国土交通委員会
○岡野参考人 私は、道路については、実は、民有化といいますか民営化には余り賛成していないわけです。 アラン・ウォルターズという有名なイギリスの経済学者がおりまして、彼は非常に自由主義者で、道路についても民営化したらどうかという提案をしながら、自分で検討しております。 民営化が非常に成果を上げるというのには条件があるんです。その条件は何かといいますと、一つは競争が存在する、二番目が技術革新が速いということです。技術革新が速ければ、
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発言数 76件
初発言日: 1977-04-27 / 最新発言日: 2003-03-25 / 1 ページ目 / 全体 4ページ
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○岡野参考人 私は、道路については、実は、民有化といいますか民営化には余り賛成していないわけです。 アラン・ウォルターズという有名なイギリスの経済学者がおりまして、彼は非常に自由主義者で、道路についても民営化したらどうかという提案をしながら、自分で検討しております。 民営化が非常に成果を上げるというのには条件があるんです。その条件は何かといいますと、一つは競争が存在する、二番目が技術革新が速いということです。技術革新が速ければ、
○岡野参考人 私の見解は、きょうお配りしました一枚のレジュメと、それから、以前書きました「「天下の公道」を「私」すべからず」という題のペーパーと、日本交通政策研究会という私たちが勉強しているところで、藤井彌太郎氏それから杉山雅洋氏と三人で、長らく有料道路の問題に携わってきた者として、この際、説明する責任があるんじゃないかというので書いたものでございまして、詳しくはこれを読んでいただければ一番いいと思います。 したがって、ここでは、今
○岡野参考人 お答えいたします。 私、プール制というのも、我々がかなり関係があるわけですが、最近もちょっと、地方を見てまいりましたけれども、我々が東京で見ているのとはやはり違って、地方に行きますと、初めて、ああ、なるほど、そういう点で彼らが高速道路をつくってほしいというのはわかるんですね。ただ、あと、結局問題は、では、それをどうやってつくるかということだと思います。 もともと、プール制にしましても、エゴというのは最近の話でありま
○岡野参考人 少し誤解がおありになるんだろうと思うんですが、自動車重量税というのは、収入額の四分の三が国です。それから、四分の一が地方の道路目的税となっております。そして、国の収入の四分の三のうちの八割は、これはいろいろいきさつがあるわけですが、道路の財源とするということが既に非常に前から決まっておりまして、したがって、形式上は一般財源ですが、実は、ずっと使われてきた経緯からいいますと、道路特定財源なんです。 ですから、こういう表現
○岡野参考人 お答えを申し上げます。 現在の財政の状態では、今の計画をそのままやるというのは多分難しいだろうと思います。計画は、要するにテンポの問題であると思います。そのテンポを、めり張りをつけながらやっていく以外にないだろうと思います。 それから、第二の、特定財源制度の問題ですが、道路特定財源制度については、私はもともと堅持すべきだという考え方です。 前にも申し上げたことがあるんですが、これは、ある意味では受益者負担の最も
○岡野参考人 お答えを申し上げます。 プール制と償還主義が問題で、特にプール制に批判が集まっているわけですが、先ほどもちょっとお話ししましたけれども、実は、プール制について、これを導入するときでも、私たちまだ若かったですけれども、随分議論いたしました。議論した結果、やはりこれをそのままにしますと非常に不採算のものがどんどん取り入れられる可能性があるというので、五〇%ルールというのをつくりました。 五〇%ルールというのは、新しくつ
○岡野参考人 先ほども、この点、問題になりましたけれども、実はやり方が幾つかあるわけです。 織方参考人も言われたように、一つのやり方は、道路公団に補助をして、そして料金を上げさせないでやらせるというのがあります。しかも道路公団の経営は悪くならない、そういうことでできます。 もう一つは、今の直轄方式で国がやる。国がやるというのは、道路公団が有料道路として道路整備を始めたのは、先ほどもちょっとお話ありましたけれども、もともと、日本の
○岡野参考人 今、もう一回全部チェックしようということはあり得るとは思いますけれども、実はもうそのときにチェックしているわけですね。それから、地元ではそれなりのちゃんと計画をつくって、そして出して、それらしいものが出てきたわけですから、それが、今滞っているか、あるいは変わっているかということのチェックは必要かもしれません。 ただ、そうなりますと今度は、その中でも、それを越えて、別のところにもっといろいろあるんじゃないかという話があれ
○岡野参考人 それでは、簡単に意見を申し上げます。 今度の直轄方式ですと、今お話ありましたように、三対一で、地方が一負担することになっております。今までの直轄国道の新築、改築が、三分の二が国で、三分の一が地方でした。そして、高規格幹線道路の改築の場合だけが、十分の七が国で、十分の三が地方でした。それと比べますと、四分の三ですから、今度は国が十分の七・五になりますから、残りの二・五になりますので、前よりも減るわけです。しかも、それを自
○岡野参考人 それはネットワークによるわけでして、今お話しいただいたところは、六十キロとおっしゃったんですが……(高木(毅)委員「五十キロです」と呼ぶ)五十キロですか、その残っている部分を見ますと、多分、費用効果分析しますと高いはずです。というのは、ほかがあるから、つながることによってほかがあるということの恩恵も受ける。ですから、同じ五十キロで、新しく、全然ないところに五十キロをつくるのと比べればはるかに高いはずです。 それがネット
○岡野参考人 民営化推進委員会の方々は、大変実はお気の毒だったと思うんですね。初めから民営化を前提とした議論をしなきゃならないというのは、もし私だったら、非常に難しかったと思います。 実は、あの法律をつくるときの委員会に参考人で出ておりまして、賛成しました。しかし、大変苦渋の賛成でありました。範囲が非常に広い。限りなく公的なものに近い民営というのもあるし、もう全く純粋に民営というのもある。私が大体想定したのは、もう非常に公的なものに
○岡野参考人 ただいま御紹介にあずかりました岡野でございます。 道路関係四公団民営化推進委員会の設置法案につきまして、私の意見を申し上げたいと思います。 私自身、偶然ですけれども、東大を昭和三十一年に卒業しまして、その三十一年に道路公団ができました。私、たまたま交通経済学を専攻いたしましたものですから、それ以来ずっと道路公団とのつき合いはあったわけでございます。考えてみますと、今まで有料道路制度によって日本の道路整備は非常に進ん
○岡野参考人 今御指摘ございましたように、ネットワークの責任については、基本的には国にあるというふうに考えます。 ただ、具体的にだれがどういうふうにつくるかというふうな話になりますと、これはいろいろあり得ると思います。最近では余り人気がありませんけれども、私は、国土計画というとちょっと問題がありますが、国土をどういうふうにしていくかということについて国がやはり責任を持っているわけでありまして、その中の道路というのはやはり非常に重要な
○岡野参考人 効率的な整備とおっしゃるのは、多分できるだけ低いコストで整備するということだろうと思いますが、よろしいでしょうか。 私は率直に言いまして、現在の道路公団がコストをミニマムでやっているとはひとつも考えてはおりません。実際に、技術者というのは一般にそういう傾向があるんですけれども、いいものをつくりたいという傾向が非常に強くございます。確かに、でき上がりますといいものができて、長もちすればいいわけですからいいんですけれども、
○岡野参考人 実は、私はこれに責任があるものですから。 少なくとも国が約束したということについてはそのとおりであるわけです。ただ、いつ、どの順番で、どういうふうにやっていくかということについてはもう少しフレキシブルに考えた方がいいだろう。現在の状況、あるいは将来を少し考えて、そして、もし手をつけるとすれば、今欠けている部分でそれを結べば交通量がふえるところ、そういうような場所を選びながらやっていくほかないわけでして、九千三百四十二に
○岡野参考人 私は率直に言って、国鉄再建監理委員会のことを頭に入れたんですが、今度は八条委員会ですから性格が違いますけれども、国鉄再建監理委員会のときには、私も、何回か意見を聞きたいから来いといって伺ったことがあるんです。 そうやって虚心坦懐、外からの意見を聞ける状態にある人、ということは、逆に言いますと、今まで余り旗幟鮮明に自分の意見がある人は排除した方がいいだろう。その方たちは、今度自分で曲げて結論が出るということについては非常
○岡野参考人 初めに、ちょっと訂正申し上げます。 国鉄再建監理委員会が三条委員会だと、私の間違いで、あれも八条委員会だったそうです。訂正させていただきます。 今のお話ですが、大変難しいんですね。ネットワークがどうあるべきかということについて言いますと、いろいろな指標があります。先ほど加藤さんがおっしゃった可住地面積当たりの高速道路、これは実は高速道路がいかに多いかということを表現するためにつくった尺度でありまして、かつてある学者
○岡野参考人 できればできるだけ中立的な方の方がいいのであって、地方から出てこられれば全部地方をバックにしょってくるわけですから、やはり地方にたくさんできるような、何といいますか、解決策をお考えになるだろうと思うのですね。その点ではちょっとどうかなという気がいたします。 先ほど私が申し上げたことですけれども、実は国鉄再建監理委員会のときに私も何回か呼ばれて行ったわけですが、例えば三島の持参金方式というのがあるのですけれども、あれは実
○岡野参考人 国幹審のような、ああいう国の最高のレベルのところで最後の最後の全体を決めるということの必要性は私ははっきり認めております。 私は最後の二回しか実は関係ございませんで、特に最後のときには熱を出してしまって休んだものですから、その前の一回しか出ていないわけですが、何しろ委員の方が、国会議員の方がたくさんいらっしゃいますので、それから大臣もいらっしゃいますから、とても長い時間、そこで議論するというわけにいきません。したがって
○岡野参考人 私が道路公団バッシングというふうな話を書いたり、あるいはしたことがございますけれども、例えば北海道の例の十勝清水と池田の間ですが、ああいうところだけできて、あそこにクマしか通っていないとかそういうのを持ってきますと、あたかも全部そういう道路をつくっているんじゃないか、そういう印象を国民に与えるわけであります。たまたま私が何か新聞で一回出たときにも、すぐ一般の、全然知らない方から投書がありまして、こうこうこういう状態なのに、