予算委員会
○山口参考人 お答えいたします。 為替相場の影響については、先刻、先生も御承知のとおり、さまざまな面があるわけでありますが、一つは、輸入コストが低下するという円高のメリットというのも存在します。 ただ、先ほど先生御指摘のとおり、日本経済は今、震災後の大きな落ち込みから回復していこう、こういう過程にございます。したがいまして、輸出の減少ですとか、あるいは企業収益の減少、あるいは企業マインドの悪化、こういった円高の持つマイナスの効果
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発言数 27件
初発言日: 2008-01-11 / 最新発言日: 2011-07-19 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○山口参考人 お答えいたします。 為替相場の影響については、先刻、先生も御承知のとおり、さまざまな面があるわけでありますが、一つは、輸入コストが低下するという円高のメリットというのも存在します。 ただ、先ほど先生御指摘のとおり、日本経済は今、震災後の大きな落ち込みから回復していこう、こういう過程にございます。したがいまして、輸出の減少ですとか、あるいは企業収益の減少、あるいは企業マインドの悪化、こういった円高の持つマイナスの効果
○山口参考人 お答えいたします。 基本的には今財務副大臣がお答えになったとおりでございますが、私どもも、統計の整備については、おっしゃられた統計に限らず、常日ごろからその重要性を感じているところであります。 したがいまして、今おっしゃられたような国債関連の統計についても、何らか工夫をし、充実したものにできるかどうか、その必要性も含めてしっかりと検討していきたい、かように思っております。
○山口参考人 もう先刻、先生御承知のとおりでありますが、銀行貸し出しについては、基調としては弱い動きが続いているということでありますし、銀行の国債保有残高は足元で過去最大の規模になっているということも事実であります。 こうした事態の背景ということでありますが、三つほど指摘ができるのかなというふうに思っております。 一つは、銀行預金が安定的に増加しているということであります。それからもう一つは、企業の借り入れ需要が盛り上がってこな
○山口参考人 お答えいたします。 中国では、このところ、自動車の販売ですとかあるいは生産の増勢といったようなものについては鈍化しているという状況であります。したがって、やや弱目のデータが出てきているということでありますが、全体として見ますと高い成長を続けているというのが現状評価だというふうに思っております。 一方で、先行きでありますが、中国経済については、金融引き締めの影響から、成長テンポは幾分鈍化していくだろうというようには見
○山口参考人 お答えいたします。 私ども、七月上旬に地域経済報告というものを公表いたしました。その中では、東北地方における景気情勢について、地域差はあるけれども、震災直後の四月の初めに比べれば改善しているという判断をしたところです。 これについては、二つばかり要因があるなというふうに思っております。一つは、震災の影響から大きく毀損しました社会インフラ、あるいは企業の生産、営業設備の復旧といったようなことが徐々に進んでいるという面
○山口参考人 最初に、地域経済報告について若干補足させておいていただきたいというふうに思います。 実は、先生もう先刻御承知のとおりでありますが、地域経済報告は、今回の分について言えば、四月の支店長会議と七月の支店長会議との比較という格好で出ておりますので、それを並べたものだということでございます。 その上で、では現状はどうかということについては、私どもも、さまざまな情報を入手した上で、東北地域の非常に厳しい状況についてはそれなり
○山口参考人 お答えいたします。 先生御承知のとおり、国際商品市況につきましては、二〇〇九年の初め以降、上昇基調を続けております。特に昨年の秋以降、食料品などを中心にして上昇テンポを速めてきているということであります。一部の非鉄金属ですとか穀物の中には、過去のピークであります二〇〇八年の夏ごろの水準、あるいはそれを上回る水準にまで上昇してきているということであります。 私ども、日本経済へのこうした国際商品市況の影響というものを考
○山口参考人 私ども一月に、経済見通しといいますか、年に二回、四月と十月に出しております展望レポートについて、中間の見直しを行いました。 そこにおきましては、十一年度以降、日本経済が緩やかな回復過程をたどるだろうというような見通しを出しておりまして、その中で、あくまでも参考の数字でありますが、私どもも一・六%の実質成長を達成するのではないかというような見通しをつくっておるところであります。 そうした数字でありますので、政府の見通
○山口参考人 お答えいたします。 私どもの物価に対する見方、特に消費者物価の先行きについての見方ということでありますが、これまで前年比の下落幅が縮小してきているということでありますが、こうした下落幅の縮小というのが先行きも続くだろうというふうに思っております。 ただ、一方で、こうした物価についても、見通しをめぐる不確定要素、リスク要因というのはあろうかと思っています。一つは、これは先ほど申し上げたことでありますが、国際商品市況の
○山口参考人 金融政策については、先生御承知のとおり、私どもの金融政策決定会合において決めるものであります。月に一遍ないし二遍、金融政策決定会合を開いておるわけでありますが、そこの中で世界経済あるいは日本経済の状況について十分検討を行った上で決めるということが基本原則であります。したがって、今この段階で先生に、当面の金融政策について、かくあるということをお答えすることは難しいです。 ただし、先ほど申し上げましたように、私どもとしては
○山口参考人 お答えいたします。 まず最初にお断り申し上げておきたい点は、私ども、直接企業に対してお金を貸すということではなくて、金融機関に対して資金を供給している、そういう制度でございます。 私ども、実はこの資金供給を昨年の九月からスタートさせまして、今まで既に三回実施してきております。直近の、三月初めに実施した部分が、金額としては七千二百億余りということであります。累計にいたしますと、総枠で私ども三兆円というふうに決めており
○山口参考人 全体の累計金額は、二兆一千五百億程度であります。 それから金利の方でありますが、これは私どもが金融機関に対して貸し付ける金利という意味では、足元は〇・一%ということでございます。 ただし、一年間を三回までロールオーバーができるようになっておりますので、今後、金利がどうなるかわかりませんので、その時点時点での政策金利を反映して変わり得るものということでありますが、現時点では、私どもの貸付金利は〇・一ということでござい
○山口参考人 それはそのとおり御理解いただいてと思います。 ただ、一点つけ加えておきますと、私どもが〇・一%で金融機関に貸し付け、金融機関自身が企業に貸し出しをする場合には、それに金利の上乗せを行って貸し出しをしているということでございます。
○山口参考人 お答えいたします。 私ども、物価の先行きの見通しにつきましては、先月末に出しました展望レポートにおきまして、二〇一一年度中には消費者物価の前年比がプラスの領域に入る、それから、二〇一二年度にかけてそのプラス幅を拡大していくという見通しを出しております。 こうした私どもの物価に対する見通しにつきましては、基本的に政府のお考えと軌を一にするもの、このように理解しております。 私どもとしては、以上のような見通しを踏ま
○山口参考人 お答えいたします。 まず、私ども、先週末に金融政策決定会合を開催しましたので、そこで決めたことを御説明しておいた方がよろしいかと思います。 まず一点は、我が国の景気についてということでありますが、私どもの認識としては、現状、回復のテンポというのは一服感が見られる、このように思っております。先行きについても、当面は景気改善のテンポが鈍化する、そうした状態が続くだろうというふうに思っております。さらにその先まで見渡せば
○山口参考人 お答えいたします。 私ども、今年度から来年度にかけての日本経済の成長パスについては、一応持ち直しを続けるというふうに見ております。ただ、ことしの夏までがかなり厳しい状況だろうなと思っております。GDPの成長率で考えると、やはり前期比、そう大きな伸びが期待できない、場合によっては踊り場的な状況というような可能性もあろうかと思っておりますが、何とかそれを切り抜けていけば、来年度にかけて、そして再来年度にかけてしっかりした成
○山口参考人 お答えいたします。 まず、私どもの経済見通しですけれども、先ほども御説明したところでありますが、二〇一〇年度につきましては、プラスの成長を予想しております。二〇一一年度については、もう少し成長率が高まるだろうというふうに思っております。 確かに、来年度半ばといいますか、ことしの夏までというのは、景気の状態は結構厳しい状況が続くだろうと思っておりますが、そこを何とか乗り越えながら二〇一一年度の比較的高い成長へ結びつけ
○山口参考人 お答えいたします。 私ども、先生御指摘のように、昨年の十一月の終わりに至りまして、至ってというかその段階では、デフレの状況であるということについて明確な認識を明らかにしたところであります。 それは何らか見方についての変更があったかということでございますが、それは変更があったということではございません。我々としては、二〇一一年までの見通しとして、消費者物価上昇率がマイナスをつけるという認識は既に十月の終わりの段階で持
○山口参考人 お答えいたします。 私ども、デフレを改善するには二つのことが重要だと思っております。 一つは、これは当たり前のことでありますが、需給ギャップを解消していくということだと思っています。供給が需要を上回る状態を直していくというのが一つでありますし、それからもう一つは、人々の物価に対する見方、これが下振れないように注意していく、この二つが非常に重要だと思っています。 こうした観点に立って、私ども、かねてから思い切った
○山口参考人 お答えいたします。 先生がお示しのこの資料のとおり、私どものバランスシートの増加状況というのはこういうことだと思っております。ただ、これ自体は金融緩和の程度を反映したものではないというふうに私どもは理解しております。 なぜ日本銀行とFRBとの間でこれだけの差が生じたかといいますと、端的に申し上げれば、やはり金融資本市場の傷みぐあいを反映したものというふうに思っております。 アメリカの金融資本市場は、御承知のとお