沖縄及び北方問題に関する特別委員会
○政府委員(小野寺龍二君) ソ連は、水中発射弾道ミサイルを搭載いたしました原子力潜水艦をオホーツク海を中心とした海域に配備していると推定されます。このオホーツク海というのは、自国の航空戦力、それから海上戦力で比較的守りやすい位置にございまして、かつ最近の非常に発達したミサイルではオホーツク海からアメリカ本土を全部カバーできる、そういう状況になっております。 そういうことで、北方領土というのはたまたまそのオホーツク海へのアプローチとい
日本の国会議事録 全文検索
発言数 190件
初発言日: 1977-05-20 / 最新発言日: 1989-12-13 / 1 ページ目 / 全体 10ページ
発言データをコピーしてAIに貼り付けると思想・価値観・主義主張などの分析ができます
※AIによる分析結果は必ずしも事実とは限りません。正確な判断はご自身でお決めください。
○政府委員(小野寺龍二君) ソ連は、水中発射弾道ミサイルを搭載いたしました原子力潜水艦をオホーツク海を中心とした海域に配備していると推定されます。このオホーツク海というのは、自国の航空戦力、それから海上戦力で比較的守りやすい位置にございまして、かつ最近の非常に発達したミサイルではオホーツク海からアメリカ本土を全部カバーできる、そういう状況になっております。 そういうことで、北方領土というのはたまたまそのオホーツク海へのアプローチとい
○政府委員(小野寺龍二君) ことしの防衛白書は、大体六月の末ぐらいまでの一年間の動きについて分析して叙述したものでございます。したがって、最近の東欧における劇的な動きというものは必ずしも反映していない。政治的な状況というのは防衛白書を書いた時点からさらに進展しているということは事実かと存じます。ただし、軍事情勢につきましては、この間に変化があったということは私どもは考えておりません。確かに、ゴルバチョフの一方的な兵力削減、先ほど外務省か
○小野寺政府委員 ただいま委員御指摘のとおり、防衛白書が編集されましたのは大体六月終わりの時点でございまして、特に、最近の東欧における急激な情勢の変化については防衛白書においては反映されておりません。そういった意味では、政治的な状況については防衛白書が必ずしも最新の状況を示しているということにならないと存じます。 ただし、軍事情勢につきましては、六月の状況から現在の状況にかけて、私は変化はないのではないかと思います。そこら辺に示して
○小野寺政府委員 ただいま委員から防衛白書における極東ソ連軍の軍備力が非常に過大に見積もられているのではないかという御質問でございますけれども、防衛庁におきましては極東ソ連軍、一般にソ連軍の軍事力につきましては、公開の各国の資料、先ほど委員の方からも御指摘されたいろいろな資料を参考にしつつ、また、我々の持っております情報等を総合いたしまして判断をして、それで防衛白書に記載しているわけでございまして、決して意図的に誇大に数字を挙げていると
○小野寺政府委員 白書で用いております数字というものは、各種の公刊資料というものも参考にしながら、また当庁が独自に得た情報に基づいて確認しながら、事実を総合的に判断しながら分析し、それに基づいて白書に掲げているわけでございます。
○小野寺政府委員 委員ただいま御指摘のとおり、INF条約が締結され、現在それが実施に移されているわけでございますけれども、それに続く軍縮交渉といたしましては、まず戦略核削減交渉、START交渉があるわけでございます。これについてはおおむねその五〇%の削減を行うという点が合意されております。また、核運搬手段についての内訳というような点についても、今までにかなりの進展が見られてきたわけでございます。まだ残っている問題といたしまして、例えば移
○小野寺政府委員 ゴルバチョフ書記長が発表いたしました兵力削減提案につきましては、昨年の国連演説において五十万人の削減を行うということを発表いたしております。それと同時に、ワルシャワ条約、東欧諸国に駐留しております師団のうち戦車師団六個、そのほか渡河強襲部隊等も撤退させるということを発表しているわけでございます。その後、極東に関連する部分として、中曽根元総理等三極委員会に対する言明として、五十万人のうちソ連東部について二十万人を削減する
○小野寺政府委員 米国の削減につきましては、ただいま申し上げましたとおりその内容については現在報道にとどまっているわけでございます。例えば数としては、九一年度に百ないし百六十億ドル削減する、九二年ないし九四年度までに千八百億ドル削減するというような、そういう数字も挙がっておりますし、それから内容につきましても、これも全く報道ベースでございますけれども、陸軍十三・五万人削減、海軍六十二隻、空軍の航空団五個を削減する、そういう数字が挙がって
○小野寺政府委員 ソ連につきましては、既に一方的な削減を発表いたしておりますし、実際にどの程度までそれが実現されているかどうかは必ずしもはっきりわかっておりませんけれども、削減の方向に向かっていること、これは間違いないかと存じます。 それから、アメリカにつきましても、現在の国際情勢の中、またアメリカ自身の財政的な困難というような事態から見まして、国防費が今後増大するということは非常に難しいということ、これは常識的に見まして当然かと存
○小野寺政府委員 ただいま委員が読み上げられた各箇所、これは現実に基づいて事実を書いたものでございます。 まず最初に、日本近辺の沿海州、カムチャッカ半島、サハリン、千島等におけるソ連軍の配備について、これは今回の白書において初めて掲げたわけでございますけれども、経緯からいいまして、極東ソ連軍が六〇年代以来ずっと強化されてきた中で、最近になって特に我が国の周辺におけるその配備というものに重点が置かれているという動きに注目いたしまして、
○小野寺政府委員 委員御指摘のとおり、航空機につきましても、防衛白書と「ソ連の軍事力」の間は差が出てきていることは事実でございます。ただ、「ソ連の軍事力」におきましては、極東ソ連軍の作戦機について戦術航空機と海軍機のみの機数を掲載しておりまして、その細部、内訳について明らかにしていないわけでございます。それがどういうものを含んでいるのかということがはっきりいたしておりません。一方、白書におきましては、極東ソ連軍の作戦機として爆撃機、戦闘
○政府委員(小野寺龍二君) この飛行に関連して領空侵犯があったわけではございません。
○政府委員(小野寺龍二君) 対峙という言い方が適当であるかどうかは私はちょっとよくわかりませんですけれども、我々が注目いたしておりますのは、極東のソ連軍が持っております能力というものが我が国に対して脅威を及ぼす、そういう配備になり、かつそういう力を持っているという点に注目しているわけでございます。
○政府委員(小野寺龍二君) 委員まず日本の中立とそれからドイツの中立について述べられましたけれども、私は、ドイツについても日本についても中立になるということは非常に安定に対する不安を呼び起こすのではないかということで、ヨーロッパでもドイツについてはそういうことが述べられているのではないかと思います……
○政府委員(小野寺龍二君) 最近の国際軍事情勢について報告させていただきます。 ちょっとお断りしなければなりませんけれども、現在、非常に変化の激しい不透明な時期にございまして、私の報告、余り練れていない面があるかと存じますが、その点、御容赦いただきたいと思います。できるだけ率直に私の所感を述べさせていただきたいと思います。そういう関係もございまして、お配りいたしました要旨に必ずしも沿わないで報告させていただくことになるかと存じます。
○政府委員(小野寺龍二君) ただいま先生の査察・検証の難しさについて御質問になった点について、私の見解を述べさせていただきます。 INF条約は実に非常に徹底した検証・査察のレジームができ上がったことによって成功したわけでございます。これはほかの軍縮・軍備管理のための一つの前例をつくるという意味で非常に大きな意味があったのではないかと存じます。 ただ、INFにつきましては兵器が比較的単純で、SS20とSS4、パーシングI、II、そ
○政府委員(小野寺龍二君) 非常に難しい御質問で、私も検証、軍備管理の専門家ではございませんで、そういうチェックの方法というのは必ずしも存じませんのですけれども、恐らくやはりその工場における生産、工場の出口における何らかのチェックというものは、いずれにいたしましても必要なのではないかと思います。 かつ、先ほど先生がおっしゃったような第三世界等における新しい武器の流れというのはやはり非常に大きな問題でございますから、それについてはまた
○政府委員(小野寺龍二君) 現在ソ連が発表いたしておりまして、かつ実施に移していると思われます一方的兵力削減の問題点というのは、まさにその点ではないかと思います。もちろんその削減された兵員が職を得、それから住居を得るという、そういう大きな問題もございます。それと同時に、しかし削減された兵器がどうなるかということ、これが一番のキーではないかと思います。 この点についてのソ連の、いろんなことを言っておりますけれども、実際に何が行われてい
○政府委員(小野寺龍二君) 大変申しわけないのでございますけれども、その具体的な資料を私は今持ち合わせておりません。ただ、一般論といたしまして、今先生御指摘のそういった兵器の拡散というのは、極めて大きな問題であるわけであります。イラン・イラク紛争におきましてあのようなミサイルというものが、かなり長距離を飛ぶミサイルというものが実際に使用されたということ、これはやはり大国間ないしは非常に軍事的に進んでいる国における戦争ならいざ知らず、いわ
○政府委員(小野寺龍二君) 先生御指摘のとおり、非常に近代的な兵器というものが政治的に必ずしも成熟していない国々に渡るということは、私は非常に大きな問題かと存じます。それによって従来いわゆる低強度紛争と言われていたものが決して低強度ではなくて、非常に破壊力の大きい紛争に発展するという可能性があるわけでございます。それで、先ほども申し上げましたとおり、ミサイル技術とか武器の輸出についての何らかの自制、それから技術についてやはりそういう国に