社会保障と税の一体改革に関する特別委員会
○参考人(山口廣秀君) 事実でございます。その上で、どういう趣旨で申し上げたのか、それをお答えしておきたいと思います。 御承知のとおり、我が国では大幅な財政赤字が続き、それから政府債務残高のGDP比率もかなり高いということであります。にもかかわらず、これまでのところ国債発行は円滑に行われております。それから、国債の金利も低くなっているという状況であります。 そして、それはなぜなんだろうかということでありますが、それはやはり、日本
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発言数 149件
初発言日: 2002-09-12 / 最新発言日: 2012-07-27 / 1 ページ目 / 全体 8ページ
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○参考人(山口廣秀君) 事実でございます。その上で、どういう趣旨で申し上げたのか、それをお答えしておきたいと思います。 御承知のとおり、我が国では大幅な財政赤字が続き、それから政府債務残高のGDP比率もかなり高いということであります。にもかかわらず、これまでのところ国債発行は円滑に行われております。それから、国債の金利も低くなっているという状況であります。 そして、それはなぜなんだろうかということでありますが、それはやはり、日本
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 先生御指摘のとおり、日本国債については海外投資家の保有比率が低いということであります。これは裏返せば国内投資家の保有比率が高いということでありまして、このことが日本国債の円滑な発行とそれから国債金利の低さ、こういうものを支えている要素になっていることは事実だと思っております。 ただ、先ほど申し上げましたように、市場は何を一番期待し見ているかといいますと、やはり財政再建、ここについて前進
○参考人(山口廣秀君) 日本国債についても、やはり財政再建に向けてきちっとやっていくことが基本だと思っておりますし、それから、海外投資家のウエートが確かに低いことは事実でありますが、しかし、海外投資家の保有額というのを見てみますと数十兆円にも及ぶわけであります。したがって、この保有額が一旦大きく売りに出されれば、これは国債市場に対して大きな影響を与えます。それから、現物だけではなくて、先物市場に対しても売りが掛けられるということになれば
○参考人(山口廣秀君) はい。 日本国債を持ちたがる日本国民の立場に立っても、財政再建に向けてしっかりした動きがないとなれば、これはやはり国債を売ろうかという判断になろうと思います。これらが相まつと、やはり市場に対するインパクトというのはかなり大きくなるんではないかと、この点を危惧しているということでございます。
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 私どもの金融政策は、現在はマネタリーベースを直接のターゲットとしているということではございません。あくまでも金利操作を中心に据えて政策を行っております。そして、その金利操作といいましても、短期の金利についてはほぼ限界に近いところまで低下してきておりますので、長めの金利への働きかけということを中心に行っております。 そうした長めの金利への働きかけという緩和スタンスについては微動だにしてお
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 二月の私どもの政策決定会合におきまして御指摘のような政策決定を行ったわけでありますが、それ以降の金融資本市場の動きを見ますと、三つあります、特徴点は。国債金利がまず残存二年から五年といった期間のものを中心に低下しているというのが一つでございます。それからもう一つは為替相場でありますが、円安方向の動きになっているというのがございます。それからもう一点は、株価も上昇しているということでございま
○参考人(山口廣秀君) これまでの国債価格の動向、国債金利の状況を見る限りは、おっしゃられるような事態は生じていないということだろうと思っております。
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 先生も御承知のとおり、金融市場では、為替介入に伴って供給されました円資金のほかに、銀行券の受け払いですとか、あるいは財政資金ですとか、あるいは期末のための資金需要ですとか、様々な資金が取引されております。膨大な額と言っていいんだろうと思っておりますが、マネタリーベースはこうした様々な資金の動きを反映して日々大きく変動しております。 したがって、為替介入資金だけを取り出して、それが不胎化
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 まず結論からでありますが、先生が御指摘になった局面における私どもの政策運営については、当時の判断としては適切なものであったというふうに思っております。 もう少し具体的に申し上げますと、ゼロ金利を解除いたしました二〇〇〇年八月でありますが、日本経済は回復傾向が明確になっておりました。その段階では先行きについても緩やかな回復が続く可能性が高いというふうに見込んでおった状況であります。そうい
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 実は本日、私ども、政策決定会合が開かれておるところでございます。この日程自体は、実は半年前に決めまして公表しておるところでございます。 私どもとしては、国会での議論にきちっと出席を申し上げ、日本銀行の考え方を御質問に応じてしっかりと御説明することが極めて重要だというふうに認識しております。ただ、先ほど申し上げたような日程上の都合がありまして、今回は総裁が出席することができないということ
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 私ども、日程につきましては先ほど申し上げましたように半年前に公表しておるところでございますが、しかもその開催の日時についても、日といいますか、時間につきましても初日は二時から、翌日は朝九時からということで決めております。 昨今、市場が中央銀行の様々な行動について非常にナーバスになっておるところでありますので、そうした状況にも鑑みますと、やはりこの辺り、私どもの対応については是非御理解を
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 いいかげんな答弁は申し上げておりません。私どもは半年前に日程を決めまして、それから時間につきましては招集通知と、決定会合の招集通知というのをその参加者に向けて、政府に向けてもそうでありますが、政府に向けても発出しているところでございます。その招集通知におきましては、時間もきちっと定めた上で通知を出しているところでございます。それを前提に市場の方は日本銀行がどのような議論をし、どのような決定
○参考人(山口廣秀君) おっしゃるとおりであります。様々な反応が市場からあり得ると思います。そうした反応の中には不測の反応というものもあろうかと思います。その場合には、私ども、そうした不測の反応に対して私どもの考え方をきちっと説明しながら、そうした反応の収束を見ていくと、こういうことになろうかと思います。 ただ、マーケットというのは非常に神経質であります。したがって、一回の私どものアクションに応じて、かなりの期間にわたってマーケット
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 今先生御指摘のとおり、私どもは資産買入れ等の基金という枠組みを使って資産を買い入れておるところでございます。そのうち、長期の国債につきましては、先月末の政策決定会合で五兆円増額することにいたしました。したがいまして、それまでは四兆円というのが私どもの買入れ枠でございました。この四兆円を実は来年の末までに買い入れるというのが私どものスケジュールでございます。しかしながら、それに対して先月末の
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 私どもは、来年末までに九兆円を買い入れたいと、このように考えておるわけでございます。したがって、それまでの間は平均的なペースで国債の買入れを行っていくことがマーケットに対してフレンドリーな対応だというふうに思っておりまして、そのような形での対応を心掛けていきたいと、かように思っております。
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 私ども、マネタリーベースという指標を見ております。これは要するにベースですから、お金の大本になる部分でありますが、日本銀行に預けている金融機関の預金ですとか、あるいは市中に出回っているお札の数ですとか、お札の金額ですとか、こういったものを合わせたものでありますが、この前年比は、実は直近の十月の数字で一七%であります。しかも、このマネタリーベースのGDPに対する比率ということでいきますと、十
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 私ども、今の日本の景気の現状について、これで良い状態だというふうに認識しているわけではございません。これは三月の震災の後、ようやく復興に向けて動き出すか出さないかのときに、今度はまた欧州のソブリン問題まで起きてきているわけであります。こうした状況に加えて、先生の御指摘の円高の影響もあるわけでございます。これらを考えると、私どもとしても、非常に強い緊張感を持って日本経済の現状と先行きについて
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 政策論については様々なお考えがあろうと思います。ただ、私どもも、先生に十分な御理解をいただいていないところもあろうかと思いますが、私どもも必要な政策はこの局面において精いっぱいやっておるつもりであります。決して、そのやるべきことについて出し惜しみをしているとか、あるいは手をこまぬいているとか、このような認識は全く持っておりません。必要な措置については私どもの判断で的確かつ迅速にやっておるつ
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 為替介入自体は、先生も御承知のとおり財務大臣の所管事項でありますので、私の立場からはコメントすることは差し控えさせていただきたいというふうに思います。 その上で、今回の日本銀行による金融緩和の強化についてでありますが、幾つか背景になるポイントがあると思っております。 一つは、海外経済の不確実性が高まっているということであります。それからもう一点が、それに端を発しまして、為替市場です
○参考人(山口廣秀君) お答えいたします。 各地の景気動向を見ますと、このところ持ち直し方向の動きが出ているというふうに思っております。私ども、七月に地域経済に関するレポートというのを取りまとめておりますが、それは全国九地域に分けまして経済状況を見ているわけでありますが、七月時点ではかなりの地域で持ち直しの動きが出ているということでありました。 ただし、同じ地域の中でも動きが一様ではないというふうにしっかり認識しておるつもりであ