。その具体的な中身は、地域コミュニティーの皆様方がまさに自らの問題を自らの力で解決していくという、そういう姿に対して外の人が感銘するというこのプロセス、あるいは共感するというプロセス、これが重要だろうというふうに思っています。 その意味で、女性に限らず様々な主体が汗をかいて、そして問

2017-04-12 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(小田切徳美君) 人が人を呼ぶということを先ほど申し上げました。それでは、その地元の人というのはどういうタイプなのかというと、おおむね三つのタイプがあります。 一つは、移住者の先輩です。移住者の先輩が輝いて、ああいうふうになりたいという、そういう方々です。それからもう一つは、意外と多いのは市町村の移住コーディネーターの方々です。この方々は、言わば、少し大げさに言えば二十四時間、三百六十五日体制で移住者の面倒を見る、あるいは相

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