「岡部達味」の過去の国会発言

発言数 14件

初発言日: 1988-04-13  /  最新発言日: 1998-02-25  /  1 ページ目 / 全体 1ページ

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1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) ただいま御紹介いただきました岡部でございます。 アジア太平洋地域の安定と日本の役割という題でお話を申し上げることになっておりますが、まず、ごく初歩的なお話から始めさせていただきまして、概略私の意見を述べて、あとは質疑に譲りたい、こういうふうに考えております。 まず、私ども国際政治学を専攻している立場から言うならば、安定とは何かと言えば、それは平和と言いかえても同じである、あるいは地域の安全保障、そう言いか

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) 大変重要な問題を御指摘いただいたわけでございますが、時間の関係でごく簡潔に申し上げたいと思います。 アメリカのイラク攻撃に関する御指摘でございますけれども、これは私の感触では、アメリカが持っておりますさまざまな性癖、例えば自分流の道義で世の中を善悪で切るという傾向が確かにあるわけでございますし、いろいろございますが、私は、一番重要だったのはクリントン大統領のセックススキャンダルではなかったかというふうに考えて

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) ただいまの馳委員の御質問、大変難しい問題を含んでおりまして、普天間基地の移転を決めたこと自身がこれは大変なことであったわけでございますが、その移転先として県外を考えるという可能性、もちろんこれは論理的にはあり得ます。しかし、現実の問題としてそれを受け入れる場所があるかと言ったらばないと言わざるを得ないだろうと思うわけでございますし、また、地理的な、地政学的なという言葉を使う場合がよくあるわけでございますが、場所か

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) 順番に申し上げたいと思いますが、国のあり方という点での御指摘がございました。 これは私、二十年ばかり前に、小島さんが所属しておられる日本経済新聞社から「東南アジアと日本の進路」という本を出しまして、その中で太平洋のスイス症候群という名前で、日本が自分が悪玉で、自分さえ何もしなければ、ほかの国のことに一切関心を持たないで小さくなっていれば平和になるという物の考え方は間違いであると。私、シンガポールに最初一年間、

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) ただいま御指摘の、日本がアメリカに対する抑止力になるんじゃないかということについての御質問でございますが、もちろん日本だけということではございません、ほかにも多くの国あるいは団体等々からの抑止力というものは働くわけでございますが、日本はアジアにおいて一番アメリカが頼りにしている同盟国であると。 これまでのところ、経済問題でアメリカとの間に紛争が生じたときには日本はかなりはっきり物を言っているわけでございます。

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) ただいま御指摘のヒューマンセキュリティーでございますけれども、これはセキュリティーという概念を広義にとりましたときには確かにセキュリティーというものの概念の中に入ってまいります。ただ、私が先ほどお断りいたしましたように、安定というのはいろいろな問題がある、その中において狭義の安全保障を議論するというふうに申し上げてこの安全保障問題を論議したわけでございます。 広義に考えるならば、当然、環境問題から貧困の問題、

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) ただいまの御指摘でございますが、まず思い出していただきたいのでございますが、私が最初に平和あるいは安全保障の問題について基本的なことを申しましたときに、平和というのは現状維持とイコールではないということを申し上げたわけでございます。 現在の状態を不満と思っている国あるいは人々がたくさんいるわけでございまして、そういう人々と現状に満足している人々との間に紛争が起こる可能性は常にあるわけでございます。その紛争をい

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) ただいま御指摘の点でございますけれども、これは私も回答が非常に難しい問題でございますが、率直に言わせていただきますと、この一番大きな責任は政治家の先生方にあるというふうに申し上げたいと思います。 国民が望んでいるかどうかといえば、はっきり言って望んでいないと思います。しかし、それで日本国が成り立っていくか、あるいは世界が平和を維持していけるかといったら、いけないだろうというのが私どもの危惧でございます。その場

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) まず、協調的安全保障の方でございますが、私、日米中ロとか金大中さんが言っておられる六カ国共同宣言とかいうものを幾つか出しましたが、これはそういう物の考え方が続々と出ているということでございまして、それが直ちに実現できるというふうには考えておりません。特に、金大中さんのおっしゃった宣言に関しましては、恐らくアメリカは消極的であろう、となると日本も消極的になるであろう、中国も消極的であろうということになるわけでござい

1998-02-25 参議院

国際問題に関する調査会

○参考人(岡部達味君) まず憲法の問題でございますが、憲法九条といいますものは、これは一九二八年にできましたブリアン・ケロッグ不戦条約というものの精神をそのまま受け継いだものでございます。したがいまして、日本国憲法が初めての物の考え方ではない。ブリアン・ケロッグ不戦条約に批准した国々が第二次世界大戦を戦ったということがあるわけでございまして、したがいまして、憲法の条文というものだけに頼る、そういう発想法というものを私はとらないということ

1988-04-13 参議院

外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会

○参考人(岡部達味君) 黒柳委員の御質問は実は非常に難しい問題でございまして、簡単にお答えすることはできかねるわけでございますが、あえて単純化して申し上げますと、中国の政局は今後安定するのか否かという点でございますけれども、私は安定し繁栄した大道を進むということはちょっと考えられないというふうに考えております。 ただ、それはどういう意味かと申しますと、文化大革命のような大動乱の再現があるということではないわけでございます。文化大革命

1988-04-13 参議院

外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会

○参考人(岡部達味君) これも大変難しい問題でございますけれども、まず中韓の問題で申しますと、張香山さんのおっしゃいましたことは、例えば正規の国交を持つとか、あるいは場合によっては通商代表部を含むかもしれませんが、そういうような形で正式ないしそれに近い関係を持つつもりはないという意味であるというふうに私は解釈いたしております。 それは今度中国の外務大臣になりました銭其シン外相が記者会見においてもはっきり言っている点でございまして、中

1988-04-13 参議院

外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会

○参考人(岡部達味君) 最初に、このような機会を与えていただきましたことにつきまして感謝申し上げます。 私はまず、中国の対外政策の基本方針からお話しを申し上げたいと思います。 一九八二年以来の中国の対外政策は、いわゆる独立自主政策でございます。この独立自主政策とという言葉は、名前は一見平凡でございますけれども、実はその背後に非常に大きな転換が隠されていると言わなければならないと思います。 〔小委員長退席、最上進君着席〕

1988-04-13 参議院

外交・総合安全保障に関する調査会外交・軍縮小委員会

○参考人(岡部達味君) 関先生から二つ御質問いただきまして、まず一つは、社会制度と対外政策とが無関係ではなくなってきたということは中国の対外政策がイデオロギー化するということかという御質問でございますが、これは先ほど時間の関係でちょっと言葉が足りなかったかと思いますが、必ずしも社会制度と対外政策とは全く無関係ではなくなったという程度でございます。ただ、一部におきまして共通の課題とか共通の運命とかというような言い方が出ていることは事実でご

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